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JAZZ NOT ONLY JAZZ @ NHKホール

最近行ってるライブは、ちょいちょい見に行ってるアーティストとか、逆にあんまり知識がない界隈とかのが多くて。
「おんなじこと何度も書いても」か「知らなさすぎてなんも書けない」の二択だったんだけど。
今回は「知識まったくないけどむっちゃかっこよかったんで書くぜ!」の回。

今をときめく(言い方…)ドラマー石若駿くん率いる箱バンが、ジャズの畑のバンドサウンドにて、ジャズの畑じゃなかったりめっちゃ畑だったりのゲストのみなさまをお迎えして行うイベント、JAZZ NOT ONLY JAZZ。2024年6月21日(金)開催。
箱バン「The Shun Ishiwaka Septet」メンバーは、Dr. 石若駿、Gt. 西田修大、Gt. 細井徳太郎、Ba. マーティ・ホロベック、Sax. 松丸契、Tp. 山田丈造、P. 渡辺翔太。
ゲストは、堀込泰行、田島貴男(Original Love)、PUNPEE、アイナ・ジ・エンド、大橋トリオ、上原ひろみ。
ふだんジャズいっぱい聴いてるジェントルかつ厳格なおじさまおばさまがたから、アイナさん目当てのヤングまで幅広い客層。

堀込泰行から大橋トリオまではみなさま後日の配信かWOWOW見ていただいて…。

「エイリアンズ」に始まり「接吻」で終わるという、俺たち泣かせのニクい構成。
(一応、全国の堀込泰行さんファンにお伝えしておくと、いつものようにぽてぽて登場して、いつものように後輩ミュージシャン相手だろうと関係なくMCで弟風を吹かして去って行かれました)

大トリの上原ひろみを前にバンドメンバーがいったんステージからはけて、グランドピアノがもう1台ステージにセッティングされる。
そこから上原ひろみ、石若駿、マーティ・ホロベックのトリオで1曲。
大橋氏が石若くんのドラムについてMCで「音がいい、耳に障ることがない、ハマってほしいところにハマる」と激賞してたんだけど、それがいちばん体感できたのがこの曲じゃなかろうか。
暴れ馬のような(失礼)上原ひろみのピアノにビタっとジャストで絡んで疾走していくの。
ここまで、ゲストそれぞれフィールドが違うからこそのフィーリングの違いを楽しんできたんだけど、いざ上原ひろみを迎えたことで、チューニングが合ったというか。
同じ教科書で学んできたというか。
サッカーでいうと、ふだんはクラブも別で戦術も異なるけど、おおもとのフィロソフィーとマナーが共通しているから、代表チームでスムーズに試合に入れる感じ。
ほしいところにほしいタイミングでパスが来る。
それもあんな爆走で。

西田修大が加わってもう1曲。
このピアノvsギターバトルがね! もうむっっっっちゃくちゃかっこよくてね!
両者気持ちよさそうに弾いてた。
見てて脳汁ダバダバ出た。

↑終演後「やべー」しか言えなくなってる人のツイートより。
もっと見たいからまたどこかでライブやってくれないかな…。


レポ来てた。

関連インタビュー来てた。


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