”自転車のプロ”による洗車の極意

2021年1月25日 18:32

自然環境リテラシープログラム，多気・紀北”サイクリング”コース　第2回　2020年　12月19～20日

みなさんこんにちは～　三重県大好き芸人こと，shakuです！笑

私は三重大学生物資源学部に在籍している大学生です．海なし県の埼玉出身で，三重県に来て4年が経とうとしています．自然環境リテラシー学は受講生として1年，学生スタッフとして2年携わっています．

この記事を読むと，ロードバイク及びマウンテンバイクなどの洗車の仕方について知ることができます！

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さて今回は，多気郡多気町にある「勢和の森マウンテンバイクコース」にて，マウンテンバイク体験，その後，使用したマウンテンバイクを洗車し、｢参加者としての目線だけでなく，事業者としての目線を体験・勉強する｣プログラム．本プログラムでお世話になっているのは，｢サイクリストの秘密ラボ・フラスコ｣の西井匠さんと「cazacle」の西井勢津子さんのお二人．なんと匠さんは，スポーツ科学の博士で，2008年北京オリンピックMTBチーム監督やMTB日本代表チーム元ヘッドコーチという最強の経歴を持つ自転車のプロ中のプロである！🚴

↑　お世話になっているガイドのお二人（cazacleのHPより引用）

1日目は，勢和の森マウンテンバイクコースにて開催されている「MTBの学校」に参加させていただいた．大学生たちは，小中学生の面倒を見るという立場であったが，マウンテンバイクに乗ったことがない．笑
ということで，イチから教えていただく．マウンテンバイクの特徴，乗り降りの仕方，ギアの変速の仕方，マウンテンバイクでの体重移動の仕方など，親切丁寧な指導！

↑　上るときは前傾姿勢

↑　下るときはお尻を後ろにつきだすイメージ
（誰よりも姿勢が良かったのは先生笑）

午後からは，小中学生と共にいざマウンテンバイクコースへ！これがなんとまあガチ！笑　もう山やん．マウンテンバイクだから当たり前か～，と思いつつも，なんか不思議な感情．

山に自転車でいるなんて，新鮮．

前半の小学校低学年は，わちゃわちゃでまとめるのが大変．指導者の苦労を身に染みて感じた．一方で，後半の小学校高学年以上は，「大学生おせーよ．」と言わんばかりの快走．ついていくだけで必死なマウンテンバイク初心者大学生．これがマウンテンバイクの学校で鍛えられた成果か...ｽｺﾞｲ(-_-;)

私は趣味でロードバイクに乗っているので，自転車の楽しさを知っているつもりでしたが，マウンテンバイクの楽しさは感じたことのない楽しさでした．同じ自転車なのに，こんなに楽しみ方が変わるのか！これはまた沼にハマりそうだ...💸💸💸

2日目は，昨日使ったマウンテンバイクを自ら洗車した．マウンテンバイクも楽しみだったのだが，洗車のやり方を学べるのも非常に楽しみだった．というのも，私は普段からロードバイクに乗っているにもかかわらず，洗車をしたことがなかったからである．綺麗なバイクに乗りたいのだが，やり方が分からずそのまま乗ってきた，という状況だ．

では，"自転車のプロ"の洗車の極意を記していくゾ！

↑　自転車のプロ，西井匠さんの洗車講座

①水洗いする前にチェーン回りを洗う！
　後輪を浮かせた状態で，専用工具を使い，チェーンの油汚れを落とす．極意は「油汚れは油で落とす」だ．青色の洗浄剤も，チェーンを洗うと真っ黒になる．

②自転車全体を水洗いし，洗剤で洗う！
洗剤で洗う．極意は「優しい水をたっぷり，モコモコ泡で撫でる」だ．車軸の中まで水が入ってしまうので，勢いのある水はNG．ゴシゴシ洗うというより，優しく泡で撫でるイメージだ．

③水で泡を落として，乾燥！　そして，注油！
優しく洗った後は，水ですすぐ．この時も「優しい水たっぷり」を忘れずに！乾燥後は，すぐに専用油を注油する．シャンプーをしたら，コンディショナーをするのと同じだ．注油をせずに走ると，パーツが傷んでしまう．注油の極意は「チェーンの目に合わせて適量を注油する」だ．油はチェーンの中にあればよいので，スプロケットなどには行わない．これをしてしまうと汚れを集める原因になってしまい，逆効果である．あて布をしながら確実にチェーンの目に塗布する．なじませた後，余分な油はふき取る．