見出し画像

子供の連れ去りとは?

一方の親がもう一方の親に無断で、もしくは強制的な措置により子供と移転することを言います。子供を連れ去った方の親はDVを理由に連れ去りを正当化し、もう一方の親から親権を奪ってしまいます。

連れ去り行為が頻発する理由は、日本が〝単独親権制度〟であることに起因します。海外のように〝共同親権〟であれば連れ去りをしても、その親は罰せられるだけです。しかし〝単独親権〟であれば一方の親の傲慢により、完全に子供を我が物としてしまいます。

〝子供の連れ去り〟は国内外で一切許されていません。しかしながら、日本の判例ではDVへの高い懸念と子供の直近の利益を優先し、連れ去った親に親権を与えます。


世界からの視線が増している
外国間での〝子供の連れ去り〟はバーグ条約により違法とされています。コロナ禍の渡航停止により外国間での連れ去りは減りましたが、それ以前は数十人の相談を受けることがありました。
これらはBBC(イギリス)、Le1245(フランス)、CBC(カナダ)、SBS(オーストラリア)といった報道機関により注意喚起もされ、日本では片隅のニュースが世界の中では異常事態として扱われています。


現状、子供の返還に関して〝決定打〟はまだありません。連れ去りの返還に成功するケースはありますが、とにかく試行錯誤の繰り返しです。途方もない苦行の連続に耐えられず、自死を選ぶ人もおり、非常に問題です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?