執筆するということ

第1回からいきなりこれです。

僕は執筆活動を好んで実施しています。

昨年なんかは、ゲームやるよりも、アニメ観るよりも、家族と会話するよりも多くの時間を執筆活動に充てました。

それは能動的に充てたというよりも、むしろいつの間にか充てていた、という表現の方がシックリきます。

もう少しわかり易い言い方をすると、ライフワークになっていた、という感じです。

ライフワークとはいえ、やらなければならないのではなく、いつの間にか(ry

クドいので、ここで一旦話を変えます。

そもそも執筆活動のキッカケは何だったのか?

人によってはちゃんと生業としてやってる人もいたり、あるいは後世に伝えるという使命感でやってる人だったり、はたまたコミケで出すために楽しんで(?)やってる人もいるでしょう。

僕もそういう目的だったら、もっと頑張ってやっていた可能性が高いです。

じゃあ、しゃぎはどうして始めたのか?

簡単な表現を使うなら、自分の頭を癒やすためです。

ほとんどの人は詰め込みすぎてわけわからなくなってしまったことを経験していると思います。

人の頭っていうのは長い時間をかけて詰め込むことにはある程度耐えられるんですが、どうやら短期間に詰め込むことに対しては耐えられない場合が多いみたいなのです。

だから、書き出すという行為をするのですが、書き出す間もなく詰め込まれては不要になりまた詰め込まれては不要になる、といった状況がそれなりの期間続くと、わけが分からなくなるというか、嫌になっちゃうようなのです。

その結果、ある人は鬱になっちゃったり、ある人は脳に致命的な障害をおったりするようです。

かくいう僕も、断続的にプチ鬱のような症状にみまわれます。

心が強くないからかどうかはさておき、嫌になっちゃうんですよね。

いろんなことが。

そんな時に思うのが、「どうしちゃったんだろ」です。

ぼーっとしながら、何もしないでいると、そんな言葉が浮かんでくるんです。

でもって、遠くから僕を僕が見つめるような感覚を覚えます。

プチ鬱と表現したのには理由があります。

それは、僕が遠くから見つめている対象の僕がまだ死んでないからです。

そんな期間が数ヶ月続いたある日、インターネットでセラピー系の記事を探してみました。

仕事が忙しいという理由付けをしているのでカウンセリングとかいったことありませんが、なんとかしないとと考えながら。

自宅でもできてお金もそんなにかからないセラピーは無いものかと。

そうしたら、出てきたんです。

アロマテラピーやらミュージックセラピーに始まって、読書セラピー、そしてライティングセラピー。

セラピーの名前は載ってましたが、詳しい内容までは書かれていませんでした。

たぶん、日記付けなんかが妥当なやり方なんだと思います。

ですが、その時の僕は何を思ったのか、小説書いてセラピーを実現しようとしちゃったのです。

小説を書くというのはとても難しいですし、強い精神力を必要とします。

普通はありえない選択肢ですが、あまり深く考えられるほど心に余裕がなかったので突っ走っちゃいました。

で、とりあえず始めたのが、小説の書き始め方のお勉強です。

それこそ精神削られそうなやり方ですが、案外奥深い世界だったせいか、のめり込んでいきました。

もともと不足がち(1日平均3~4時間程度)だった睡眠時間を10分削ってやってみました。

集中できたときは60分くらい費やしました。

そうすると、頭が軽くなっていく感覚を覚えました。

次第に表現方法がプロっぽくなったり、伏線を仕込んでそれを回収できたり、やれることが明示的に増えていくことが非常に興味深く、そして気分の高揚を感じられました。

最近書いてる小説では少し手を抜いてたりするので、そういう表現ができていませんがね...

この高揚感こそが、マンネリ化した作業が忙しくなるにつれて自分から失われたものだと、気づくことができました。

当時は2作品作りましたが、1つは完結していて、もう1つは途中で止まってます。

そのうち、noteに載せようかなとも思ってたりします。

それはおいといて...

noteでの執筆活動も基本的にはあの頃と変わらない感覚でやってます。

しかしながら、以前に比べてさらに仕事が忙しくなってきてしまって、物語構成をちゃんと考える時間がなくなってきちゃいました。

その結果、頭を癒やす時間が徐々に減ってきてしまってて、どうやら疲れてきちゃってるらしいのです。

もしかしたら、書きたいことが溜まっているのに書き出す気力がなくなってしまっているのかもしれません。

僕が試してるライティングセラピーの次のステップとして、本当に忙しくなりすぎちゃったか時にどうしようかってのを考える必要がありそうです。

上手くやれる方法があったら、いつか記事にしたいなと思ってます。

さて、小説をとめてまでなぜこんな記事を書いたかというと、ライトなライティングセラピーの実験をしたかったからなのです。

ある程度まとまった量の文章をちゃちゃっと前後の繋がりを気にせずに書き殴りたかったからなのです。

これがライティングセラピーの一つの解法になれば、少しだけ救われる人も出てくるだろうから。

次回はどんなテーマでやろうかなぁ。

面白そうなことを考えついたら、また書き出します。

その時を乞うご期待!

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