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20年間チーキー・ソングを歌い続けるチーキー・ガールズのすごさ

今日はクリスマスイブなので今年結成20周年を迎えてカムバックしクリスマスソングを何曲もリリースしたチーキー・ガールズを紹介します!

最強の双子
チーキー・ガールズはルーマニア出身のモニカとガブリエラの双子の姉妹ユニットです。
彼女達は幼い頃から体操やバレエを習っていて法学部の学生として学んでいました。
そんな中母親マルギットと一緒に渡英した2002年にガールズ・アラウドを生んだ『ポップスターズ:ザ・ライバルズ』のオーディションを受けました。
オーディションではチーキー・ガールズと名乗り母親の作った『チーキー・ソング』を歌って踊りましたが審査員のピート・ウォーターマンから「これまで見た中で最悪のパフォーマンス」と評価されました。
しかしその最悪と言われたチーキー・ソングがチャート2位を記録しチーキー・ガールズは華々しくデビューしました。
デビューしてから2年は新曲を精力的にリリースし音楽活動に励んでいました。

波瀾万丈の20年
しかし彼女達の活動は順風満帆とはいかなかったようです。
その後破産や摂食障害、病気に苦しみレコード会社テルスターの過度なセクシーさを求める方針に悩み豊胸手術を繰り返すようになりました。
またテルスターは彼女達の音楽から多大な利益を得たにも関わらず充分な報酬を与えていなかったようです。
私生活ではガブリエラが自民党議員レンビット・エピックと2年間お付き合いし婚約まで決まりましたが自民党の上層部から圧力がかかり破局させられました。

それでも歌い続ける
現在2人はヒュンダイで車の販売をしていますがガブリエラはヨークで、モニカはイギリスのボストンで別々に働いています。
しかし彼女達は精力的にライブ活動を続けておりLGBTQI+啓発のプライドフェスティバルにもたくさん呼ばれています。
2010年にはオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に『チーキー・ガールズ・アンド・ダリウス』というまさかの3人組ユニットで参戦しました。
またチャリティ活動も積極的に行っており2011年のチャリティイベントではボリス・ジョンソンとも会ったり2013年にはテレビ番組でイギリスにおけるルーマニアの移民問題について議論しました。
彼女達はテレビ出演の際は芸能界に憧れる若い人達が同じ苦しみを受けないよう自分達の経験談を語るようにしています。
そして2022年、遂にチーキー・ガールズは新曲を携え音楽業界に戻ってきました。
新曲は3曲ありますがその中でも最初にリリースした『レッツ・ハブ・ファン』を紹介します。

Southampton Pride 2018 
Meeting Boris Johnson 2011

これからも最強の双子
私がチーキー・ガールズの中で1番尊敬しているのは「20年間ずーっとチーキー・ソングを歌い踊り続けてる所」です。
彼女達は「60になったら無理よね」と言ってますが20年間この曲を歌い続けるってなかなかタフじゃないとできないです。
しかもライブ動画観てるとお客さん達の盛り上がりっぷりが良くてチーキー・ソングを聴いてた世代がいかにこの曲を必要としてるかが分かります。
彼女達は体形がコンプレックスだと語っていますが今でもジムに通って筋肉質な体形を維持してるし当時と変わらないファッションで歌い続けるのはカッコいいと思いますね。
しかも新曲は母親作曲で当時と同じ作風なのが嬉しいんですよね。
今時なかなか緩〜く聴けるポップソングに出会えないから年末はチーキー・ガールズたくさん聴こうと思ってます。

最後はチーキー・ガールズのクリスマスソングをお楽しみください♪
チーキークリスマス‼︎

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