ギリギリ高校生が車の免許を取った話①

思い返せば1年前2020年の1月普通車の免許を取るために教習所に入った。なんでそんな話を今更?って思った人この後自動二輪を取った話をしたいのでその序章としてこの話を聞いてほしい。素人なのでとても読みにくいと思います読んでいただければきっと希望が湧いてくるはずです笑
教習所に入る前から私は運転が下手だろうなという予感はしていた。残念ながらその予感は当たったのだった。

いざ入校そして1段階場内教習。

私の運転は下手すぎるわけもなく上手いわけもなく進んでいった。横に乗っている教官に声通るね何部だったの?とか手に力入りすぎ笑なんかスポーツやってた?と聞かれてバスケ部でした。などたまに雑談したり楽しかった。
横から上手にハンドルを操作する教官がめちゃめちゃイケメンに見えたから次の日探したら普通の人だったというお決まりのパターンを経験したりめちゃめちゃコワモテの教官に質問されて答えられないなんてこともあった。(その人は2段階でしゃべったらめちゃくちゃいい人だった)ここまでは順調だった。事件はこの後起きた。

いざ修了検定へ

仮免学科試験を受ける前に受ける実技の仮免試験みたいなものだった。2月の終わりの土曜日私は初めて修了検定を受けた。
トップバッター。ガチガチに緊張しながら車に乗る。検定員のZさんが発進の準備をしてできたら発進してくださいと言った。私は左右後方を確認して発進しようとする、ちょっと待って!と呼び止められふと横を向く。シートベルトは?といわれた。自分の胸元を見るとシートベルトがない。忘れた。シートベルトをはめ気を取り直してスタート。40キロを出すところでハンドルを取られたぶつかるよ!100メートルも走らずに検定終了。
しかしかわいそうだと思われたのか走らせてくれたけどその後も散々だった。右折しようとして入る車線を間違えて逆走する。交差点で対向車の進路妨害をするなど思い出すだけで顔から火が出そうだ
Zさんがもうちょっと帰ろうかと言った。これ以上は身の危険を感じてしまったのだろう、、、(ごめんなさい)

合格発表。1人だけ外に呼び出される。

緊張しちゃって頭真っ白だったよね。路上で事故るより全然いいから一時間補修にのってもう一回検定うけてくれる?この後時間あるなら今日中に補修乗ってほしいなそうすれば明日の検定乗れるから!
優しい。優しすぎる。私は怒られると思っていたので驚いた。
そ補修に乗るためキャンセル待ちをする。その日だか次の日だか忘れたが教習所のテレビで野村克也さんの特集をしていた、落ちた私にはとても心に響いた笑笑
1時間待っていると1人の教官が私の方に歩いてきて次の時間僕が補修担当するのでお願いしますと言われた。担当してくれた人はTさんという教官だった。そして今後私はこのTさんにめちゃくちゃ助けられることになる。
ちょっと運転見せてと言われ指示通りに運転する。それが面白かったらしい。せっかちすぎと笑われた笑雑談しながら運転するほんとおもしろいねと言われた
私からしたらTさんの方が面白い笑これは後日談だが検定でミスった項目を見てやべえと思い教習項目を見たらストレートに来ていて驚いたらしい。応援してるから頑張れと言われ次の日の検定の予約をしその日は帰った。

翌日、日曜日修了検定2回目

教習所にいき2回目の検定を受ける。結果を言えばこの日も落ちた。クランクで左後方タイヤを脱輪しそれに気づかず落ちた。運転をしロビーに戻ると昨日のTさんがいた。どうしよう合わせる顔がない、昨日あんなに丁寧に教えてくれたのに。
私はスマホに集中して存在に気づかないふりをしようとした。しかしふと顔を上げると目が合ってしまった。ダメだちゃんと伝えて謝らなければクズだそう思った。ごめんなさいと言うとシートベルトできた?と聞かれた、できたと伝えると進歩してるよと言われた。心が軽くなった笑。
しかしもう一つ大きな問題があった。私はまとめてスケジュールを管理してもらうプランに入っていたのだが予定では火曜日の午後に仮免学科試験を受け水曜日から2段階が始まることになっていた。月曜日は教習所がお休みなため火曜日の仮免学科試験を受けるためには火曜日の午前の検定に受かる必要があった。受けるためには今日中に補修に乗らなければならないだが後1時間しか教習時間はないのだ。終わった。単純にそう思った。もう免許は取れない。専門学校まで原付で行きたいと思っていた私は撃沈した。今にも死にそうな顔をしていたらしい。私はこれを半泣きで伝えた。どうしようと、そうするとスケジュールなんていくらでも考えてあげるから大丈夫。大丈夫だからと伝えられた。優しい。優しすぎる。昨日と同じ方法で不合格を伝えられ一縷の望みをかけキャンセル待ちをすることにした。
けれど時間が過ぎても名前は呼ばれない。もう帰りたいそう思った瞬間Tさんが歩いてきた。次の時間俺補修やるからよろしくねと告げられた。昨日も今日もごめんなさいでしかない。補修中クランクを中心に練習したり流れの練習をしたりした。補修も終わりに近づき火曜日受かったらTさんに伝えます!言いに行きます、と言い頑張れと言われその日は終わった。

修了検定3回目。火曜日。

この日はIさんという人が検定員だった。結果を言うと受かった。安全確認が甘い部分を注意されたが受かったことに間違いなかった。そのまま仮免学科試験を受け合格晴れて1段階が終了した。その日はTさんは2号館にいると言われていたのでそのまま会いに行った。Tさんに受かったことを伝えるとめちゃめちゃ喜んでくれた。めちゃめちゃ褒めてくれた。嬉しかった。それから少し話している中で原付の話になった。原付で学校まで行く旨を伝えると大反対された笑やめてほしいと死んじゃうから特に私はと笑(普通自動二輪ならできないと卒業させないから自動二輪ならいいよと言われた)②に続く

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