旺文社実践問題　14頁②

第２番の問２は、ディベート問題になります。ですから、片方のチームの意見は何かが分からなくてはいけませんね。opinionとfactの区別が重要でしたね。まずは「キャッシュレス化肯定」を支持する選択肢を選ぶ設問になっています。４つの選択肢に目を通します。

①キャッシュレスは、労働力不足の問題を解決する。②キャッシュレスに依存するのは必ずしも安全ではない。③政府は効率よく税金を集めることができない。④ユーザーはお金を節約できる。

②と③はマイナスなので消しますから、①と④の２択に絞れましたね。そして④に目星をつけたいのですが、それは「労働力不足の解消」と「キャッシュレス化」に関連性があるとは思えないからなんですね。読んでみないと分からないのですが、④の方が可能性は高いと推測します。そして、時間がなくて急がないといけない場合は、④にマークして、先に進んでも良いかと思います。とりあえず、２段落を見ます。するとその２行目から３行目にかけて、選択肢①と同じ表現があり、よって正解は①になります。これはすこし安易ですね。別表現ではなくて、同じ表現が正解になることは、１月の本番ではあり得ませんからね。もう少し選択肢に工夫が欲しかったですね。例えば、「少ない労働力でも、経済活動には支障が出ない」とか。英語にするなら、「cashless systems couldn’t prevent the small number of workers from making vital economic activities unstable」とか、良くないですか？実は昨日から、模試の選択肢に文句を言っているので、代案を提示しないと、失礼に当たるかなと考えていました。文句を言うだけだと、野党になりますからね。選択肢④に目星をつけていたので、推測は外れましたが、推測は外れても良いんですね。２択に絞ることに意味があるんです。