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【ライブレポート】COMPLEX 日本一心(20240515)

みなさんこんにちは。
本日は5/15に行われた「COMPLEX 日本一心」の初日について振り返りたいと思います。

まずこのCOMPLEXの再々結成、正直実現するとは思ってませんでした。
2011年の再結成時に吉川、布袋が揉めたとか、吉川は布袋とステージに立つことは2度とないとコメントしてるとか…そんな様々な噂や憶測があったこともあり、再々結成は絶望的と思っていましたが、まさかの実現。
私がその事実を知ったのは平日の朝、仕事に行く前の眠気で満たされたトイレの中だったのですが、目が覚めひっくり返りました。
そんなこんなで日本一心2の開催が発表され、2024年5月15日、私は東京ドームへ向かいました。

5/15のセットリストは以下になります。

ワルキューレの騎行
01.BE MY BABY
02.PRETTY DOLL
03.CRASH COMPLEXION
04.NO MORE LIES
05.路地裏のVENUS
06.LOVE CHARADE
07.2人のAnother Twilight
08.MODERN VISION
09.そんな君は欲しくない
10.BLUE
11.Can't Stop The Silence
12.CRY FOR LOVE
13.DRAGON CRIME(East & West)~HALF MOON~ROMANTICA 2024
14.PROPAGANDA
15.IMAGINE HEROES
16.GOOD SAVAGE
17.恋をとめないで
18.MAJESTIC BABY
---ENCORE01---
19.1990
20.RAMBLING MAN
---ENCORE02---
21.CLOCKWORK RUNNERS
22.AFTER THE RAIN(朱いChina)

2011年の日本一心とほぼほぼ同じセットリストにはなりますが、HALF MOONとCLOCKWORK RUNNERSの2曲が追加となってます。(個人的にはJUST ANOTHER DAYも見たかった…)
COMPLEXも1990年のラストライブ、2011年の日本一心と同じセットリストで3回ライブをしてますので、大幅な曲順の変更もあり得るんじゃないかと正直期待していましたが、そんなことはありませんでした。
ただ、準備期間の少なさや曲のレパートリーの少なさから考えて、このセットリストがベストなのかもしれないとも思います。

さてライブの内容についてですが、
2011年よりさらに磨き抜かれたCOMPLEXの演奏、演出を見ることができました。
1曲目BE MY BABYを見た時から感じましたが、ステージ後ろのモニターに映し出されるグラフィック、あれがめちゃくちゃかっこ良かったです。
あの演出は2011年の日本一心では無かった演出です。照明だけのシンプルな演出も好きなんですが、布袋寅泰、吉川晃司、COMPLEXの楽曲、重厚感のある演奏、東京ドームとド派手な要素満載のライブにはあれくらい派手な演出が合ってると思います。
あのアップデートはすごく良いと思いました。

演奏については吉川晃司のギターパートが前回より増えており大感動でした。
路地裏のVENUS、GOOD SAVAGEなどお馴染みの楽曲はもちろん、1990のギターソロなど今までギター1本だった部分がツインギターになっておりこれも嬉しいアップデートだと感動しました。
シンバルキックもキマってましたしすごくないですか?あの人。
ほんとに58歳?って感じでした。
曲も所々のパートの長さやリフ、フレーズが変わっていたり、とても短期間で準備したとは思えないアップデート満載の演奏でした。
それに加え今回新しく追加されたCLOCKWORK RUNNERSですが、まさかそこで入れてくるとは…って感じでした。
正直ダブルアンコールは今までの流れから考えてもAFTER THE RAINで終わりだと思ってましたので、聴き覚えのある時計の音が流れた時は思わず飛び上がりました。
こんなサプライズも追加してくれるCOMPLEX、カッコ良すぎます。

ただなんと言っても魅力なのはCOMPLEX2人の重厚感のある演奏。
流石日本を代表する2人のミュージシャンだと、あの場にいたオーディエンス全員が感じたと思います。
ハードでありながら繊細かつ表現力に富んだ布袋のギター。
それに対する吉川の太く芯が通りつつ妖艶さも兼ね備えた歌声。
演奏については2人とも全く衰えておらず、むしろ進化していたくらいだと感じました。
流石COMPLEX、東京ドームという巨大な会場、5万人のオーディエンスを相手にしても、その存在感は圧倒的でした。

ただ、なかなか見られないレアな場面もありました。
GOOD SAVAGEのギターソロで、布袋がパートの長さを間違えるという場面を見れました。
実は私、布袋寅泰の大ファンで数々のライブを拝見しているのですが、彼が演奏ミスする場面というのはなかなかありません。
布袋が間違え、吉川が笑うという初日ならではの微笑ましいレアな場面に遭遇でき、私も思わず笑みがこぼれました。

こんな感じでCOMPLEXの素晴らしさは尽きないのですが、今回はオーディエンスのアップデートも見られました。
最後の曲、AFTER THE RAINで5万人のオーディエンスがスマホのライトを灯し掲げてCOMPLEXの演奏に応えていました。
私はアリーナからその光景を見ることができたのですが、圧巻の光景でした。
まるで満点の星空の下でAFTER THE RAINの生演奏を聴くという体験、なんて贅沢な体験でしょう。なかなか体験できることではないと思います。私にとって一生忘れられない体験になりました。

こんな感じで私が感じたことを記してきましたが、改めてCOMPLEXの御二方、バンドメンバーの皆さん、スタッフの皆さんには、この歴史的瞬間を体現していただいたことに感謝したいです。
間違いなくこのライブは能登への大きなエールになると思います。
でも今回で終わりじゃなく、またライブしてほしいなーって今回の日本一心を見たオーディエンス全員が思っていると思います。
「そろそろ新曲を…」と布袋もMCで言ってましたし、私は次回があると信じてます。(個人的には今あるCOMPLEXの楽曲が大好きなので新曲はちょっと不安ですが…)
とにかく今回お疲れ様でした。
めちゃくちゃカッコよかったです。

お前と一緒にエールを!

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