【M&A】日本M&Aセンター-10期連続で過去最高益を更新

こんばんは。今日は朝から読書のほうを優先させたかったのと、めぼしいM&A関連のニュースが無かったため、こっちの更新がずいぶん遅くなってしまいました。

この記事を取り上げた理由

M&A関連のニュースを調べようとすると毎度出てくるのが「日本M&Aセンター」。彼らの業績がこんなに上がっているとは知りもしなかったので、取り上げてみました。昨日のPEファンドもそうですが、M&Aの業界のプレイヤーをあんまりわかってないですね。。

要旨

①日本M&Aセンターは20年3月期は2桁増収増益で10期連続で過去最高益を更新した。また、過去最多となる885件のM&Aを仲介した。

②当年度は、各地域の特性に寄り添ったセミナーを開催し、より細かく地場の事業承継ニーズを汲み上げ、企業数や就業人口の減少に直面するそれぞれの地域経済の活性化に貢献することを企図した。

③新たな事業展開として、東京証券取引所が運営するプロ投資家向けの株式市場であるTOKYO PRO Marketへの上場を支援すべく、2019年7月にJ-Adviser資格を取得した。J-Adviserとしての同社の特徴は、TOKYO PRO Marketへの上場を支援するだけでなく事業拡大や新規事業の創出、海外進出や一般市場へのステップアップ等、担当する企業の成長を強力にサポートできることとしている。

解釈

M&Aのプレイヤーとしては、国内大手証券会社、大手銀行、外資系投資銀行、コンサルティングファームなどがあります。日本M&AセンターはM&Aの仲介企業とされており、日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライクが3大企業とされています。(ここにざっくりとした業界マップも載っています)

決算説明資料もわかりやすいですね。(心理的な抵抗感はあれど、)今後確実に伸びていくマーケットだというメッセージが強く伝わってくるとともに、それによって社会を変えようという気概も感じます。

基本的には日本M&Aセンターは中小企業向けがほとんどであり、そういった面では外資投資銀行やコンサルとのバッティングはあんまり起こらなさそうですね。

コロナ禍で東京への集中のメリットが減ってくることもあり、地方×中小企業といった転換もより高まってくるかもしれませんね。

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