転職活動

 私は、コミュニケーション能力とセールス能力が汎用性が高く、最高のスキルだと考えた。そこで、その両方が身につけられる営業職を探して転職活動を開始した。

 私は数週間前までは営業職として転職を探していた。何社かWeb面接をしていた。しかし、営業職の会社には、やる気を上手く扱うブラック企業が多く存在していることを知った。完全出来高制。全てインセンティブと言われる、売った分だけ給料が入る形式だ。やればやるだけ月収は多くなるといえば聞こえはいいが、売れなきゃ給料は入らない。私はそんな企業に入社するところだった。本当に危なかった。

 営業職にはかなり怪しい募集もある。マルチ商法を企業として行うような会社も実際にあった。正直、それを見分けるのは当事者になってしまうとかなり難しく感じる。私も友人に指摘されるまで、気づくことができなかった。では、なぜそのような会社に惹かれてしまうのか。多くの人に当てはまる内容だと思う。

 それは、「承認欲求」と「焦り」だと思う。

 今まで馬鹿にされてきたから、見返してやりたい。そう思う気持ちや、早くお金持ちになって自慢したいと思う、焦りからの承認欲求。少なからず、私にもそういった気持ちがあった。こういった気持ちを上手く扱われてしまう。その為、注意が必要となる。しかし、今回は営業職を諦めた理由が他にある。

 私は、私が本当に良いと思っているものしか売りたくなかったからだ。その基準は、友人に嬉々として紹介できるものか否か。使えないものをお客様に売る。営業職では、そういったものを扱うことも多いと聞き、私にとってそれは誇れる仕事ではないので、営業職を諦めることにつながった。

 正直、今回の10週間受講も3ヶ月弱の時間と、100万円近くを自己投資することと考えた時、恐怖でしかなかった。特に時間。数ヶ月間、働かないことに関して、ここまで恐怖を覚えるとは思わなかった。しかし、新しいことに挑戦するのに恐怖を覚えないことはないし、やる前から恐怖に支配されることで自分の可能性を狭めて、選択肢を減らしていることを考えると、やるしかなかった。

 そんなこんなでテックキャンプを受講することを決めたので、いっそ自分の経験をnoteに投稿してみるか。と思い、行動した次第です。これからもテックキャンプの感想や、考えや主張、気持ちの変化等を、投稿していきます。

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