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#63 日産マーチAK12 「サスペンション交換・後編」

 リヤのみ車高調を入れた中途半端仕様が意外と良かったので暫く走っていましたが、フロントスプリングの選定が終わり、部品も揃って組立も完了したのでサスペンション交換します。

 手順は みんカラの整備手帳 を参照下さい。

交換後

 伊勢原のレンタルピットで交換と初期設定が終わった後は、慣らしを兼ねてお試しドライブ、箱根に向かいます。

@箱根峠

 フロントのバネを固めて狙いの前後バランスへ。ややリヤ勝ちのスタビリティ重視でクルマとの対話を楽しむコンセプト。ピッチングが減ってフラット感が増していますがフロントの反応は穏やか。自分でしっかり曲げモーション掛けて、向き変えしたらアクセル入れて加速旋回。このときの車両姿勢はバッチリ。リヤが踏ん張るので安心してアクセル踏めます。但し旋回中の自由度は少し悪化してるのでラフなステア操作は禁物。あと、フロントの浮き上がりが減っているのでトラクションも更に良くなってます。
 ダンパーはまだ全然当たりがついていないので減衰力を落としていても動き始めが渋い感触。単筒ダンパー大径ピストンのネガティブな所か。
 同乗しているプライベート足回りエンジニアの機長さんからタイヤのダンピングが硬いとの指摘があり、エア圧を落としてみるとタイヤの撓みでタメができて良い感じ。

 あと、フロントのロール剛性はもう少し上げたいかなぁ。バネ上固有振動数が 前<後 なのにスタビがノーマルのままなのでちょっとフロントのロールが速くて深い。ダンパー慣らしをやりつつ、スタビライザーの変更を検討します。

φ(..)メモメモ
ダンパー減衰力:前/後 30段戻し
サグ設定・・・前:伸50/縮30mm、後:伸47/縮50mm
車高:前/後 -10mm(-25mm狙いだった筈だけど下げきれず)
キャンバー:ピロアッパー側0度の組みなり
タイヤ:ファルケンZIEX 914F 185/55R15
エアー圧(温間):前235→225/後205kPa


次回に続く。。。

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