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シンデレラの七色はデビューへの花道で輝く


駆け上がるステージのその先を痛いほど突き付けられた、そんな夜だった。


1pickの松田迅くんが、先週のポジションバトルで、チーム内1位を獲りました。

前記事で前回のグループバトルのパフォーマンスが彼の"最高"だったのだなんて思っていた先週までの自分に言い聞かせにいきたい気持ちにさえなった。

私はまだ松田迅のその深淵を、その氷山の一角しか知らなかった。

松田迅くんは、私たちが想像している以上にバケモノのアイドルである。


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このグループになって、最初は正直すごく不安だった。「人気」「分量」という日プに参加する練習生を応援すれば必ずぶつかる壁にここでぶち当たったと思った。

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練習映像も、松田迅くんが120%の完成度を目指して血の滲むような練習をしていたことも、きっと仲間を支えていたことも十分に映らない。分量という点で圧倒的に負けていて、パフォーマンスがはじまるまで本当に不安だった。


そんな不安を、松田迅くんというアイドルはこれ以上ないほどの力で吹っ飛ばしていった。



彼は「会場の誰もを釘付けにする圧倒的なオーラ」でそのトップの座をひとりで取りにいったのだ。


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アイドルは、いつも理不尽な外的理由で「評価されるべき人」へのスポットライトが消されてしまうようなじめじめとした世界で、誰が決めたかも分からない人気の相場に左右され、マジョリティの大きな流れに飲まれてしまう。逆行する光はいつしか闇にかき消され、どうしようもなく大きな壁や絶望にぶち当たる。
「偶像」と書く「アイドル」は、その偶像の本体さえ壊すような悪魔の手によって、粉々に砕かれることだってある。オーディエンスに光を与えるはずのアイドルは、思ったよりも「どうしようもない」「うまくいかない」という感情と隣合わせで生きている。


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そんな中で、誰の後続でもなくその道を駆け上がり、現場の国民プロデューサーを圧倒的に惹きつけた、天性のオーラ。

現場評価でお客さんの心を奪ったという事実は、何にも負けない。最強の武器なのだ。


どんな「アイドルの闇」に飲まれても、見ている人を惹きつけるそのパフォーマンスができるアイドルなら、きっとこの先、とんでもないアイドルになる。
そう感じることのできるパフォーマンスを見ることができて、正直心の底から震えた。



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たった2時間半のドキュメンタリーと数秒の配分を何度も繰り返し見て、知っているつもりになっていた。省みるとともに、どうしようもないワクワクがこみ上げてしまった。


想像も、期待も、びっくりするほどの速度で超えてくる。
彼は私たちが知らない間に、とんでもないアイドルへと進化している。


ああ、私はこんな風に成長するアイドルを見たかったのだ。心の底から思った。


あの時たまたま目を引いて推し始めた男の子が、こんなにも眩しく羽ばたいた。これこそがオーディション番組でアイドルを好きになるということの醍醐味なのだと思い知った。

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「頑張ったけど負けちゃったね」「結果出なかったけど良かったよ」
それだけではこの戦国時代を駆け上がれないことを、彼はもしかしたら既に理解しているのかもしれない。コンテンツの肥大したこの時代で君を選べるのは奇跡で、選んだダイヤモンドがこんなにも眩しいなんて、それ以上の幸せがどこにあるんだろう。


その七色の煌きの、一かけらを突き付けられた。これがアイドルを推す喜びなのだという感覚を、目が覚めるほど思い知らされた。


「夢のかけらでドアを開けて広げた世界」は、「君と一緒に望んでいた夢の世界」だった。次へ、その次を目指す彼の次なるフレーズは、一体何なんだろう。

七色の煌きを見られるステージは、デビューでつかみ取るその席にしかない。彼がステージにいる限り、私たちは彼の無限大の可能性をずっと見続けることができる。
松田迅というアイドルがその席に座るその日まで、私たちは本気でぶつかる覚悟が必要なのだと考えさせられるようなステージだった。

ガヤ芸人として「日プ」という番組を盛り上げてきた彼が、この華のステージでその才能の真髄を痛いほど見せつけ、練習生たちを沸かせた。

センターではない場所で誰よりも眩しく輝いて「1位」という座を勝ち取った、わたしたちのシンデレラ。

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誰の後でもない、ただあなただけの花道を、どうか歩いてほしい。私たちの戦いはまだ始まったばかりなのだと、心の底から伝えたい。


「かわいい」、「綺麗」、「良いパフォーマンス」だった、それだけのの消費コンテンツには絶対にさせない。絶対に、「あの子は目立っていたから良かったね」だけでは終わらせない。その七色を見ることができないまま彼をステージから降ろすことは、もう絶対にできない。



君が歩くその道は一瞬のきらめきではなく、ひとつづきの伝説のワンシーンだ。「次へ駆け上がる」その沿道であなたの煌きを見届けられるように、その席にあなたが座るまで、死ぬ気で投票します。絶対に獲ろうね、獲るよ。


という、ちょっとした決意表明でした!
松田迅くんをデビューさせます。
どうか、松田迅くんへの投票をよろしくお願い致します!

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