バイクの卒検に6回落ちた話①教習編

私は運転全般に向いていない。

以前の私のnoteを読んでいただいた方はお分かりだと思うが私は運転センスが皆無だ。そんな私が普通自動二輪の免許を取った。原付での通学を反対されたからだ。そもそも二輪に乗るなお前はアホか事故るからやめとけ色んな人に言われた。でもやりたいんだやると決めたんだと押し切り入校。普通車の時と同じ教習所にお世話になることにした。

1段階。課題練習

そもそもAT車の免許しか持ってない私はクラッチを知らない。最初の方なんてクラッチを握らないでギアチェンジをしてた。(バレてすぐ治された。)1時間教官の奥の手と呼ばれるギアチェンジの練習に費やしたりもした。一本橋、スラローム、S字、クランクの練習をした。大苦戦だ。一本橋に乗れない、乗ってもすぐ落ちる、クランクまず最初の角が曲がれない、曲がりきれずに縁石に乗り上げそのまま暴走、パイロンに接触し転倒、謎にエンストし転倒、クランクのゴールに立っている教官に下見ない!こっち向いてと言われ3歳児みたいだなとふと思った笑
スラローム、パイロンにぶち当たる、パイロンを飛ばす。あざだらけ、すり傷だらけの脚、土に突っ込み泥だらけのズボン。教習が終わる度格好は悲惨だった。貰えないハンコ、終わりの見えない課題これはヤバいかもしれない素直にそう思った。一緒に大雨の中8時間目AT体験をして9時間目その子はみきわめ、私はひたすら課題の練習をしたこともあった。その子と私はきっと一緒にみきわめを受けるはずだったんだろうなそんなことを考えてふと悲しくなったりもした。

しかしこんなところで折れる私ではない

転けても転けても何度でもやった。アドバイスが実践できなくて転けた。初めてクランクが通れた時すごく褒められた。でも最後までスラロームでアクセルは使えなかった笑そんな中でも免許の恩人Tさん、Iさん(普通車の話参照)に励まされ助けられなんとかなんとかみきわめに受かった。気づけば9時間で終わる1段階に13時間かけていた。

2段階。コース走行

2段階は8回教習がある中で3回がシュミレーター5回が実車というカリキュラムだった。1段階の終わりに1号、2号コースを説明されそれを覚えていないとまずお話にならない。私はコースに関してはちゃんと覚えていった。しかし問題はそこではなかった。私を苦しめたものそれは

エンストだ。

そしてこいつがのちに私の首を絞めるなんてこの時は知る由もなかった
坂道発進。私が道を先導していたのにエンストしすぎて教官が後ろから追いつく、コツを教わってもエンストするか逆行するかかの二択。逆行が怖くてリアブレーキを踏み続けてエンスト、クラッチが繋がっていないのにリアを離し逆行、散々だった。バイクってこんなにエンストするんだ初めて知った笑。
2段階停止これも悲惨だった。一時停止で止まり再び発進またすぐ止まり車が来ないか確認する。この短いスパンでの発進と停止はめちゃめちゃ困難を極めた。まずギアの落とし忘れが多発、半クラの時にブレーキを踏みエンスト。アクセルを使って発進するなど今となっては当たり前のことがまったくできていなかった。
コーナリングの速度体験では危なっかしすぎて20キロで中止になった。そんなこんなで気づけば2段階も後半なのに全然ハンコが足りていない。みきわめの時は一本橋渡れない病が再発コースの練習を中断して30分以上一本橋の練習をし続けた。結局2段階は8時間のところ10時間かかった。

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