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6月共通テスト模試②B④

第2番は10問あって各2点なので全部で20点ということは、そこまで配点は高くなく、しかも内容が社会問題なので難度が高いんですね。それを2番目に持ってきているということは、ここで受験生が時間を浪費することを狙っています。それに対抗するには、社会問題に強くなって対策をするか、後回しにして精度を低くするか、どちらかになるのかなと。教える側からすると、前者で頑張って欲しいですが、特に文系の受験生には、それを望みたいですね。

さてBの④は、未知の単語の意味を処理する設問ですね。これは正解率が極めて低いんですね。ですがここは、「and」の特徴を利用すれば楽に解けました。問われている「fussy」は「and」の直後と同義になります。実は、並列のつなぎ語は、同種を並べる性質があるため、その特徴を利用して「fussy」を推測する問題だったのです。そしてつなぎ語の後ろは「refuse」があり、つまり児童が給食を「拒否する」という内容になります。それと「fussy」は、かなり近い意味を持つと考えられます。とりあえずマイナスイメージを確認しておきます。

ここは選択肢が全て短いので、①から見ていきます。①②は「easy」があってプラスになるので、「fussy」には合いません。それで③④で迷うことになります。ここからなのですが、④は実はプラスになるので消去なんですね。何故かというと、「hard」はマイナスです。そして「refuse」もマイナスです。つまり「マイナス✖︎マイナス」はプラスになるというカラクリなんですね。それで普通にマイナスの③を正解にすることができるわけです。この系統の未知の単語の意味を当てる設問は、プラスとマイナスで2択に分けておくのが重要ポイントになります。とても便利なので、受験時代からずっと使っています。


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