ゲイ生活における幸せってなんだろう?
Make our gay life betterと銘打つからには、betterになった先=人生の目標ないしは目指すべき姿みたいなものの定義を固めておいた方がいいと思います。
こういう話をすると、すぐに「モテこそ全て」「年収がいくら」「GOGOの彼氏がいる」とかそーゆー短絡的な話になりますが、それ以外の側面もいろいろありますよね。
たとえばマズローの欲求五段階説によれば以下のような欲求が人間にはあるわけで、視野はある程度広く持つに越したことはないと思います。(上記の例は下から3番目か4番目あたりの話ですね)
また、これに関連した話で、僕ならではの「ゲイだから得られた幸せ」の話も簡潔にしたいと思います。
①例えば、自分はゲイでなければ昨年に世界一周旅行なんてしなかったと思います。そんなの家族を背負っていたら、リスクだし、所謂「普通の生き方」でないことをするメリットが無いから。(元来僕はキャリア形成についてはかなり保守的でした。今は考えも変わりましたが…)
②また、自分はゲイで無ければ異業種や別世代の友人を多数持つことは無かったと思います。前職の先輩に「ゲイの世界はフリーメーソンに近い」と言われましたが、その通り。今の会社もゲイの友達に紹介されて入りましたし、前職で営業の立場にも関わらず法務や人事とも強いネットワークを持てたのは、自分がゲイでカムアしてたからだと思います。
他にも家族にカムアしてる人であれば、それをきっかけに家族とより一層深い関係になれたりもしたかもしれません。仕事の話から離れても、単純に素晴らしい友人に囲まれたこと自体が財産に思えるかもしれません。
皆さん個々にいろいろなこれまでの人生における想いがあるはずですが、以下のような切り口で幸せは分類出来ると思います。
A) (セクシャリティに依存しない)一個人としての幸せ
B) (セクシャリティに依存する)ゲイだからこそ得られるであろう幸せ
Aに関してはまさに個人の価値観によるところなのでマズローの五段階欲求で一定の広い視野が持てるはずです。
Bに関しては僕の拙い経験をお話ししましたが、ゲイであることを利用して、「ちょっと良いこと」を得ることは可能だと僕は確信しています。
次回はBをどうやって深掘りしていくべきか、考えたいと思います。