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散髪

2020年10月3日のお話。
散髪に行った。
行こうと思った理由は特にないけど、どうして行くことになったのか考える。
大学に通っていた頃に切ってもらっていた所へ久しぶりに行ってみたくなったのか、単にリラックスしたかったのか、そんな感じか。
それでどうせ行くならかなり短くしてみようと思った。私はだらしなくボサボサのときが多いが、突然短くしたりをしがちな部分もある。自分でもよく分からないけど。

でも短い髪というのは憧れる。以下纏りの無い謎の話になる。
世の中には男は短い髪が良くて女は長いのが良いといったことはなくて、そういった考えは古き良き凝り固まったものということ以上に、その手の主張は差別等の複雑な事情すら絡んでいる様子だ。
そんな中、私が何を思うのかは私自身の問題だからあれやこれやと考えてみると私はやっぱり男は男らしくタフでありてえなと、常にそう思っている。そして、誰がどんな髪型にしても自由という世の中のルールの中で私は男らしい髪型を獲得したい。そんな訳で短くした。そういうことにした。

切り終えるとなんだか軽い。あと香港人みたいでなかなか格好いい。
問題は元々人と話すので苦手で、髪に隠れているという安心感がないと落ち着かない点。それは少しずつ克服したし、昨日今日のことじゃないので醜さとか多少吃ったりとか、それは私自身が作り出す幻想として渡り合えるようになってきている。
とにかく髪を切ると風が心地良くて頭が軽い。なんだか京都に行きたくなってきた。福岡か新潟でもいいし、函館もいいな。

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