パワー99における青白コントロールについて



はじめに


 今回パワー99の大会において、2人目の複数回優勝者となったらしいので、そのどちらの大会においても私を優勝に導いてくれた「青白コントロール」について書こうと思い立ち、初めてNoteという物を触った次第である。

初期案

 知り合いから謎のフォーマットパワー99の存在を聞かされ、とりあえずデッキ組んでこいと言われたのでデッキを組むことになった。
 とりあえず、未知のフォーマットは全除去コンが板という考えで、パワー99のカードリストから「すべて」と書かれたカードを見る。どうやら白いラスは揃っているらしい。では私の大好きな青白コンを組もうと思い、青と白のカードをとりあえず全部見てコントロールに使えるものを洗い出していった。しかし、あまりにも未知のフォーマットだったので、知り合いの中にパワー99をやったことがある人間を探した結果、PD界の雄であるnanaiperさんがやったことがある事が分かり、コンタクトを取り、デッキを組んでいった。
 最初期案なので途中でデッキリストを変えながら調整したのと、記憶から掘り返して書いているので、差異はあるとして概ねこの様な形である。

パワー99第11回世界大会

 調整会後、大会には勿論出るよなぁ!となったので、デッキリストをちょくちょく変えながら大会に挑んだ。

 どうやらリアニメイトデッキを組めるらしいというのを風の噂に聞いたので、サイドに記憶への開放を投入。リアニメイトで出てくるクリーチャーはゼタルパが第一本選として、パイロットにするという謎カードを投入。オケチラ最後の慈悲と臨機応変に使える原野の脈動とを入れ替え。メインリストはちょっと変えただけで概ね変動なし。
 大会結果を書いていくが、おおよそ半年前の事なので記憶が多少間違っているかもしれないが、その際はこそっと教えて欲しい。

第1回戦VS青緑集団変身


 1戦目ではトークンを潰しながら、殴っていたら普通に勝ってしまったので、事故った青緑コントロールでトークンで顔やPWを守って戦うデッキなのだろうと思いサイドボード。
 2戦目にライフが十分にあって、ギデオンの+をしながら殴っていれば、負ける事はないだろうと思いながら戦っていたところ、いきなり飛んできた集団変身。まあどんなファッティが出てきた所でギデオンが守ってくれるし、次のターンには勝てるなと思いながら通したところ、先端生物学者が飛んできた。誰だ君は。そのまま特殊勝利が決まって敗北。
 3戦目、コンボデッキだと分かったが、トークンを除去するのを辞めてはならない。かなりサイドボードが難しかったが、最終的には打ち消し合戦を乗り越えて、集団変身に総崩れを合わせてとなかなかの苦戦しながら勝ち。

第2回戦 VS赤白アグロ

 もの凄く申し訳ないのだが、仮想敵過ぎてあまり覚えていない。スカイクレイブの大槌って強いんだなぁと思った程度。全除去してたら、不安定な象形橋も水の辺村の合戦も当たらないと、思ったより全除去が全除去じゃないなと思った記憶。

ID

 2-0-1で確定上がりだしIDするかーとなったのでID。ただ待つのも暇なのでそのまま対戦相手とフリプ。青緑のクロパ及びコントロール系デッキは調整会でクソほどやったので、まあこんなもんかと勝ち

SE1回戦目VS4Cアーティファクト

 申し訳ないが、余りにも長い戦いだったので疲労も相俟って2戦やったのか3戦やったのかも覚えていない。 一つあるのはインスタント除去が全然ない弱さとアーティファクト対策を全然してない弱さを実感した。ミストメドウの消滅者と編まれた網が強い強い。インスタント除去がないのは仕方ないとして、アーティファクト対策カードがないのは問題だと思い、幸運な生き残りや、質素な命令、浄化の輝き等を入れる事にしたのは間違いなく彼のせいである。

決勝 VS青緑クロックパーミッション

 青白コンVS青緑クロックパーミッションは恐らく5分なのだが、重めのクロックパーミッションだったので恐らく有利。青いクリーチャーでまともに強いクリーチャーは少ないのでテフェリーの濠を緑と言いながら霊異種にアンブロ付けてぶん殴ると大体勝てる。
 というよりは、カードパワーをうまく押し付ければ、1枚1枚のカードパワーは、夜群れの伏兵以外は青白コンの方が高いので、気がついたら勝ってるとなりやすい。青白コンはカードパワーでぶん殴れるから成立するのだ。

結果:優勝

現在のデッキリスト

 最近はバントコントロールに浮気をしていたが、青白コントロールに爆裂な強化が来たので、久しぶりに青白コントロールを握ることにした。
 その爆裂な強化というのは、「有角の湖鯨」と「神秘の合流点」である。

 有角の湖鯨は、万全//番人のほぼ上位互換である。
 万全は自分のクリーチャーをデッキトップに返せたり、ブロッククリーチャーも戻せたり、あえて弱いクリーチャーに当ててデッキトップ固定をするような小技が存在するので一概に万全が悪いとは言わない。言わないが、除去として使った呪文がフィニッシャーになるのはあまりにも強い。
 なんなら6/6/6護法2としてぶん投げても強い。瞬速で出すとブロッカーにならないので、除去やカウンターをする気がないorメインで動いてもマナが余る場合は、メインでちゃんと投げよう。アンタップ状態で出るぞ。瞬速クリーチャーは相手ターンに出してこそだと思うかもしれないが、それは違う。瞬速クリーチャーは強い時に出すべきなのだ。

 神秘の合流点は、殆どクリコマ(謎めいた命令)である。なんなら3回のモードをうまく使えるとクリコマより強い。ずっと落ちてこないかと半年待ったカードなので流石に強い。このカードは全除去であり、ドローソースであり、打ち消しなのだ。クリコマを使うためにモダンを初めた人間がこのカードに興奮しないはずがないのである。

 こんなに強力なカードを手に入れたのでデッキリストは結構変わった。


 デッキリスト75枚全てに意味をつけろという至言があった気がするので、今のデッキの採用枚数の理由を左上から話して行こうと思う。

メインデッキ

  • タッサの介入4:最軽量の3マナ打ち消し。ドローソースとしても使えるが、ドロソとして使うより打ち消しで使う方が強いと思ってる。序盤さえ耐えれば青白コントロールは強く、後半引いてもマナさえ払えば腐らないカードであるのは間違いないので4枚。

  • 精神迷わせの秘本4:なぜかアグロ相手にも強いドローソース。ライフアドバンテージもハンドアドバンテージも稼げるカードが弱いはずもない。2マナ設置0マナ起動ができるのでランド2秘本キープができるのも良いところ。青白コンは除去と打ち消し、フィニッシャーのいづれかでも、固め引いた瞬間に簡単に死ぬデッキでもあるので、ハンドアドバンテージをきっちり稼がないといけない。減らしたいと思ったことがないので4。

  • 予期せぬ不在3:多分なんで4じゃないんだと言われると思うが、有角の湖鯨を絶対に4と書きたいから枠を譲る事となった点、ミシュランが対処できない点、対処できない置物が一つだけ置かれる状況は少なく、メインデッキからアーティファクトやエンチャントを対処することができる浄化の輝きの採用が可能となった点を加味して3にした。

  • 腹背//面従3:このフォーマット最軽量の打ち消し。別に脅威は去ってないし、テンポアドバンテージしか稼がないカードなので使い勝手はすこぶる悪い。悪いのだが、強い。アグロ相手に一旦テンポを取るのも、コンボデッキを妨害にするのも、コントロール相手の打ち消し合戦でも、2マナで打てるという1点だけで強いのである。面従側は腹背で戻したカードや、予期せぬ不在などで、デッキトップに戻したカードを宣言するのが、オーソドックスな使い方ではあるが、あまりそういう使い方はしない。最序盤のことを考えると、よっぽど強いカードじゃない限り、2T目には2マナ3T目には3マナのカードが使いたいので、2マナのカードを戻して使えなくしても、意味がないことが多いからだ。逆に後半は、どうせ手札に戻しても、同一ターンに唱えられるだけなので、面従を挟む余地がない。むしろこっちが殴ってる時に除去を宣言しながら殴る事が多い。後引きした時に悲しくなるほど弱いので3。

  • 拘留の宝球3:4と書きたいレベルで強い除去。しかし、最近の緑は気軽にエンチャントを破壊するし、白はとりあえず予期せぬ不在と書いてあるレベルなので評価が1ランク下がった。下がったのだが、予期せぬ不在や有角の呪文面は脅威が完全に去るわけでもないので、ちゃんと除去できてる寄りの拘留の宝球はきっちり枠を取りたいので3。

  • 証人隠滅3:ちょっと弱いラスゴ。2体巻き込んで打っても実はアド取ってないので、そこを意識しないとすぐ息切れするので気をつけよう。空の粉砕の方が強い場面も少なからずあるが、4T目に使うのなら証人隠滅の方が強い。加護をもたらす戦乙女や有角ごとラスで流す時に空の粉砕ならなーと思う事はある。そも審判の日とか神の怒りがないのが悪い。くれ。ちなみに3枚の理由だが、ラスゴ系のカードは3と書く宗教に入ってるのも有るが、このカードはクリーチャーを破壊して、相手にドローさせるカードなので、そんなカードを4とは書きたくないが、2と書いて4T目に毎回引いてくれというほど面の皮が厚くないので3。

  • 神秘の合流点3:めっちゃ4と書きたかったが、このカードは5マナのカードである。4+5のツーアクション取れるようにデッキを組んでいるが、5+5のツーアクションは辛いので3。

  • 浄化の輝き2:メインサイド含めて、このようなファクトエンチャント対策系カードは2と最低限書きたい。メインデッキの枠は足りなくサイドボードに入れたとて、そういうデッキにサイドするとして何をメインから抜くんだい?と言われた時に答えが出なかったのでメイン2。

  • ギデオンジュラ2:ラスが効かないフィニッシャーPart1。定着したらちゃんと勝つ上に自衛力が高い。更にギデオンがプラスと言っていれば、手札に何もなくても、マナがなくても、いきなり死ぬ事は殆どない。速攻クリーチャーやシステムクリーチャーもギデオンを殴らねばならないので、有角の当て先を作ったり、有角本人でブロックする事もできる。重ね引きしても、5マナのフォグとして運用できる性質上問題ないのだが、重ね引きしたい訳ではないので2。

  • 総崩れ1:もっと入れたいカード。インスタントタイミングでラスが打てて、自分ターンだと2マナ軽くなるんですよ!という気分。このデッキで唯一ミシュランをちゃんと破壊できる手段でもある。しかし、本当に枠がない。インスタント全除去という事で枠が被ってる!と言い張る精神異常筆者の手によって神秘の合流点に枠を譲る始末。なくなく1。

  • 有角の湖鯨4:上の方で散々強い理由を書いたので別に書かなくてもいい気がするが、2マナ除去枠とフィニッシャー枠を奪い去り堂々の4。

  • 霊異種2:ラスが効かないフィニッシャーPart2。ギデオンで殴りきれない相手には大抵霊異種が効く。コントロール殺しの1枚。パワーを上げて殴る事ができるのでキルターンがめちゃくちゃ早いのも特徴。私はアタックを上げながら殴るのが苦手なので、もっと強く使ってあげたいと思うばかりである。(モダンで青白コンを握っていた頃も、天界の列柱で殴り出すのが遅いと、よく兄貴から言われたものである)手札の何アクションを構えておくのか、マナを立てて相手に圧力をかけるべきたのか、追加のフィニッシャーを出すべきなのか、霊異種のパワーを上げるべきなのかと無限に考える事があるので苦手なカード。楽に勝ちたいから青白コンなんて物を握ってるのに……フィニッシャーとしての役割しかないので2。

  • 島5,平地3:神秘の合流点の時に書いたが、このデッキは4+5の9マナを目指す。そのためランドは26枚欲しい。気がついたら基本土地の枠が8枚しかなくなってしまったので、この枚数。予期せぬ不在の関係上、2T目に白白欲しいから平地の方が多くあるべきじゃないの?と思われるかもしれないが、有角の方が2T目に打ちたい点、このデッキのシンボルバランスは11:11で全く一緒で、霊異種を着地させた後、2回逃す想定で考えると若干青が多い方がいい点からこのバランス。

  • 港町,大草原の川,啓蒙の神殿4:青白が出る土地。特に抜く理由もない上にダブシンが多すぎるので全て4枚採用。

  • 這い回るやせ地3:ラスが効かないフィニッシャーPart3。4枚入れたい場合はスコフォスの迷宮を抜こう。クリーチャー化しなくてもプラスカウンターを乗せられる点や、クリーチャー化しててもプラスカウンターを乗せられる点は基本テクニック。無色土地のバランスや2枚育てる事はあっても、3体育てる事はないので3枚採用としている。

  • 爆発域1:土地を生贄に捧げるという行為が弱い。土地は伸びれば伸びるだけちゃんと出来ることが増えるデッキなので。しかしクリーチャーデッキに2,3枚入っているアド稼ぎアーティファクト、エンチャントに対して浄化の輝きは使いにくい。(クリーチャー除去モードを使うことが多いので)そういう時に輝くのが爆発域である。かなり限られた条件で強いカードなので1枚。

  • スコフォスの迷宮1:除去を全然引かないorラスで流れないクリーチャーに対して、なんとかできる土地が欲しいなと探した結果の1枚。そんなに強くないが、5マナ立たせておくとスコフォスの迷宮を構えているのか5マナアクションがあるのかがバレ難いのが良い。ずっと警戒してるのだが、ゼタルパをリアニメイトするデッキを見たことがない。弱いカードであるのは間違いないので1。

  • 広漠なるスカイクラウド1:青白どっちも使うカードは拘留の宝球しかないので概ねカスの土地。青も白も出る土地が欲しいよーと言ったら、どっちも絶妙に出さないカードにぶち当たった。無色土地と一緒に引くと嬉しい気がするが、概ね気のせいで、5枚しか入ってない無色土地より、12枚入ってる2色土地引けよと言うべきなタイミングが殆どである。島や平地の方が強い気もするが、無色土地を2枚引いていて、4マナの時に青青と白白を同時に構える時に必要な事がある。アンタップインである事を評価してギリギリカードなので1。

サイドボード

  • 斑岩の節1:このフォーマット最軽量の除去。弱いカードだとは思わないが、ラスを打った瞬間に壊れるので、噛み合いが悪い。軽いクリーチャーデッキ相手には出したターンに1枚破壊しつつ、次のターンに相手がクリーチャーを出すのを抑制するので、実質1破壊1バウンスのような動きをする。とても強いカードだが噛み合いの悪さから1。

  • 原野の脈動2:バーン系デッキやアグロ系デッキを絶望させるための1枚。私にとっては、ハースストーンの魔女の煎じ薬というカードを思い出すカードだが、こっちはインスタントだし、ライフが相手を越えなければターンを跨いで回復できる。逆に適当に殴ってると自分の回復量も減ってしまうので注意したい。とても強いので2枚。

  • 水の辺村の合戦2:ミッドレンジ相手に無類の強さのカード。3マナなのでピン除去として使っても悪くない。食物トークンを出した事はない。強いカードなので2枚。

  • 記憶への開放2:このフォーマットにある墓地対策カードを全部見たのだが、墓地を全て追放するカードの中では恐らく一番強い。一番強いと言ったが、普通に弱いカードなので、普通のデッキ相手にはサイドインしない。このカードが必要なほど墓地使うデッキ相手には、引かないとしょーもない。とせめぎ合った結果の2枚。

  • 加護をもたらす戦乙女:対アグロ決戦用カードでありつつ、メイン落とした時の急いで勝たねば時用カードでもある。もはやメインデッキに入れた方がいいんじゃないか?というレベルでサイドインするのだが、ラスが効く点、メインボードでは相手の本来腐るはずの除去が飛んでくる点などからサイドボード。メインに入れたいレベルで強いので2枚。

  • アショクの消去2:コンボデッキぶっ壊すカード。金輪際を使った結果、効いてるのか効いてないのか分からないというフラストレーションから入れた。打ち消すと一言も書いてないので、打ち消されないと書かれたカードも打ち消せる。なぜか捕らえた呪文は手札に戻って最低限テンポが取れる。個人的にかなり好きなカードだし結構強いと思ってるカード2枚。

  • 圧倒的な否定2:久しぶりに私は私のチームメイトですと宣言した。2マナ確定打ち消しであり、打ち消されない打ち消し。打ち消し合戦最強級カードではあるが、腹背で戻される点は注意。コンボデッキをぶっ壊すカードPart2でもある。強いカードだと思ってるので2枚。

  • 狡知1:対LO用サイドカードであり、対コントロール用カードでもある。対LOカードを隅の隅まで探して、まあまあ入れてもいいかなという気分になれるカード。強いか弱いかで言うと弱いし、1枚あれば最低限仕事するカードなので1枚。

  • 夢さらい1:一部のデッキを詰ませたり、雑にアドバンテージを稼ぐカード。普通に強いカードではあるが、1枚で勝てるカードであり1枚でいいカードでもあるので1枚。

 こんなデッキで挑んだP99大会。問題があるとすれば前日全く眠れなかったのでめちゃめちゃ眠かった事である。あまりに眠かったので内容に差異があるかもしれないが、その場合は優しく教えて欲しい。

第7回大猩猩杯

1回戦VS白緑ブリンク(変装,変異)

 1戦目死霧の猛禽を、軽い変異,変装カードで再利用してアドバンテージを稼ぎながら殴ってくる粘り強いデッキ。いつの日か変異デッキの層雲の踊り手にボコボコにされた記憶がフラッシュバックしたが、青くないから精神の安定を取り戻した。ヴァディクト寄越せ。閑話休題、緑白のカラーリングは速攻クリーチャーも少なくワンショットもされにくいので有利対面。しかしフィニッシャーを有角しか引かず、猛禽の接死が面倒臭い。青合流点のバウンスなどを使って無理やり盤面を開けてぶん殴って勝ち。

 サイドボードは、パワー2以下ばかりの変異デッキに水の辺村の合戦は効くのかと思いつつ、腹背や霊異種よりは強いと言いながら投入。

OUT

  • 霊異種2枚

  • 腹背//面従2枚

  • タッサの介入4枚

IN

  • 斑岩の節

  • 夢さらい

  • 水の辺村の合戦2枚

  • 原野の脈動2枚

  • 加護をもたらす戦乙女2枚

 2戦目、加護をもたらす戦乙女や夢さらいがポコジャカ殴った結果、ライフが50くらいになっていた。
無論そんな事をすると相手の体力は無いわけで
2-0

2回戦目VS緑白ブリンク(試作,偽装)

 2連続で同じようなコンセプトのデッキに当たったなと思ったら、こちらは試作を重めに見てる型。
 1戦目は普通に全除去を撒いていたところ、自然な溶け込みで出てきたトークンを、修復天でブリンクしたら王神の贈り物が出てきてびっくりした。びっくりしただけで、予期せぬ不在で帰ってもらった。
 2戦目のサイドボーディングは同上。青白コンにとっては、2/3も5/5も除去のしやすさは、あまり変わりはないので、土地が多少詰まったりはしたものの相性差を覆すほどでもなく勝利。
2-0

3回戦目VS青白兵士

 仮想敵Part3。しかし、新べナリアの守護者や、包囲の古参兵など対ラス性能は高めのデッキではある。
 1戦目はピン除去を当てながら鯨で早めにたたむ事で勝利した。
 2戦目、サイドボードは同上。宣告される残り15分、このままなら順当に勝てるかな、でもフィニッシャー出して隙晒すの嫌だし1-0-1でもいいかな、と思いながらラスを打った瞬間、飛んでくる不敗の陣形。勝てそうな手札は一瞬にして1T足りない手札へと相なった。負け。
 3戦目、制限時間残り僅か、なるべく勝てるようにプレイしたが、時間が足りず引き分け。
1-1-1の引き分け

4回戦目VSケルーガランプ

 1戦目、いきなり公開されるケルーガ。ランプ呪文がカスみたいなフォーマットであるP99において、ランプ戦術のケルーガ?と思ったが、試作クリーチャーや出来事呪文を使った序盤から、計算された爆発をしていくデッキである事が分かった。恐らくプレイヤブルよりの最重量カードはアクロスの巨像までであると想定して、ライフは10を切らないようにプレイ。ギデオンジュラもなるべく+で起動する方針でプレイした。勝利。
 サイドボードはなかなか難しかった。このフォーマットで純粋にマナを貯めて殴ってくる上に飛び道具が飛んでくるデッキがあると思わなかったのだ。結果的に今でもこのサイドが合ってるのかは不明である。なんだったら記憶があやふやなのでこのサイドが本当かも不明である。
OUT

  • 証人隠滅3

  • 霊異種2

  • 腹背//面従1

  • 浄化の輝き1

  • 予期せぬ不在1

IN

  • 夢さらい

  • 原野の脈動2

  • 水の辺村の合戦2

  • アショクの消去1

  • 圧倒的な否定2

 2戦目、全除去を減らしてカウンターを増やした弊害として、序盤に立てられた脅威やミシュランをどうしようもないというものがある。見事に負けそうになったが、原野の脈動と単体除去で耐え続けた。辛いなー辛いなーラス抜いちゃったもんなぁと思っていると、対戦時間終了の声が。本当になんとか耐えきり
1-0-1で勝利
なんとか1位で予選突破となった

SE1回戦VSケルーガランプ

 またじゃないか!(憤怒)SEは時間制限無限ですと言われたので1-0-1で勝つ真似はできない。辛い。疲労と眠気のあまりこの記憶はSE1回戦のものかそれとも前の試合の物かあやふやである。ご容赦頂きたい。
 1戦目は確か鯨で早めに仕掛けて、相手に合わせる戦いではなく、相手に対応させる戦いを仕掛けて早めに畳んだ。
 2戦目はこちらがダブマリスタート。土地2枚+秘本キープに突き刺さる好奇心の神童、ケランのファクト破壊。そのままライフも土地も足りず死亡。
 3戦目、相手は序盤からライフを削る選択肢。根動線の融合体を早めに6/6にして殴ったり、ミシュランなどで攻め攻めの様子。それに対処しながら間に秘本や原野の脈動を使いつつ気が付けばライフは15点に。こちらは夢さらいが盤面に。そしてここでとある問題が生じる。私の手札は1枚、相手の残りマナは3マナの状況。相手は計算された爆発をプレイ。私は対戦相手にこのカードは捲った後にスタックは挟めないやつだよね?と聞いたところ相手はそのはずと答えたので、手札を捨て夢さらいをタップ。7マナのカードが捲れライフ残り8に。しかし観戦してたプレイヤーから、これは再起誘発能力であるから捲った後にターゲットを選ぶと言われジャッジコール。結果巻き戻しが発生し、計算された爆発を撃たれたスタックまで戻り、相手は再び7点を顔に選択。私は夢さらいを起動しない事を選択し、ゲームが再会した。相手はメインで計算された爆発のフラッシュバックを宣言。5マナのカードが捲れ、相手は夢さらいを選択し、私は手札を捨て、計算された爆発は対象不適正となり打ち消された。その後は夢さらいが殴り絆魂で回復する事で勝利を納めた。
 この一連の行為は巻き戻しが起こらなかった場合起きてない状況であった。ジャッジが巻き戻しを認めなければ、負けていた可能性が高い試合でとても申し訳がなかった。やはり知らないカードに関してはジャッジを呼ぶ事はとても大事だと再認識したが、このフォーマットでは知らないカードが多く、相手にカード効果を確認する事は少なくない。もっとルーリングを自身でも身につけるべきだとも実感した。
2-1

決勝戦VS白緑猫

 いきなり公開されるカヒーラ。私は長い試合を行っていたので、対戦相手はこちらのデッキを分かっている。一方で私は相手のデッキが分からないという状況でカヒーラが公開され、ほぼ情報が5分となった。対戦相手はノンクリコントロールか緑白の猫デッキである。
 1戦目、土地2秘本2キープをした結果、2個の秘本の占術で呪文を下に送っていき、タッサの介入をX=1で唱えてデッキを掘るなど、なんとかなんとかマナを伸ばし除去を打つ。途中に場には拘留の宝球のみで、相手の威厳あるカラカルに腹背を打ったところ、相手は対応してドロモカの命令をキャスト。?と思っていると、お互いの場にクリーチャーが居ないと、対象が2つ選べない無駄な呪文をダメージ軽減の種にしないといけないのと言われて納得するなど、ちょっとした一面もあったのだが、相手はマナフラッドを起こし、霊異種とギデオンジュラで完全に蓋をして勝利。
 サイドボードはいつもの対アグロ用サイド。土地5有角秘本を悠々とキープ。被本で今度は土地を弾いていき有効牌を引き入れて行って勝利を納めた。
2-0

結果:優勝

終わりに

駄文長文失礼した。文章を書いて公の場に披露するという行為が初めてであること、試合の内容もはっきりとは覚えていない事も申し訳ないと思っている。
 私はオリジナルのデッキを1から組むのは比較的苦手だ。なので今回は2014年頃のモダンの青白コンのデッキリストを引っ張り出して、パワー99で使えるカードによってチューニングしていったデッキである。結果的に同じカードはギデオン・ジュラと拘留の宝球だけという魔改造っぷりではあるが。
 今のデッキリストにはヴァディクトで流してギデオンを立てて、クリコマを打っていたあの頃のモダン青白コンみのあるデッキリストになりかなり満足している。私の秘本は血清の幻視であり、青合流点はクリコマであるし、這い回るやせ地は天界の列柱だ。任務説明を瞬唱と言いながら採用しようとする私を誰か止めてほしい。
 さて、気がついたら1万文字超えてしまったのでそろそろ本当に終わらせようと思う。牧歌的なマジックを味わえるパワー99。思ったより強いデッキが組めるかもしれないぞ。


こういう記事には0文字の有料部分を付けるもののイメージがあるので付けておく。

ここから先は

0字

¥ 200

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?