ついにダブリンへ
アイルランド旅行記 2001年 8月~その7~
8月10日
今日の朝食は、アイリッシュ・フル・ブレックファーストだった。ポリッジ(!?)が固めてあるものと少しのシリアル、目玉焼き。トマト、マッシュルーム、プディング、ベイクド・ビーンズ、ジュース(酸味があってきれいな赤色)、紅茶。とても美味しかった。
今日はスライゴーからアイルランドの真ん中を突っ切って、首都ダブリンへ。空の雲がすごくきれいで、鳥の羽を散らしたみたい。アイルランドでは、空が低く感じる。空の境が二つあるみたいに、雲と雲の間がかなり開いて見える。
キルメイナム散策。皆がキルメイナム刑務所の見学をしている間、私は同じツアーに参加していた日本人女性と一緒に、刑務所から向かって右側に歩いて行った。かなり歩いても特に見るべき場所はない。教会があったが、中には入れなかった。またしばらく歩いてスーパーでアイスを買った。その後、今度は大きな教会に出た。教会のちょっと洞窟みたいな所のくぼみに聖母マリア像があった。頭上にカラスが止まっていて、最初カラスも像の一部だと思っていたのでびっくりした。教会の中に入ると、床は木造できれいなステンドグラスやモザイク画があった。神父様がお祈りをされていて、皆で唱和していた。帰る際に祭壇に向かって片膝を曲げるしぐさをしていた。教会出てまた歩いていたら、今度は教会の壁の一部が残っていたので思わず写真を撮った。
14時過ぎに首都ダブリンに着いた。ホテルにスーツケースを預けると早速、明日の自由行動のために観光案内所へ。その後トリニティ・カレッジにケルズの書を見に行った。見る価値があるもので、とても精緻に描かれていた。何百年も前に作られたものがこうして保管されているのは、本当に素晴らしいと思う。そして階段を登ると大学図書館になっていた。床から天井までびっしりと埋め尽くされた書物。古書の匂いが立ち込めた空間はとても心地よく、こんなところで一日中本を読んで過ごしたい!!と思った。最古のアイリッシュ・ハープには、美しいレリーフが施されていて、どんな音色を奏でるのだろう・・・と思った。
それからアイルランド国立博物館へ。45分くらいしかなかったので、急いで観て回ったが、あまりに美しくて前を離れられない展示品もあり、ぎりぎり観たいものだけ観れた感じだった。図録を買ったので、帰国したらゆっくり見よう。
夕食まで時間があったので、ホテルへ帰りがてら少しショッピング。とあるお店でクラダリングの手頃なものを見つけたので、ついに購入!早速身に着ける。明日は、ニューグレンジに行けますように・・・!!
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