見出し画像

コロナ収束期での海外浮気調査

渡航制限の緩和により海外調査の実施が増えました。コロナ収束期における渡航者の特徴は高ステータスの旅行者であることです。すなわち、現地で不自由なく活発に行動できることができ、調査員に高いレベルが求められています。ここで、2022年の海外調査の傾向とその解決策である現地探偵への依頼を紹介します。

2022年海外調査のケーススタディ

地域:X国(US圏)
対象者:夫 / 不倫相手:X国の現地女性Y氏
【依頼の経緯】
夫はX国に5年前まで赴任していたことがあり、その当時からY氏との不倫が始まった。コロナ禍で2人の関係は一時中断していたが、渡航しやすい情勢となり、夫がX国に行くことになった。把握していることは夫の出国・入国スケジュールだけで、どこへ泊るかわからない。夫自身、国際免許で運転が可能で、相手の女性が現地で迎えに来ることもありうる。そこで、日本人調査員1名が現地に行き、現地探偵社と共同で調査することを計画した。

【1日目】
現地空港で調査開始。夫は到着ゲートに現れると、すぐにY氏と合流する。空港で夫がレンタカーを借りたため、現地探偵の車両で追跡。2人はホテルに着き、チェックインが済むと同じ客室に入る。その後外出があったのはディナーだけであった。
【2日目】
2人が朝食のため客室から出てくる。朝食が済むと、周囲を散策し、夫運転のレンタカーで移動。これも現地探偵の車両で追跡する。繁華街でショッピングをして過ごす2人を撮影し、不倫の証拠を得る。
【3日目】
2日目から数日空け、夫の帰国予定日。現地探偵に完全委託し、ホテルから調査開始。夫はY氏とグランドフロントに現れ、チェックアウト。レンタカーで空港に向かい、2人は出国ゲートで別れた。その後、Y氏の追跡に切り替え、Y氏の居宅の判明に至る。

アクティブユーザーによる海外での不倫

円安ドル高の影響もあり、以前のように誰しもが旅行に行ける状況でもなく、現段階で海外旅行に行く人物は高所得者です。
・資金力、英会話力が高い
・様々な移動手段が使える
・高級ホテルで長期間滞在する
2022年の渡航者には以上のような特徴があります。移動手段で言えばタクシーやバスは勿論、専属送迎やレンタカーといった海外旅行ならではの移動もあります。現地住民と同じくらい動きができるため、探偵も追跡のバリエーションが必要です。

海外の探偵社を活用する

現地で自由自在に動ける対象の解決策に海外探偵社の起用が特効薬です。海外探偵社の起用は完全委託、日本人調査員との共同といった2種類があります。今回は夫が空港でレンタカーを手配しており、現地探偵社の車両の準備がなければ追跡できない状況でした。その後もレンタカーで行動したこと、現地住民であるY氏の追跡を踏まえると、現地探偵を活用することは最適でした。現地探偵に依頼するうえで懸念すべき点は、ドル高の影響で費用が高騰していることです。ただ、日本人が出向する場合も航空券費用が発生するので、経費面を考慮すると現地探偵の方がリーズナブルな場合があります。対象が現地で自由自在に動くことができる場合、このように現地探偵への依頼、現地探偵との共同調査もお考え下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?