“クトゥルフ神話TRPG”って何?!(BGMにオススメなサントラ編pt3)

こんにちえ。ほぼ元探索者の星野チエです。

前々回、前回と同様、今回も私が"クトゥルフ神話TRPG"のセッションでBGMとして愛用しているサントラの中からオススメなものを紹介していきます。

今回のテーマは「シリアスとドラマチック」です。"クトゥルフ神話TRPG"といえばやはりホラー要素が強いですが、なかには物語重視なシナリオも数多く、そうしたものをキーパリングするならば、やはりドラマチックに演出したい・・・ということでこれもBGMの力を借りてしまいましょう!!!

1.魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION

魔法少女まどか☆マギカ MUSIC COLLECTION

2010年代を代表するアニメのひとつとも言える"魔法少女まどか☆マギカ"のサントラは、前々回の記事では取り上げませんでしたが、確実に私のお気にいりのひとつです。

ピアノや管楽器を基本としたローテンポな楽曲が多く、壮大でありながらもメインでもあるストーリーへの注意を削がない塩梅の加減がシリアスなシーンで採用しやすい決め手となっています。

また、"劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語"のサントラも非常に使いやすく、オススメしたいのですが、Blu-layの特典なのでご注意を・・・。しかし、収録されている「never get there」や「take your hands」といった名曲の演出力は非常に強いのでサントラ沼にハマった際には手を出してみるといいかもしれません・・・!!!


2.TVアニメ「宝石の国」オリジナルサウンドトラック コンプリート

TVアニメ「宝石の国」オリジナルサウンドトラック コンプリート

方向性としては"メイドインアビス"のサントラと同じく、明るい曲から激しい曲までそこそこ汎用性があるものの、作品の持つ儚さとそのなかにある輝きを表した高音寄りで響きのあるサウンドが特徴的です。

「シンシャ」や「冬の終わり」といった曲はとくにドラマチックなシーンをしたい場合には採用したいですね。ホラー演出寄りになってしまいますが、「黒点」や「新型」はラスボスとなる狂信者の親玉との最終対面や強大な神話生物が招来される際の描写に持ってこいだったりします(原作的にも)。


3.狼と香辛料

狼と香辛料 original soundtracks

狼と香辛料II O.S.T 狼と「幸せであり続ける物語」の音楽

ちょいと変わり種ではありますが、どうしてもここで紹介しておきたかったので・・・。

収録されている曲がすべてケルト風で、基本的には陽気で牧歌的な雰囲気なものが多いのですが、「長い夜、冷えた月」や「暗い森」、「楽園喪失」などのちまちまと収録されているシリアスめな曲をよく採用しています。

というのも、多くのサントラはジャンルで言えばポップス、ロック、クラシック・・・などメジャーなものが多く、それによってあるシナリオのプレイリストを作成する際に様々なサントラの楽曲を採用してもある程度の統一感が取れるのですが、この"狼と香辛料"のケルト風の楽曲たちは使っている楽器から旋律まで一癖あるため、その統一感のなかにポンと投げ込んでみるとある種の違和感によって一気に空気を変えることができてしまうと私は考えているからです。


4.最後に

今回も3本の紹介と短めになってしまいましたね・・・。

とは言え、この3本は自信を持ってオススメできますし、これらのサントラに何度演出を助けられたか数えきれないくらいお世話になってしまっています("クトゥルフ神話TRPG"歴はとても浅いですが)。

それでは、今回はこの辺りで。次回はみんなが大好きな戦闘(<武道>持ちの私が言うべきではありませんが無闇矢鱈な戦闘は控えましょう)で盛り上がるようなサントラを紹介しちゃいたいとおもいますので、また次回もチェックしてみてくださいね、では!!!

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