見出し画像

【スト6】ストリートファイター初心者がダイヤモンドまで頑張った話


はじめに

 からしと申します。普段はポケモンについて気が向いた時に駄文を書いているのですが、今回はストリートファイター6について書いていきたいと思います。
 私自身ストリートファイターシリーズは初めてなのですが、今作から必殺技をワンボタンで出せるモダン操作が実装されると聞いて、スマブラを友達と遊びでしか触っていなかった私でもできると思って始めました。
 結論としてはドハマりして毎日のように対戦をしています(*‘ω‘ *)。今回はランクマッチではじめてダイヤモンドを踏めたので、自分の備忘録を兼ねて、発売日からダイヤモンドまで頑張った過程を書いていきたいと思います。長くなりますが最後までお付き合いいただければ幸いです。

クラシック操作とモダン操作

 ストリートファイター6からオンライン対戦で使える操作タイプにクラシックとモダンの2つが実装されました。私はモダン操作しか基本的に使っていないのでクラシック操作についてはあまり詳しくはないのですが、簡単に紹介してみたいと思います。

クラシック操作

 弱・中・強×パンチ・キックの6ボタンに攻撃技が割り当てられている操作方法です。今まで通り必殺技を出すのにコマンド入力が必要なこと、モダンと違ってすべての通常技や特殊技、必殺技の強度を使い分けることができるのでキャラクターの性能をすべて引き出すことができます。

モダン操作

 今作から実装された操作方法であり、攻撃技が弱・中・強・必殺技の4ボタンになっていたり、クラシック操作と違ってアシストボタン、ドライブインパクト、ドライブパリィに専用ボタンが割り当てられます。
 大きな特徴は必殺技をレバー←↓→Nと必殺技ボタンで4種類の必殺技が出せる点とアシストボタンを押しながら弱・中・強の攻撃技ボタンを連打するとコンボをつなげてくれる点です。また、モダン操作には超必殺技のSAをワンボタンで出せるように設定できます。ただし、一部出せない通常技や特殊技があったり、必殺技の強度を打ち分けられない等のデメリットもあります。
 モダン操作でもコマンド要素は残っていて、一部の必殺技を除いてコマンドで必殺技の強度を打ち分けられるようになっています。また、モダン操作では必殺技ボタンで出した場合ダメージが80%になる仕様があるので将来的にコンボ火力をのばしたいときはコマンド入力が必要になってきます。
 今後、操作について書いていく際はキャラクター右向きで方向キーは10キー表示(※ニュートラルを5として波動拳コマンド↓↘→を236のように表示)、攻撃技は弱・中・強・必、アシストボタンを押しながらの場合はア弱・ア中・ア強・ア必で統一します。

キャラクター選択

 ストリートファイター6には初期キャラクターが18体いましたので、はじめは新規キャラだったマノンの見た目を気に入って少し触った後、勝ちやすいと思ってザンギエフや本田を使っていました。
 最終的にはストリートファイター6のゲームシステムを理解することと将来性を感じてルークをメインキャラに決めました。モダンルークは弾を出すサンドブラストが5必で対空技のライジングアッパーが6必で出せるので、飛ばせて落とすがとてもやりやすいです。あと、モダンでもルークの使いたい技をほとんど出すことができるのでモダン適正の高いキャラクターです。

ランクマッチ

 今回はルークを使ってランクマッチをしていた時に印象的だったことを書いていきたいと思います。発売初期からしているので忘れていることも多くあるのですが、できるだけ思い出していきたいと思います。

認定戦~ルーキー

 ストリートファイター6にはLP(リーグポイント)というものがあり、一定のポイントが貯まると次のランクに昇格します。はじめに認定戦を10戦してキャラクター毎にどのランクに属するかが決定されます。
 まず、ルークでの認定戦0-10の10連敗でLP0からスタートしました(そんなことある?)。ルーキー帯は勝利するとLPは増加しますが、敗北してもLPは減少しません。アイアンに上がるまで結構な対戦数がかかった記憶があります。

アイアン~ゴールド

 アイアンに上がってすぐくらいに、格闘ゲームをよくプレイしている友人と対戦してアドバイスをもらったりして段々と操作に慣れてきました。また、YouTubeの動画で簡単なコンボや強い連携を覚えると、アイアンからシルバーまでは15連勝くらいして上がることができました。
 シルバー~ゴールド帯の途中までは読み合いをするよりも自分の使っているキャラクターの強い行動を押し付ける形で対戦を繰り返しました。ゴールド帯までは連勝ボーナスがあったので勝率が40%くらいでもランクを上げることができました。
 ゴールド帯の途中からは対戦相手もこちらの押し付け行動への解答を持っていたり、起き上がりに無敵技の読み合いが発生したりと一筋縄ではいかないようになったので対戦相手の行動を対戦中に観察する必要がありました。

プラチナ

 発売して1か月後の7月上旬にプラチナランクまで上がることができました。しかし、プラチナ帯からは連勝ボーナスがなくなるため、中々ランクが上がらない日々が続くようになりました。特にプラチナ1からプラチナ2に上がることは一生無理なんじゃないかと思っていました。

ダイヤモンド到達までに行ったこと

 プラチナからLPやランクが上がらなくなってきた時に友人からもらったいくつかのアドバイスの中から、私が実践して効果的だったものをいくつか書いていきます。

困っているキャラ使ってみる

 まず、私の場合はドライブラッシュで有利フレームを取って攻めてくるマリーザにかなり困っていましたので(今も困っているけど)、マリーザを自分でもプラチナランクに到達するまで使ってみました。
 自分が対処に困っていた技に対する相手の対策行動を自分でも実践したり、ルークでもドライブラッシュを使った攻めを増やしたりといった自分の行動に選択肢を増やすことでマリーザ戦だけでなく、その他のキャラにも勝率を上げることができました。
 対戦ゲームではよくあることなのですが、キャラ性能を理解するためにも対策に困っているキャラを自分で使ってみるというのはすごく良いことだと思います。

使用しているコンボ・連携を見直す

 次にルークで使用しているコンボと連携の見直しを行いました。はじめは飛んでめくり気味にジャンプ中攻撃をした後にア弱を連打するコンボや弱ターゲットコンボから強フラッシュナックル(214強)をヒットしていたらためなし、ガードしていたらホールドして出すという連携を使っていました。
 前者のコンボは今でも使うことがありますが、後者のコンボはガード時にキャンセルしたタイミングでドライブインパクトを打たれると確定で反撃されるという分からん殺しのような連携であるので、ゴールド帯の途中からは使いにくくなっていきました。
 そして、7月のラシードが追加されるタイミングのアップデートでキャンセルドライブラッシュがキャンセル可能タイミングで66入力だけでなく5or6ドライブパリイボタンでも出せるようになったこともあり、コマンド入力をするコンボを出せるようにトレーニングモードで練習を始めました。
 これによって、自分がより有利になれる連携ができたり、コンボ火力がのびたりしたことで読み合い回数を減らすことができたので、勝率がより安定しやすくなりました。

※長くなるので興味のない場合は読み飛ばし推奨※
・見直し前によく使っていたコンボ・連携
(立ち回り)
・弱→弱→弱→214強
※相手ガード時はホールドで有利フレームだが、キャンセルタイミングで相手にドライブインパクトされるとパニッシュカウンターになる。一応SAゲージが3本あると強フラッシュナックルからSA3キャンセル可能。
・ジャンプ中→ア弱→ア弱→ア弱→ア弱or6必
※連打するとSA1が発生するのでゲージを温存したい場合は最後をライジングアッパーで締めます。
・ドライブインパクト
※すべてのキャラクターが持っている最強技。相手の攻撃を2発まで受けとめることができます。相手が技を出していてドライブインパクト返しをされなければパニッシュカウンターになります。ドライブインパクト返しをされるとこちらがパニッシュカウンターになりますが、意識していないと返すことは難しいです。ガード時は後方に吹き飛ばし、画面端が近いと壁やられになります。

(ドライブインパクト壁やられ)
・6強→強→5必→6必
※特殊技であるダブルインパクトからサンドブラスト、ライジングアッパーまでつなげる連携、壁やられの高さでつながらない場合あり

(ドライブインパクトでパニッシュカウンター)
・6強→強→6必orSA
※安定してヒットしやすいコンボ、火力はあまり出ない
・4強→SA2
※特殊技のサプレッサーからSA2につなげるコンボ、SA2はこちらの方がダメージが高い

・見直し後に使っているコンボ・連携
(基本コンボ)
・2強→214中(ジャスト)→214弱(ジャスト)→214強
※ルークの必殺技であるフラッシュナックルはジャストという要素があり、ジャスト入力成功時には性能が上がります。2強の後に中フラッシュナックルにキャンセルする場合はジャスト入力までつながり、ホールドはつながりません。中フラッシュナックルは4必でも出せますが、弱と強はコマンド入力が必要です。214強の後はSA3にキャンセル可能で、モダンルークの基本コンボでかつフルコンです。
 なお、2強→214中(ジャスト)の後は214弱(ジャスト)以外にもいくつか派生があるのですが、今回は省略します。
・2強→214弱(ホールドorジャスト)→214中or強
※画面端が近い場合や安定を取りたい場面で使用します。214弱がジャストの場合のみ214強がつながります。214中or強の後はSA3にキャンセル可能です。

(立ち回り)
・2中→(キャンセルドライブラッシュ)→ア中
※中足ラッシュでア中まで入れ込むことでヒット確認可能、ヒット時は2強がつながるのでコンボへ移行、ガード時は+5フレーム有利なので微歩き投げが埋まります。
・ア中(カウンター以上)→ア中→(キャンセルドライブラッシュ)→ア中
・ア中→(キャンセルドライブラッシュ)→ア中
※ア中(クラシックでは2中P)は立ち回りの主軸技かつ神技です。発生も6Fと早く、ガードされても有利フレームを取れて、リーチも長く、カウンターヒット以上でア中がもう一度ヒットします(強いところしかなくない?)。キャンセルドライブラッシュ後のア中がヒットすると2強までつながるのでコンボへ移行します。
・ア強→236強
※相手のドライブゲージが少ない場合にゲージを削りきる連携です。ドライブインパクトをされてもインパクト返しが可能。
・ア強→ドライブインパクト
※画面端が近いときに壁やられをさせる連携。バーンアウト時はSAくらいしか返す手段がなく、バーンアウトしていないときもジャンプで回避できない連携です。

(ドライブインパクト壁やられ)
・ア強→214弱(ホールドorジャスト)→5必→6必
・ア強→214弱(ホールドorジャスト)→SA
※6強→強(ダブルインパクト)の場合は壁やられの高さでつながらない場合があったのですが、ア強を始動にすることで高さをある程度無視することができます。SAにつなげる場合は214弱後すぐに出すとつながらないので注意が必要。

(スタン時)
・ジャンプ強→2強(→キャンセルドライブラッシュ→4強→2強)×n回→214弱(ホールドorジャスト)→214中or強→SA3
※モダンでの画面端が最大コンボ。2強をキャンセルドライブラッシュして4強のサプレッサーにつないで2強につなぐコンボでゲージが4本以上あればキャンセルドライブラッシュを2回できます。3ゲージない場合は214中or強でなくSA1orSA2につなぎます。

(ドライブインパクトでパニッシュカウンター)
 ※基本コンボと同じなので省略

画面端の起き攻めを整理する

 そして、このゲームで一番リターンが高い画面端に相手を追い詰めた場合の選択肢の整理を行いました。整理するまではあまり考えずに起き上がりに打撃や投げを重ねていたのですが、ここでのリターンを伸ばすことが現状の勝率に一番影響が出ると考えました。
 画面端でダウンを取った場合、基本的には打撃重ね、投げ重ね、様子見の3パターン行動を取ります。行動の比率はキャラクターによるのですが、ルークの場合は投げから投げが重なるので(※通称柔道)、プラチナランクに上がるまでは起き上がりに無敵技(OD昇竜拳やSA)を毎回パなして来る相手以外には基本的に投げ重ねをしていました。

(打撃重ね)
 暴れ、前ジャンプやバックステップを潰す選択肢になります。無敵技には負けますが、この選択肢が画面端を維持する上で一番固い選択肢ではあります。状況に応じて重ねる打撃を考える必要があるので、この選択肢を整理することが一番効果的でした。

・画面端を維持したい場合
 ア中→2弱or投げ
・相手のドライブゲージが残り少ない場合
 ア強→236強
・相手がバーンアウトしている場合
 ア中→2弱or投げ
 ア強→236強
 ア強→ドライブインパクト
・遅らせグラップを読んだ場合
 ジャンプ強→2強→214弱(ホールドorジャスト)→214中or強※ヒット時
 ジャンプ強→ア中or投げ※ガード時

(投げ重ね)
 ルークは投げから投げがつながる柔道があるので、基本的にはこの選択肢を選ぶことが多いです。無敵技とバックステップは負け、遅らせグラップを使ってくる場合は引き分け、暴れ、垂直ジャンプやガードには勝ちになります。前ジャンプは対空できますが、画面端を脱出されます。

(様子見)
 無敵技を読んだ場合や大幅に体力リードしている場合に行います。この選択肢を取った場合に相手が無敵技を撃っていた場合はフルコンボを入れられるように意識しています。

トレーニングモードでコンボ練習

 最後に一番大事だったことがトレーニングモードでコンボ練習をすることです。相手の体力が少しでも残っていると逆転負けする可能性が残るので倒しきれるコンボ選択やミスしない精度を練習して高めることがとても大事です。特に私が使っているルークはジャスト入力という要素があるのでトレーニングモードでコンボ練習をサボるとダメージが取れないという状況によく陥りました(今もたまにあるけど)。

これからはじめたい人へ

 ストリートファイター6はとても面白いゲームです。特に格闘ゲームをあまりしたことのない人もモダン操作のおかげで入りやすいと思います。
 クラシック操作ではじめることもいいと思うのですが、必殺技や対空が出せないという操作にストレスがあったり、対戦で勝てなかったりするとなかなか継続して遊ぶことは難しいので、気軽にモダン操作で好きなキャラクターを使って遊びはじめるといいのかなと思います。
 また、モダン操作でも対戦していくうちにコマンド入力が必要なコンボや必殺技の強度を打ち分けたいと思うようになっていくので初心者にはモダン操作が本当におすすめです。
 今まで格闘ゲームをプレイしたことがある人の中にはコマンド入力なしで必殺技を出せるボタンがあることに思うところがある気持ちもわかりますが、それを差し引いても多くの人に遊んでもらいたいと思うゲームです。

最後に

 今回はストリートファイター6について書いてみました。書いている過程で発売からのことを思い出していると、自分が想像する以上に長い文章になってしまったのですが、この記事を読んでストリートファイター6をはじめたり、動画を見てみたりしようとに少しでも興味を持った人がいればとても嬉しいです。
 今後の目標としてはダイヤモンドランクを維持できるようにして、将来的にはマスターランクまで到達できればいいなと思っています。
 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?