偏りのある子供の受験(2号編)③高学年

4年生から大手塾に転塾した2号。
クラスはまだ1つしか無く、玉石混交。それでも「1:1では無い塾」が新鮮なのと、問題のレベルが高めで「面白い」と言っていた。
まだ週2回程度の通塾で、時間的にも余裕だったから、暇な時間はプログラミングに専念していて、簡単なゲームを作ったりしていた。
相変わらず先生や友達の名前さえ覚えないので、当然お友達が遊びに来る事も無く、ひたすら家で私にはよくわからないPC言語で何か入力してたな。

一度、小学校の家庭訪問があり、玄関で簡単に話を終わらせる慣習があるけど、担任が「どんなPC使ってんの?」と2号に聞いたら「部屋においで」と本人が言い出し、先生が2号の部屋にあがった(掃除しときゃ良かった…)
2号のPCはガチもので、旦那曰く「普通に大人が使うレベル」なので、部屋に入った担任が「トレーダーかよ!」と驚いていた。
デスクトップPC・液晶ディスプレイ2台、光るキーボード…全部「黒」
担任は、工学部出身の元技術者から小学校教師になった人なので、凄く話が合うらしく、次の子供の家に行かなきゃなのにずっと何か話してて面白かった。

5年生になると、塾のクラスが2つに分かれた。2号は上のクラス。
6年生になっても2クラスで、この頃には「校舎で学年TOP」になっていた(とは言っても30人位)

プログラミング熱は全く下がらず、小学生のプログラミング・コンテストに出たいと言い出した。自分で出場要項を調べて印刷し、保護者から承諾を貰わないといけないから、と言って説明しに来た。旦那は「やりたいようにやらせたら」というし、私も中学受験しないなら好きな事すればいいと思っていたので、承諾。
結果、全国で30位以内には入ったが、TOP10は逃した(応募は2000人位)
案の定、上位に入れなくて怒ってて、TOP10の子供達はTVの取材とか受けたらしいので、悔しくてブツブツ言ってたな。

高学年はこんな感じでノンビリ?趣味に没頭していた2号。
中学に入ると生活が一変する。

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