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航大身体検査不合格❌→ANA身体検査合格⭕️までにやった対策について✈️


みなさんこんにちは、ファビオと申します。
今回はタイトルの通り、航大の身体検査が不合格となった私がANAの身体検査に通過するまでに行った対策の数々を紹介します。

私についての自己紹介は航大1次対策編をご覧いただければと思います。今回は割愛します。

2023年当時23歳でラストチャンスの航大1次試験を突破した私でしたが、残念ながら2次試験である身体検査で不合格となってしまいました。(身体Aで不合格となり、身体Bにすら進めませんでした)

しかしこんなところで諦めきれなかった私は、その後同じ2023年秋からのANAの自社養成パイロット選考に挑戦しました。

ANAの場合はFCAT(Flight Crew Assessment Test)といい、個社選考に進むための事前試験があります。FCATを通過すると、その後ANAグループの各社(ANA.ANAWINGS.Peach.AIRDO)の個社選考に応募することができるという仕組みになっています。私が受けた2023年のFCATは、
1次 書類選考

2次 英語試験(GTEC)

3次 飛行適性検査(簡易版)

4次 グループ面接、個人面接

5次 身体検査

で構成されていて、4次選考まで突破した私は、航大での苦い経験を生かして5次の身体検査に挑みました。
羽田空港にあるANAの施設で身体検査は行われました。これは航大の身体検査の時と同じ会場です。
1日で脳波まで全て行います。
午前中に、眼科、並行感覚、レントゲン、心電図、採血、脳波を行い、
午後は、再検査に該当する人は眼科の再検査、そして各種診察でした。
脳波は15分程度と短く、検査中は目は閉じててもずっと起きてるように指示があります。

そして1.2週間後に結果が届き身体検査は合格、見事にFCATを突破しました。

4次選考までの過程も紹介できる範囲で後々公開したいですが、個人的には身体検査の対策にかなり力を入れていましたし、ブラックボックス化している身体検査の中でいかに合格の可能性を上げるかというところを、航大の身体検査後にかなり研究をしました。

今回はこの「身体検査突破の確率を上げる対策」について紹介します。

まず大前提として…
みなさんは大健康です!!(笑)

こんなことをいうのには理由があります。
私は本当にFCATの身体検査を通過したかったので、本番の身体検査前に自費で航空身体検査ができる病院に行き検査をしました(これがなんと4万円もします…😭)

航大の身体検査とほぼ同じことをして脳波も測定してもらいました。
そして結果は全て異常なしでした。
ただし、国が定めている航空身体検査の基準と航大や自社養成で各社が行う身体検査の基準とでは後者の方が高い設定をしており、しかもどれくらい高めに設定しているかはわからないとのことでした。

そこで医師の方に言われたのは、
「若いんだからみんな基本的に血液に異常はない」
「脳波で見るてんかんも大体は現れない」
「身体検査も面接同様に落とす試験だからね」

の3つを言われ、印象に残りました。

身体検査と聞くと血液、眼科、脳波などのイメージが強いですが、目を除けば大体の人はそこら辺は健康なのです。(眼科については後ほど解説します)

そしてむしろ、それ以外の細々した検査項目で微妙な差が付き、それが合否につながっていると当時の私は考えました。

もちろん血液や眼科、脳波を蔑ろにするわけではありません。
脂っこいものを控えて血流に良いタマネギを中心に野菜を多く摂取し、適度な運動と十分な睡眠をとる。そしてできるだけ遠くを見て生活し、コンタクトレンズをあまり付けないように生活をする。
こういったことは私も検査が決まった瞬間から約1ヶ月くらい行いました。しかしこれ自体は多くの人が今までも言っていますし、大体の人が検査前にはやっていることだと思います。そして極論、結果の良し悪しは誰にも分かりません。

今から紹介するのは血液、眼科、脳波以外の準備でなんとかなる検査に対する対策について、私が行ったものを紹介します。
医師の方の言葉を借りれば、身体検査ではなく「身体試験」です。
これも列記とした試験であり、基準をクリアすることはもちろん、他者との比較で合否が決まる試験と考えるべきです。

航大、ANA、JALの全ての身体検査に役立つ内容です。
ぜひ、参考にしていただければ思います。

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