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藤袴を知る 秩父郡長瀞町 秋の七草寺 臨済宗妙心寺派金嶽山法善寺 私の百寺巡礼269

法善寺も野上駅近くにある長瀞町秋の七草寺の1つだ。


法善寺は、山号を金嶽山と称し、武州鉢形領男衾郡甘粕村泉福寺末と古書に記されている。本尊は阿弥陀如来で、他に廃寺となった金龍山妙音寺の本尊であった十一面観世音も安置されている。
開基は、初代天神山城主藤田右衛門佐康邦で、康邦は同時に寄居町の正龍寺も開基した。藤田氏の所領は、秩父白鳥郷と藤田十六郷で、後に北条氏康の三男の氏邦を養子に迎え、自らは花園城に引退し、弘治元年(1555)九月十三日死亡したが、位牌は前記開基の両寺に安置されている。
寺宝の和銅は、裏山の金ヶ嶽より落下したものといわれ、山麓の「銅の入」には現在でも自然銅が落下するという。
またこの地は和銅の遺跡として知られ、採銅抗が今でも数抗残存している。(長瀞町掲示より)

行く前の事前調査では、秋の七草寺しか頭になかったのだが、ここ法善寺は枝垂桜で有名らしいのだ。

やはり、春に来るしかないか・・・


藤袴、綺麗すぎるううう

お堂、鐘楼、昔ながらの宝は素晴らしかったのだが、それら全てを覆うように群生する藤袴に感動してしまった。
まだ一部咲きと言ったところか。秋になると又違った顔を見せるのだろう。
楽しみである。

藤袴 堂宇鐘楼 輝けり

臨済宗妙心寺派金獄山法善寺
秩父郡長瀞町井戸476
秩父鉄道野上駅より徒歩15分

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