見出し画像

2023/3/5 Les Vents Français Concert@千葉県文化会館

たまたま来日すると知って、ネットで検索すると千葉にも来るとのことで会場へ。管楽器をやる人ならほとんどの人は知っているはず、ということでほぼ満席(1790席)、客層も学生から年配と老若男女と幅広い顔ぶれ。

元フルート吹きなのでメンバーのエマニュエル・パユを通して彼らの存在を知っておりCDでは聴いたことはあったものの、生演奏は初めて。
各々個性的で芯のある音質だからアンサンブルになるとどうなるかと思いきや、ソロでは自分本来の豊かな音色を、それ以外ではソロを引き立てるように他パートと溶け合うような音色で、フレキシブルに音質を変える。ピアノパートでさえ、いないはずのフルートの音に聴こえた時はびっくりした。まさに変幻自在。
プログラム自体はほとんど予習しなかったのとベートーベン以外は現代音楽だったのもあって、曲よりも彼らの音を聴くことに集中していた。千円しか変わらないからとS席にしたら、近すぎて少し音の聴こえ方のバランスが悪かったので、奥の席でも良かったかも。
演奏は言うまでもなく素晴らしかったが、ルルーは気さくなおっちゃんで、パユは随分と頭頂部が…。メイエがまさにイケオジでキュンとなったのは内緒。スーツをかっちり着て、シュッとしたフォルムで髪の毛があるとやっぱりかっこいいよね。
当日はメイエの誕生日ともあって、アンコール後の挨拶にハッピーバースデーのサプライズがあった。
あと、楽譜が一部タブレットだったことが時代の流れを感じたね。

プログラム

クルークハルト:木管五重奏曲Op.79(Fl,Ob,Cl,Fg,Hr)
ベートーベン:ピアノと管楽のための五重奏曲Op.16(Ob,Cl,Fg,Hr,Pf)
〜休憩〜
フィリップ・エルサン:復活祭の歌
エリック・タンギー:六重奏曲〜ピアノと木管五重奏のための
プーランク:六重奏曲

アンコール
テュイレ: ピアノと管楽器のための六重奏曲 変ロ長調 作品6 第4楽章 フィナーレ、ヴィヴァーチェ