かみさま

かみさまに ひとは なりたがる
だれかの あのひとの
かみさまで あればいいなと
かみのクセに ねがう

白い服を着て
杖を持ち
立派な髭の
ああ かみさま

かみさまを ひとは ほっしている
いつでも あのときも
かみさまに いてくださいと
しんじないクセに いのる

寄り添って
楽にさせて
泪を拾い上げてよ
ああ かみさま

都合がよく 都合のいいときだけ
キミはボクはあのひとは
信仰して 信仰させて 進行してゆく

そんな 居るはずもない
かみさまの のろい

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