スタートアップにJOINして2ヶ月で退職してニートになった話
久々の投稿ですね。
最近は忙しすぎてそんなことも完全に忘れていました。
さて、前職では渋谷のITベンチャーでCA(キャリアアドバイザー)をやってた私ですが、
実は5月末に退職してスタートアップにJOINしました。
(カタカナは嫌いだけど正社員ではなかったのであえて入社という単語は控えてます。)
そしてなんとたったの2ヶ月で退職してニートになってしまいました。
同僚がこの数ヶ月をnoteに書くと言っていたので僕も便乗して退職エントリのようなものを書こうかなと思います。
辞める事になった理由として他責のものもありますが、
総じてJOINする前に判断できなかった僕の責任にあります。
その手のマサカリの相手したくないので先に言っておきます。
大好きなITベンチャーの退職
まずは前職を敢えて退職する事にした理由。
正直めちゃくちゃいい会社でした。
数年後ならまた一緒に働きたいと初めて思えた会社です。
CAとして働いてましたが、おかげで自分のキャリアとも向き合うことができたし、メンバーも大好きだったし本当に最高の会社です。
退職理由ですが、この時の会社はもう創業7年くらい経ち、
親会社も安定しているため新規事業をバンバンやっていく流れではなかったです。
僕は当時(2019/01)は新規事業などにどんどん関わって行きたいと考えていたため、外に出てもっと新しいことをやりたくなり、
上長や代表とも相談した上で退職する事になりました。
つまり円満退社です。
不満は怖いくらいに何もないです。
強いて言えばCAとしての仕事はなかなか大変だったことくらいです笑
そうこう考えているうちに後輩から、
新卒でJOINしたスタートアップでエンジニアが足りてないから、
よければ来ないかと誘われた。
タイミングがいいことも相まり、代表と繋げてもらい2つ返事でJOINが決まりました。
それが2019/03の話です。
その後無事CAやってた会社にも人が新しく入ってくるということで、
心配事も特になく去っていくことができました。
スタートアップにJOIN
さて、無事JOINが決まりました。
フルコミットは2019/06からでしたが、段階的にハーフコミットを進めて行きました。
2019/04/01
週1ペースで会社の状況や開発の進捗などを教えてもらいながら、
開発環境を整えたりしてました。
この時のメンバーは、
代表、技術顧問、後輩(エンジニアの卵)、デザイナー、エンジニア学生
そして僕を含めた6人でした。
2019/05/01
GWの後半、ちょうど1日からハーフコミットが本格的に始まりました。
GWは毎日出勤し、GW明けからはCAとして仕事をやり、それが終わったら移動して12時まで仕事みたいなことをやってました。
しかも運悪く友人の受託案件がまあ炎上、徹夜を続ける日々でした。
これ自体は良かった。
だがしかし、
2019/05/01の段階でまずエンジニア学生がやめて、社会人インターン(エンジニアの卵)と入れ替わっていた。
大幅な戦力ダウンである。
そして技術顧問(50歳くらい)は膝を骨折して入院している。
しかも、技術顧問以外のメンバーは技術顧問が何をやっているかを把握できておらず、プロダクトの進捗もわからない。
エンジニア学生はそこそこ優秀だったが何も引き継ぎをせずコメントの残されていないソースコードとmaster commitを繰り返したGitの履歴だけ残して行きやがった。
私はもともとリードエンジニアとして入る予定だったが、急遽私がPMをやる事になり、後輩と社会人インターンの環境構築を進める。
プロダクト作りがデザインドリブンだったため、
デザイナーから画面一覧を共有してもらい何の機能が必要なのか整理する。
そして細かいタスクに落とし、工数を計算して、メンバーに割り振っていく。
それだけでGWを充実したものにするのは簡単だった。
技術顧問にはリモートで開発をやってもらい、ハーフコミットであまり時間的余裕のない私は後輩と社会人インターンの質問を受けたり、工数を管理したりして何とかリリースに間に合うように頑張った。
2019/05/21
社会人インターンが辞めたいと言い出した。
ネガティブな理由もあったかもしれないが、
本人の口から聞いたのは、
インターンを通していろんな会社を見たいというものだった。
元CAとして寄り添って話を聞いた上で、私としての見解も添えてあとどうするかは任せると伝えた。
一つ気がかりだったのは技術顧問がリモートを頻繁にしだして、
連絡が取りにくくなっていたことくらいだった。
まあギリギリ何とかなるだろうと思っていた。
2019/05/24
事件は起きた。
すみません。松葉杖で傘がさせないので 雨が小降りになるまで 自宅で作業させて下さい。
定期が切れてしまいました。今日はリモートで作業します。
大変申し訳ありません。体調不良で遅れます。
こんな感じで遅れると言って休んだり訳の分からない理由でリモートを続けていた技術顧問。
定期が切れてしまいました、リモートで作業します。はほんと草しか生えない。
ある意味尊敬します。
そんな技術顧問だが、
リリース1週間前にして飛んだ。
飛んだのである。
我々はびっくりですよ。
そして任せていたタスクはちゃんとできているという報告が上がっていたのでソースコードを見てみると、
何と何もないのである。
何も終わっていない。汚いソースコードをとりあえず全力でリファクタしたところ残ったのは内部認証とhtmlファイルのみだった。
後輩と僕は焦ったが、まあリリースするしかねえし死ぬ気でがんばっぞって感じで、ちょうど技術顧問が飛んだ日は僕の退職日でもあったので、
そこから1週間死に物狂いで仕事をした。
徹夜もした。
初めてのRailsだがProgateをやるよりもよっぽど力になった。
インフラもクッソ苦手な中エンジニア仲間の力も借りながら何とかリリースに漕ぎ着けた。
もはやランナーズハイになって気持ちよかったです。
タバコとかお酒のボトル一気より全然気持ちいです。
という感じで無事ハーフコミットは終わり退職も終わりフルコミットに移行です。
フルコミットスタートから退職まで
まず無事にリリースが完了して、そこから僕の仕事はコーディングよりもマーケティングや採用、プロダクトの方向性などビジネス面の仕事になりました。
あと一応肩書きがプロダクトマネージャーだったのでデザイナーと後輩のモチベーション管理をしつつ初めてのスクラムに挑戦したりと、
業務の面だけでいくと非常に充実してました。
チームメンバーは大好きでした。
じゃあ何で辞める事になったか。
大きく分けて2つある。
1. 代表のコミニュケーションがなってない
あえて"なってない"って言葉を使いました。
代表は学生起業家でまだ若く、社会人経験が少なかったからなのかもしれませんが、
採用面接や営業に来てくれた人への接し方や対応、
メンバーへの仕事の投げ方だったり聞き方がなってませんでした。
そこの尻拭いは非常に大変だったし、
それによりメンバーのモチベーションも下がったりと大変でした。
まあこれ自体は百歩譲ってよかったのですが、
指摘しても治らないし何なら治す気も無いように見えてしまい、
非常に残念で仕方なかったです。
2.代表から本気度を感じれなかった
全く本気度を感じなかったです。
なぜこの事業をやるのかを熱く語ることもないし、
すぐに他のメンバーに責任を持たせようとする。
そして事業の方向性はコロコロ変わる。
また、技術顧問の時同様どこで何をしているのかも分からなくなった。
そんな状態が続くわけもなく、
他のメンバーも辞めたそうな雰囲気出してたりとか、
開発が必要なくなったからと言って後輩をエンジニアとして採ったのにエンジニアリングはさせれないとか言い出すはめ。
誘ってくれた後輩に僕から言わないといけなくなったので非常に辛かった。
前職のITベンチャーでは人を大切にしてミッションを非常に大事にしていた。
だから余計に現在の会社の状況が嫌だった。
ということで、会社にはすごく申し訳ないが辞める話をした。
幸い採用がうまく言っており年長者で実績のある人が入ってくれる事になっていたし開発は必要ないらしいのでちょうどよかったです。
え、なぜ...みたいな発言をされたがまあオブラートに包んで伝えた。
正直に言ってメンヘラにでもなられたら困る。
退職交渉でまた事件
そしてまた事件は起きる。
8月から9月末まではハーフコミットでやっていくと言う話になったのだが、
当然のこと金額を下げたいと言ってきた。
だがしかし元々が低すぎたのでこれ以上は下げれませんと伝えた。
そしたら何と...
Twitterで悪口書かれた笑
残念ながらしょうもなさ過ぎてスクショも消してしまったが、
退職を前提として給与交渉をしてくるのはずるいとか何とか。
あまり詳しくは書いてないですが、僕から見ると事実とは異なることをTwitterで書かれたわけですよ。
おこ。
なので、給与の交渉を取り下げた上で7月いっぱいで辞めると伝えました。
弁解を初めて、謝ったと思いきや法律をかざしてきたりしたがこれでも自分を守る術は持っている。
無事撃退し、晴れて2019/08/01でニートとなった。
終わりに
めちゃくちゃ長くなりましたね。
駄文ではありましたがまあこんなことがありました。
スタートアップだからこ採用する側もされる側も見るめを持たないといけないですね。
なおニート生活意外と楽しいですが早く職を見つけないとニートからホームレスになる可能性まであるので何とかしないとですね。
おそらく他のメンバーも退職エントリ的な何かを書くと思うので、
楽しみにしてます。
Let's Enjoy NEET!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?