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旺文社実践問題 30頁④

第1番から第6番までで、伝記の第5番はセンター試験の時代から、なかった設問が多く、昔から教えている側からすると、慣れていない分だけ対処が遅くなるなというイメージなんですが、よく考えると、第4番は2人分を読まなくてはならず、これは工夫が必要となります。ここは問4から解くと、1人ずつ解くことができて、全体を少しずつ読むことができて、時間の無駄遣いをせずに済むかな、という考えがあります。問1から読むと、時間の使い方として、無駄が増えると感じています。それでは1人目から読んで、「24」を解きます。

と思いながら、ついつい選択肢を全て見たのですが、選択肢⑤は、「不要な比較表現」が含まれているように思います。正解になりにくい選択肢ですね。それで「24」を速く解くには、1人目の4段落をみることですね。「in my opinion」で始まるということは、そこに1人目のまとめの意見があるということですね。そこを読むと、「屋内での遊びが面白いから、屋外で遊ぶ時間が少ない」という現代の状況に批判的な意見になっていて、選択肢①は、真反対になって消去ですね。上で、選択肢⑤は不要な比較表現なので❌と言ったのですが、1人目の意見は⑤の比較ですね。「屋内での遊びと、屋外での遊び」を比較していますから、消去できないですね。むしろ正解です。本文に比較がある場合は、気をつけないといけない。「24」は⑤で確定します。やはり最終段落だけ読んで正解は見つけられるので、このような時間の節約の仕方は重要だと思います。次に「25」を解きます。ここも最終段落だけ読んで、正解を見つけたいんですよね。

2人目の3段落は、「of course」から始まっているので、そこは一般論だから、読む必要はないんですが、その後に必ず「however」が来ます。逆接の後は主張が来るので、重要なキーワードを認識できないといけない。「屋外での遊び」は強調されていますが、「友達との関わり」も並列されているので、部分的にならないようにしたいですね。選択肢は②③④が余っているのですが、②の「craft」は「工作」で、③の「reading」は「読書」で、どちらも2人目の内容には出てこないから、消去法で「25」は④になります。

消去法で正解を見つける設問は、時間ばかりかかるので、少し焦りますが、SNSに批判的であることが分かれば、選択肢④を正解にすることができますね。特にこの問題は、「25」を解くのに、2人目の文全体を読まなくてはならず、最終段落だけに頼ることができなかったので、時間がかかってしまっています。ただ、全文を読んでいるので、問1から4問ほど残っていますが、それを解くのは速いかなと。読み返す時間をあまり取らなければ、意外に時間は浪費しなくて済むかと、そんな感じですね。



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