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呼んでくれてありがとう

今、大学病院に入院しています!
昨夜、看護師さんから、聞いたこともない言葉を聞いたのです!
同室の83歳の歩けない老婦人の、排泄の世話をしている時でした。
呼んでくれてありがとう!
心臓がドキンと音を立てました!看護師から、こんなコトバは聞いたことありません。排泄の世話が終わった看護師さんを、追いかけて聞きました!なぜそんな言葉が出るのかと。
すると、転倒のリスクがあるからです!私達を呼ばないで、転倒して骨折したり、頭を打ったりして怪我をする人が多いのです。遠慮して呼ばない人が多いのです!だから、呼んでくれてありがとう!なのですと語ってくれました!
涙が自然にこぼれました!これが看護の真髄だと!
すると、その看護師さんは、照れますねって、私を抱きしめてくれました!これを書いている今も、涙が溢れます。
34年前、乳ガンの手術を受けて。病室の朝を迎えた時でした。右手は患肢で動かず、左腕には点滴の管。その私に担当看護師が、顔拭きタオルを胸の上に投げて寄越したのです!思いがけないことなので面食らい、酷い仕打ちに落ち込みました!ガンの手術でさえ、まだ受け入れられないのに!なぜ?なぜ?1年後再発しました!
そんな経験があったので、昨夜の看護師さんの言葉は衝撃でした。この病院で良かった!❢心から思いました!その病院は、広島大学附属病院内科です!!!

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