創業ヒストリー episode1〜INCE HAIR創業動機〜

INCEはIndependenceの頭とお尻をとって付けました。


Independenceとは自立という意味です。美容師さんがお店に依存せずに自立できる。そんなお店づくりを目指しています。

自立されると独立されちゃうのではないか。独立されたら困るのではないかそんなことを経営者の先輩には言われます。

そう。そこが美容業界にある問題なのではないかと考えているのです。

何が問題か。

お店も美容師もお互いに依存し合っているから辞めるときに大いに揉める

お店で働いていた美容師さんが独立するときにオーナーと揉めて。。という話って山のようにあります。

これはオーナーがその美容師さんの売り上げに依存しているから。やめられると困るから。だから揉めちゃいます。

オーナーさんはきっと、今そのスタッフが顧客を抱えているのはお店が広告費を払って集客した顧客なのだからその顧客を連れて辞めるなんてけしからん!!てなところでしょうか。

一方で

売り上げがなかなか上がらなくて、売り上げ的にお荷物になってしまっているスタッフをオーナーさんはやっぱり不満に思っていたりします。

これはスタッフがお店に依存してしまっている状態です。

つまり

お店に集客力と求人力がないことが根本的な問題です。

集客力があればスタッフが顧客を連れてやめても問題ありません。

集客力があれば指名がつきにくくてもフリーのお客様を担当して売り上げを立てることができます。

求人力があればスタッフがやめても問題になりません。


スタッフが辞めるときに嫌がらせなんかあれば、

残るスタッフにも遺恨を残すことになり負の連鎖が始まります。

それを回避するのには圧倒的な集客力と求人力です。

これはオーナー(お店)側の自立です。


じゃあ美容師にとっての自立とは

指名のお客様がつくことだと私は考えています。

指名が付けば独立してもいいし、他のお店に移ってもすぐに売り上げを立てられて十分なお給料を得ることができます。

精神的な安心を得ることができます。

INCE HAIRでは

圧倒的な集客力を担保するために価格をエリアの競合よりお得な価格に設定しています。(1時間あたりの生産性3000円を切らない程度に)

そして全席個室にしたり、ドリンクサービス充実させたり、全席にタブレット用意したり、全顧客にライン登録してもらってアフターメンテナンスをラインでできるようにしたり、

再来の動機付け、INCE HAIRの美容師さんをまた指名しようと思う動機づけを仕組みとして仕掛けています。

全員が幸せになれるサロンはできなくても、幸せの最大公約数は取れるサロンを目指しています



こんなサロンを作ろうと思った動機はリクルートでホットペッパービューティで働いていたことがきっかけでした。

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