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厄年、あなたはどのよう捉えますか?

厄年とは?

厄年とは、例年よりも慎ましく過ごそうとする年を指します。

厄という言葉には、災いや不幸といった意味があり、それを避けるために普段よりおとなしく過ごそうとする考え方です。

厄年の歴史は長く、平安時代から1000年以上も続いてきました。

紫式部の源氏物語にも、厄年に関する記述があるなど、古くから日本では厄年を意識して生活してきました・・・と解説しているモノもあります。

私は、厄年とは

人生の節目、身体の変化にも気遣う年齢に入り、周囲を見て慎重に行動していく世代に入った

という風に考えています。

皆さんはどのように考えますか?


そうだ、厄除けに行こう

私は自分が厄年であるという事をつい最近美容院で知ったんです。

美容師さんが私と同い年で、厄払いに言った話をされたことから

「え?」

「この事実を知ってしまった私はもう厄除けに行かなければいけない」

「直ぐ行かないと・・・」

「今月中に何としても行きたい・・・」

というように気持ちが高まり、その翌週に厄除けをお願いしに行ってきました。


もちろん厄除けしたから終わり、大丈夫!という気持ちの問題でない事は十分わかっています。

無理をしない、慎重に行動する、周囲に感謝して行動する

この気持ちが重要ですよね。

わかってます。

先ずは自分が病気しないように、みんなに迷惑かけないようにする事を

自分にも周囲にも良い結果になる事を考え慎重に行動する事を忘れてはいけないと肝に銘じています。


厄除けにピアス

今思えば、33歳の厄年に当たる、前厄32歳数えですから30歳の時に、耳にピアスを開けにいったんですよね。

まだ2歳にならない乳飲み子の娘も一緒に皮膚科に連れて行って

看護師さんに白い目で見られながら、左右の耳にピアスの穴を開けました。

これは私の中の厄除けだったんです。

この頃、母がクモ膜下で倒れ、当時61、2歳だったのと

その後すぐに姉も脳血管瘤が見つかり手術したのが、32、3歳だったのを思い出し

それで自分の身体にあえて傷つける、人生に見通しつける、という当時の私らしい考えでピアスを入れました。

当時、今から25年以上前はまだパソコンも自宅ない時代ですから

これは無知な私が取った単なる性格からの行動だったんですが

最近になって知ったのは

左右それぞれの耳にピアスを開ける意味や由来が存在します。

例えば、ピアスの文化が始まったとされる古代エジプトでは、ピアスを魔除けとして使用していました。

これは、悪魔は耳の穴から侵入してくると考えられていたことと、悪魔が光るものを嫌うと考えられていたことが関係しています。

また、中世ヨーロッパでは、男性が左耳に、女性が右耳にピアスをつけるのが一般的でした。

男性は武器を右手でいつでも使えるように、常に自分の左側に女性を立たせていたためで

守るべき人がいる左側の耳にピアスを装着していたのです。

一方の守られる側になる女性は、右耳にピアスを装着していました。

というよう由来もあるようですね。


いずれにせよ、気持ちの問題、自分がどう捉えるか、ですね。


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