“クトゥルフ神話TRPG”って何?!(BGMにオススメなサントラ編pt2)

こんにちえ。ほぼ元探索者の星野チエです。

前回のに引き続き、今回も私が"クトゥルフ神話TRPG"でキーパーをする際にBGMとして採用してるオススメのサウンドトラックを紹介していきます。

今回のテーマは「恐怖(ホラー)の演出」に使えるサントラ2本についての紹介です。

"クトゥルフ神話TRPG"が扱うクトゥルフ神話もジャンルとしてはコズミック・ホラーであり、恐怖との関係は切ってもきれず、当然、ゲームである"クトゥルフ神話TRPG"のシナリオでも恐怖は重要なファクターとして存在しています。

そんなシナリオの旨味でもある恐怖を上手く演出できればキーパーとしての満足度も高くなります。そしてそれを補助してくれる手頃な方法がBGMです。

ちなみに私がホラーシーンの演出で使うBGMを選出する際に候補とするサントラは今回紹介するもの以外にも、前回の記事で紹介した「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT ORIGINAL SOUNDTRACK」を愛用していますし、あえてBGMを流さないということもしたりします。


1.TVアニメーション「ひぐらしのなく頃に解」サウンドトラック Vol.1

TVアニメーション「ひぐらしのなく頃に解」サウンドトラック Vol.1

"ひぐらしのなく頃に"はほかにも多くのサントラがあり、私が音源を持っているのはこの1枚のみですが、ほかのサントラも集めたいと真剣におもえるほどに"クトゥルフ神話TRPG"のキーパーをする上で頼りにしています。

私はよく「潜行」や「静かなる抗議」といった曲を採用しているのですが、こうした曲たちのよさは「決して明るさはないものの過度に暗すぎない」ところです。これは前回記事で紹介した"メイドインアビス"の「The First Layer」と同じく「序盤のホラーの演出」をするのにちょうどよく、そういったシーンの選曲をした場合はまずこのサントラを訪ねるほどに信頼を置いています。

また、猟奇とミステリーが主役の"ひぐらしのなく頃に"ですが、それをより一層際立たせる対比として用意されたかのような数多くのコミカルなシーンが存在することもあって、暗い曲だけではなく明るく、ときに愛らしい曲も用意されているためバラエティ面でも強いのもオススメできるポイントだったりします。


2.バイオハザード7 レジデント イービル オリジナル・サウンドトラック

バイオハザード7 レジデント イービル オリジナル・サウンドトラック

前章の"ひぐらしのなく頃に"と違って、終始不気味な曲だけが詰め込まれたこのサントラはバイオハザード7を知っている方ならば納得なはずの内容です。私はバイオハザードに詳しいわけでないですが、作品自体がなかなかに"クトゥルフ神話"との親和性が高そうですよね。ことこのサントラについては完全に親和性があると私はおもっています。

どの曲も盛り上がりまでの立ち上がりが遅く、徐々に徐々に金切り音のようなストリングスや不協和音、ドロドロとした低音とともにボルテージがあがっていく、もはや曲そのものが怖いので、どれであれ流しておけば間違いないサントラだとおもっています。ほんとうに、音が怖いってすごいですよ。

このサントラを用いるときの私のイメージとしては中盤以降のホラーシーンで、前章の"ひぐらしのなく頃に"よりも深刻で、探索者たちが慎重にならなければいけない、それこそあの不気味で猟奇的なベイカー家を注意深く歩き回らなければならないような、そんな緊張したシーンにちょうどいい、そんなイメージです。


3.最後に

「ようし、今日はこのテーマで書くぞい!!!」と勢いのまま記事を書き始めたはいいものの、我ながらあまりに短すぎる記事でびっくりしてるのですが、よくよく考えてみると手元にあるホラーにフォーカスされたサントラがこの2本しかなく、選曲の際にはこの2本を主軸にしてほかのサントラ(しかも前回記事のサントラがほとんど)に入っている不穏な雰囲気の曲をピックアップして使ったりしているため、ホラーの演出での選曲に困っていませんでした。

とはいえ、餅は餅屋、ホラーの演出に使うBGMならホラー作品から。今回とありあげた2本のサントラは非常に優秀だと声を大にしていえますが、世の中にはまだまだホラー作品のサントラが溢れていますので、かつてあなたを恐怖させたあの作品この作品で使われていた曲を、あなたがキーパーという名の演出家として使ってみるのもアリではないでしょうか。

私自身、今回の記事を通じて「たしかにホラーのゲームをやってる割にはホラー作品のサントラの手数が貧弱だったなぁ」と痛感したので、これを機にホラー重視のサントラの開拓をしたくりました・・・!!!

では、短い記事でしたが今回はここまで。次回の記事ではせめて3本以上のサントラを紹介できたらなとおもっていますので、また読んでいただければなとおもいます。



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