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明日のための
会社の人事異動で4月1日付で異動になる。この会社で、自分の立場の人間がたった2年で異動するのは異例で、告示されてから、会社の人がよそよそしい。
この人は会社から見放された、困ったチャンだ、と思われているんだろうな、と感じてしまう自分がいる。親しい先輩には、今までは上手くやってきたのにどうしたの、と言われた。
自分は何も変わっていませんけど、変わらなかったことがマズいんですか。わけがわからない。ただ、現実は現実として受け止めないといけないのはわかっているつもりです。
社内事情をわかる社外の知り合いに今回の異動のことを伝えると、自分も同じような経験をしたと言われた。実際、その人はその会社をやめている。彼は元銀行員だけど、自ら退路を断ち、持ち前のバイタリティを活かして、今やりたいことをがんばっている。すごいなぁ。
明るい彼の言葉に癒されて、元気をもらう。彼の一言一言が本当にありがたい。
あと30年は仕事をしたいと思う。せめて父親が亡くなった84歳まではがんばりたい。今は耐え忍び、1日1日を大切にして、未来につなげるための1歩にしたい。明日のためのその1って、古い言葉だけど、そんな心境です。
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