【全文無料】赤井デッキとコナンカードの戦い方を考察
皆様こんにちは。
青コナン回すちいかわです。青コナン回すと書いてますが、今回は青コナンではなく赤井さんデッキとそれに伴うコナンカードの戦い方について考察していきます。
※5/16 追記済
ある程度詳しいところまで書いていくので、コナンカードについて理解している方向けの内容となっています。(他TCGに触れていれば初心者でもついていけると思います。)
さて、コナンカードが発売されてから一週間程度。皆様コナンライフを楽しんでいるでしょうか。
私は原作の大ファンで、その中でも赤井秀一がズバ抜けて好きなキャラでした。
大人の魅力を漂わせながら常に黒の組織の一歩先をいく姿に子どもの時からメロメロ。コナンカードが発売された時も迷わず最初は赤井デッキから組みました。
しかし、当初はこの赤井デッキのことをかなり弱めのデッキと評価していました。
理由として、コナンカードは高コスト帯を投げ合うとが大事なゲームだと思っていたからです。8コストのキャラが強い→とにかく最速でファイルを貯める→高コストカードを投げて盤面制圧するというルートが最強だと考えていました。そして8赤井は7コスト以下のカードしか取れないため、8コストを処理できる他の青、白、緑の8SR帯に遅れを取ってしまい、結果勝てないと当時は考え、一旦はデッキビルドを諦めました。
しかし、段々とやっているうちにこの考えは間違いであることに気付きます。確かに8コストのカードは強力ですが、むしろこのゲームはいかに序盤中盤を効率的に強くできるかが肝のゲームであり、そこの優位性が高い赤井デッキは環境で十分に戦えるという結論に辿り着きました。
この序盤・中盤の優位性に関しては赤井デッキに限らず大事な考え方なのでまずはそこを確認していきます。
ここの理解がないと赤井デッキを回すことも難しくなるので、まずは基本をしっかり抑えましょう。
序盤・中盤戦がなぜ大事なのか、ポイントが2つあります。
一つ目が「盤面の優位性」
二つ目が「リーサル圧」
です。
まず盤面の優位性についてですが、コナンカードでは現在2種類の除去方法があります。①効果による除去 ②コンタクトによる除去です。
これらの除去を組み合わせることで盤面を有利に作っていくのがゲームの核心の一つです。
しかし、今のコナンカードで①の効果除去を満たすカードは
・8コストストラクキャラ
・8コストSRキャラ
・7ジョディ
・5コストイベント
が主なものとなります。(※厳密にあげると5沖矢などありますが、メインで採用されてるのは上記の4種類。青赤コナンはここをフルで採用できるのが最大の強みで、除去勝負に持ち込むことにより有利となるデッキだったりします。)
つまり、残りの除去は全てコンタクトによって行われます。
さて、上のリストを見れば分かるように除去を持つカードは基本高コストのものが多いです。
どれも7コスト以上のキャラを除去できますが、1ターンに投げられる枚数は多くても3枚。裏を返すと除去効果持ちカードは7コスト以上のキャラの除去のために切らなければならないカードとも取れます。
よって6コスト以下のキャラの並びでこちらが有利を取っていると、相手は「そもそも除去が出来ない」もしくは「無理矢理リソースを切って対処する」という選択肢しかありません。
赤井デッキ最大のアドバンテージがこの序盤・中盤の盤面の立ち回りにあります。
8SR赤井は確かに相手の8コストキャラを取れませんが、序盤・中盤を優位に立ち回ることで「8コストを複数体並ばせない」もしくは「相手に不利なリソーストレードを強要する」ことが可能となります。
二つ目の「リーサル圧」についてです。ここまでの話だと「序盤・中盤強いキャラ並べるなら別にどのデッキでも出来るんじゃね?」と思うかもしれませんが、赤井デッキ最大の旨みがリーサル圧を高めにかけられることです。ブレット+6メアリーの組み合わせで盾2枚を確実に稼げますし、6コストのパック産世良は擬似的な8服部として強い圧力をかけられるカードです。
対面によっては先攻で最速置きした6世良を除去できず、そのまま勝ちに直結することもあります。
高いリーサル圧をかけることで相手は常に「相手の手札に迅速があったら…」「6メアリーがあったら…」「ブレットがあったら…」とリーサルから逃れる手段を考え、リソースを割くことを強要されます。このリーサル圧高いのが赤井デッキの最大の特徴ですね。
赤井デッキ紹介
それでは前提を基に赤井デッキを紹介していきます。
現在の構築がこちらとなります。
それぞれの採用理由を話していきます。
【ストラク8赤井】
相手に8コストのキャラを複数並べさせないのが赤井デッキの強みですが、出てきた1体を処理するために採用。相手に優位性を取るために3確定です。
【迅速7赤井】
リーサルを取るための推理も出来ますし、相手の盤面処理にも使えるカードです。SR8赤井の起動にも繋げられる優秀なキャラですが、2枚でもやれないことはないと思ってます。
自分は迅速によるリーサルを逃したくないので3採用してます。
【6メアリー】
このデッキの中心カードにしてコナンカードの中でも一二を争う最強カードです。
着地したターンから証拠を追加でき、生存すれば以降はほぼLP2のカードとして機能します。
打点も6000あり、5突撃に処理されないだけでなく、8SR赤井と合わせれば相手の7000も殴れる。更にはミスリード持ちと完全に壊れカードです。
当然の3枚採用です。
ただ、強いが故にどのタイミングで出すかは注意してください。
【4ジョディ】
どのデッキにも採用されてるサーチです。
このデッキも6メアリーなどサーチしたいカードが多いので採用です。
【8SR赤井】
自分のキャラをバフ出来て、なおかつ盤面に残れば毎ターン効果を発動できる圧力の高いカードとなっています。
性能的には迷わず3投したいところですが、このデッキはメアリーを立てる都合上8コストキャラを複数体投げるターンは案外少なく、手札にダブつくことが多くなります。
7赤井2、8SR赤井3にしてる構築もありますが、個人的にはリーサル圧の高い7赤井を優先しました。
【7ジョディ】
最初はこのカードを外してましたが、緑服部や赤井ミラー、白キッドのアシスト込み最速6コストキャラに対処できないのが厳しすぎて採用しました。
2体スリープすることが今ひとつ赤井デッキと相性悪目ですが、8SR赤井と違い腐ることも少ないので3採用です。
【5沖矢】
こちらも後手用のカードで、相手がアシスト込みで2→4とやってきた時に立てるとめちゃくちゃ強く、一気にゲーム展開を返せるので採用しました。
ただ後手2ターン目以外は使う場面がないので、2枚採用に止めました。
【パック6世良】
先攻最速置き最強カードです。
相手に5イベントを強要でき、無ければ一気に勝ちまで持っていけるキャラです。
また、終盤でも立てておくと相手は処理に苦戦することがあるので案外腐り辛いです。
6メアリーを立てるかこのキャラを立てるかが割とこのデッキの大事なプレイイングになります。
打点6000も偉いですね。
【3赤井】
先手後手問わず序盤に出すとめちゃ強カードです。
3000あるので相手のミスリード持ちから証拠を守れて、ブレットがあるので相手の4コス以上のキャラがいても推理ではなくアクションで有利にゲームを進められます。
案外相手もこのキャラの処理に困るため、終盤まで盤面に生き残ることも多いです。
中、終盤は手札で腐るので8赤井やメアリーのコストにしちゃいましょう。
【4務武】
赤井デッキは相手に証拠がないと動き辛いカードが多くあるので、相手が推理をしないと厳しい場面があります。
そういった相手に序〜中盤で務武を出すことでドローしつつ証拠を与えることができます。
推理をしない対面には必須で欲しいカードなので3入れてます。ここも2枚にしてもいい候補となってます。
【2世良】
可愛い。
序盤起きカードとして3赤井もいるので、2水無の採用は見送りました。
カットインが少ないデッキなので、4ジョディや1サーチで手札に加えることも多いです。
【5キャメル、イベント2種】
鉄板ですね。積まない理由はありません。
特にキャメルは8SR赤井も起動できて打点も6000に上がるので他のデッキの突撃持ちより強く使えます。
〜不採用カードについて〜
【スターター6世良】
条件持ち突撃とリーサル力を上げられるカードとなっていますが、打点が低めで盤面維持力が弱いことが要因で外しました。
いかに序盤•中盤を強く立ち回るかが大事なので、コンセプトを考えるとパック6世良に軍配が上がると考えています。
【開けるんだキャメル】
6メアリーを使いまわせる強カードではありますが、そもそも6メアリーが落ちていないといけないことや8→7→6の展開を考えた時にジョディの方が流石に立てたい盤面が多かったので外しました。
ただ6メアリー→開けるんだキャメルでメアリー蘇生で盾を一気に詰める動きは強いので、リーサルを強めに意識するなら採用はアリかと思います。
【赤井…秀一!?】
こちらもリーサル力を高められるカードですが、打つタイミングが少なく抜きました。
入れるなら「開けキャメ」とのセットになるかなと思います。ピンで入れて相手に見せることで撃たれることを意識させるカードとして使ってもいいかもしれません。
【4赤井】
ブレット持ちで強力なカードですが、4ジョディと4務武を優先したので外しました。
また、打点も4000で相手の4コストに殴り返されるラインなので優位性が特になく、採用は難しそうかなと思っています。
【ミスリード3世良】
相手に証拠を与えても構わないデッキ(むしろ与えたいデッキ)なのでパワーラインの高い3赤井を採用しています。
カットイン1000が地味に優秀ですが、枠を考えても入る余地がなく外しました。
マリガン基準&ゲーム展開
先手と後手でマリガンは全く異なってきます。
〜先手〜
2世良、3赤井、6世良、8SR赤井キープ
〜後手〜
3赤井、5沖矢、7ジョディキープ
先手のムーブ
【1ターン目】
2世良いればアシストで出す、無ければパートナー推理
【2ターン目】
3赤井→パートナー推理(2世良いれば推理かアクション)
【3ターン目】
アシスト→6世良→3赤井事件にアクション
【4ターン目】
アシスト→8赤井→7赤井orジョディ
後手のムーブ
【1ターン目】
アシスト→3赤井
【2ターン目】
アシスト→5沖矢→3赤井アクション
派生系して5沖矢がない場合
・相手がアシスト→4コストを立てた場合
パートナー推理→4コスト立て→3赤井は立てにしたままターン終了
・相手が4コストを立てなかった場合
パートナー推理→4コスト立て→3赤井アクション
【3ターン目】
・相手が6コストを立てた場合
7ジョディで処理
・相手が立ててこなかった場合
6世良→パートナー推理
【4ターン目】
アシスト→8赤井2面立て
大まかな流れは上記の通りです!
6メアリーは必ず効果を使いたいターンに着地するよう気をつけてください。
対面の有利不利
まだ研究中なのでミスはあるかもしれません。
【有利】
青赤コナン
序盤の立ち上がりが弱いので差をつけやすいデッキです。ただし、先手最速6世良は7ジョディに返されるので注意。7ジョディ→ネクストヒントを使わせるか、素直にパートナー推理+5コストでもいいかと思います。
黄安室
そもそも黄安室自体が…
というのはさておき、こちらも序盤中盤で差をつけやすく、7ジョディの優位性もあるので普通にプレイしてれば有利だと思います。
最も会いたくない恋人抜き白キッド
白キッドは「最も会いたくない…」の有り無しで大きく優位性が変わるデッキかと思います。
序盤の差をつけやすい赤井が苦手とするのがこのカードです。せっかく差をつけにいったのに相手の盤面が強くなって返ってくるので、入ってる場合は厳し目、無しの場合は逆に有利だと思います。
同様の理由で7優作が強い引きをしてきたら厳しいですね。
アグロ青白、アグロ探偵団
3赤井、6世良、6メアリーの通りがよく、有利に進めやすいです。
間違っても4務武で証拠は与えないように!
五分五分
赤井ミラー
特にミラーに強い構築でも無いですが、弱い構築でも無いと思います。
先6世良を処理できるかどうかのゲームかもしれません。
不利対面
緑服部(緑青服部)
相手に9ファイル溜めさせない(8コストキャラを複数体立てさせない)のがデッキの強みなのに8服部→7和葉で大暴れされたらどうにもなりません。
また、他の8コスト体は出したターンはアクションできないですが、8服部→7和葉は盾も詰めれるのでせっかくこっちが築いた序盤のアドバンテージも水の泡です。
対策としてはシャッフルロマンスを切らさないように圧力をかけて、相手が8服部と7和葉を素引きしないように祈ることです。
1ターンでも着地が遅れたら押し切れることも多いので、日頃から徳を積みましょう。
以上が赤井秀一デッキとコナンカードの戦い方のまとめでした!
赤井デッキは構築幅も広く、遊んでて楽しいデッキなので(しかも安い)ぜひ組んでみたください!!
今後も有益な情報を発信できるように努めますので何卒よろしくお願いします。
※5/16追記分
現在構築こちらに変わっています。
マイナーチェンジですが、3赤井を無くし、2水無を2枚採用しています。
また、4ジョディを1枚減らし、5沖矢と8赤井を1枚ずつ増やしています。
それぞれの理由としてはまず3赤井は序盤強いものの、終盤あまりに腐るのが気になったため無くしました。
その代わり先攻1ターン目に出せて、ゲーム中に腐ることのない2水無を採用しました。
また、4ジョディに関しても務武がいるため出番が多くなく、減らしその代わり後手2ターン目で最強かつ、終盤にも出す可能性のある5沖矢とシンプルに強いSR8赤井を3枚入れました。
8SR赤井は腐ることもありますが、引けないとやはり弱いため、割り切りで3にしました。(ストラク8赤井や6メアリーでも切れますしね。)
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