ニコニコ生放送 超配信者ギフトイベント2024で新時代を切り開いた話

2024年2月のある日曜日。その日、ニコニコ生放送の人気バラエティ番組『ひな壇バラエティ』2024冬の出演者を対象としたギフトイベントが最終日を迎えていた。

私が注目していたのは、1月末に突如として現れた某人気配信者が発掘した仙台のコンカフェRAIVENのオーナー兼キャスト兼プロデューサー、
「貴方のあんちゃん」だった。現在、歌コレに参加中で、その活動はリンクからチェックできます。絶対見てね!

彼女の美しい容姿だけでなく、経営者としての理念やお店のキャストへの思い、そして最終日に行われた渋谷でのリアル凸待ちでみんなに虫を食べさせるという不思議な企画に、一気に心を奪われた。

今回、ギフターとして参加しようと思ったのは、あんちゃんのひな壇イベントで2位になったことからだった。あの時、結果は2位だったけれど、1位とはバハ1体差くらいで、イベントが終わった段階で手元には55,000ポイント残ってしまっていた。もしもう1体バハを投げれば、1位になれたはずの勝負だった。

1位と2位とではやはり印象が全く違う。しかも超新星として話題になっていただけにファンとしてはすごく悔しい思いをしていた。
その悔しさがあったからこそ、今回の最大のイベントであるポスターイベント、しかも色んな意味でのみんなの本命である「りりぴ」さんには
絶対に勝ってほしいと思っていた。
いや、むしろ「俺が勝ちたかった」

今回のギフトイベントのりりぴ軍団の勝利の鍵は、言うまでもなく最強ギフターのびみょうさんにかかっていた。

ギフトイベントが始まった当初、私はびみょうさんが離れてしまうことを懸念していた。
(びみょうさんは他の配信者にもたくさん投げていた方だった)

イベントの序盤ではびみょうさんが投げるたびに、私も被せるようにして自分もギフトを投げ、「なんだ、こいつ」的な演出をしてびみょうさんの興味を引いて定着してほしいと思っていた。
しかし、結果的にこれは意味がなく、2、3日経つとびみょうさんが関係なくギフトを投げてくれることがわかり、私は自分もちょこちょこと参加する程度で済んだ。

2周目くらいになると、配信者が画面に映っていない間にギフトを重ねる「コソギフ遊び」が流行り始め、これによりランキング1位をコンスタントにキープできるようになり、ギフターの地盤が固まってきたと感じた。
これにより、りりぴの放送が仕事の都合で短かったり、多少回数が少なくてもすぐに1位を奪還できる自信がついたと思う。

そして迎えた最終日、前日の池袋のコンカフェイベントがあった為に
他の放送よりも開始が遅れることがわかっていたので、私はトップとの差を確認しながら、リピーター放送の開始時のギフトの量をどうしようか考えていた。

池袋でお会いしたうっぺさんとの作戦会議では、実はそこまで特別なことはなく、基本的にはびみょうさんについていくというものでした。
また、2位であっても最終決戦までみんなの士気がさがらないように
調整しようとは話してはいた。

カギになるのはこれまで暗黙に封印されてきた
バハムートギフト(以下バハ)がどのタイミングで解禁されるのかという点で、これについては二人で話し合っても結論が出ませんでした。
対応策としてメッセージ付きのフラワーギフトで、「びみょうさんについてきます」というようなものを用意しようかとこの時は考えていた。

最終日の1枠目。トップとの差はそこまで開いてはいなかったので私は30万ポイントチャージしてびみょうさんの動向をさぐった。
びみょうさんはすでに他枠みてる感じがしていたのでりりぴ放送ではどんな感じでスタートするか知りたくて他の方のギフトにのかって1枠目の早いタイミングでまずロケット(1万ポイント)を投げた。
それでびみょうさんの様子を伺ったつもりだったが特に何もアクションがなかったのでひとまずびみょうさんの動きが確認できるまでは下手にメッセージギフトとか送るのをやめて静観することにした。

その後りりぴがレイブンに到着し最初のコソギフチャンスがきた。
そこにびみょうさんが現れていつもどおりのギフト構成だったので
今日もまずはいつも通りっていうのがわかり他の人にもあわせて自分も
コソギフでついていくことにした。

あと工夫というか自己満だけどりりぴのカラオケが始まったときに
ひとりで踊るインド人(?)のギフトを投げ続けた。歌の間は弾幕とかでギフトが飛ばない時間になりがちだったから裏で軽めのギフトを積んで邪魔にならないようにしながらギフトを投げる気運を維持した(つもり)
りりぴも「カレーコール」で盛り上げてくれてよかった。

そして中盤になりふぇいとさんがバハを投げたことにより解禁のムードができた。これが後のバハ最終決戦開始に遅れなかった要因だったと思う。
ナイスバハ!

最終決戦になる枠の前後で再び1位になることができて
差もすこしづつ作れていたが最後はやはりバハ決戦になるのは
想定していた。
決戦が始まる前になるべく差をつけたくて枠の序盤のコソギフから
召喚ガチャギフトのラッシュを慣行した。
うっぺさんもそれを感じてくれたのか追従してくれたしびみょうさんも大きめなギフトを積んでくれたのが本当に助かった(もちろん他のみなさんも)
この辺りは思いつきではあったけど、これまでりりぴ軍団のみんなが積み上げてきた空気感と結束の賜物で大きな力になったと思う。

23時20分を過ぎて前代未聞の2位と220万円差がついてギフターもコメントもみんな割と勝ちを確信した楽観ムードになっていた。
BANになっていた某人気配信者の方も23時30分から復活するということで
お祭り感覚で見に行ったり休憩したりしていたんだと思う。

私もりりぴと同じコンカフェキャストの皐月りりあを助けに行こうかと思って枠を移動しようとしていた。

移動の前に2位との差を確認しようと更新をかけてゾワっとした。

2位のギフト額が残り30分前で220万も差があるのにほとんど増えていなかったのだ。この200万円差に戦意喪失していたにしても増えてなさすぎる。

なんかおかしい・・・・・違和感を感じる・・・・・

そこで前日にうっぺさんが言っていたことを改めて思い出した。
いつものイベントだと残り10分前からサーバーが落ちるレベルの追い上げがある。今回のイベントなら23時45分くらいからが始まるかもしれない。

まさか!?

2位のチームはこの状況でも実は全く慌てていなくていつも通り10分前からいつも通り追撃をかけて最後に勝つつもりなのではないか?!
そのための時間調整をしているのでは?と。

私はりりあ枠に行くのをやめて再びポイントを30万ポイントチャージした。

そして迎えた23時43分。
全放送で最後の追い込みがはじまっていた。
ものすごい勢いで積み上がるギフト、固まるサーバー、飛ばせないギフト。
大混乱の中で私はリミットブレイクを決意。ここからが最後の戦いだ。
メッセージ付きフラワーギフトで

「リミットブレイク!新時代を切り開け!」とギフトした。

あれは配信者へではなく自分を鼓舞するためのものでそこからは全部バハで行くつもりでいた。

だがギフト関連のサーバーの状況が想像以上に厳しく最初のバハ連発後は
ロケットを挟んだりチャージをしながら打てるときに
バハを投げることとなった。
だけどそれもクレカ認証でエラーが出るようになり思ったように
投げられなくなっていた。

あの時はもう無心の状態で放送も流してるけどりりぴの声や
2位との差とか残り時間とかまったく頭にはいってこなくて
ひたすらポイントチャージとバハ召喚作業に集中していた。
(これがゾーンってやつなのか)

最後2,3分はもうカード切れなくなってしまっていたけどみんなのバハつなぎでなんとか2位の猛追を振り切り優勝!

「かったあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
ってリアルで叫んだ(同じ人いたよね??)

今回わかったのは最終決戦でバハを連発するには最初からある程度その分のポイントを何十万円とチャージしてないといけない。逆にチャージしておけばサーバーが重い中のわずかな時間では連発できる感じではあった。

2位のチームのタイムシフトみて感じたがこのあたりやっぱりすごくて
コメントでは専用サーバーだとか運営がチート使ってるとかあったけど
単に向こうの複数のギフターが高額ポイントをチャージして連発していたからだと思う(覚悟が違ったw)

だから最終決戦時のバハ召喚の質は2位チームのほうが上だったし、それが
最後の猛追の結果になったんだと思う。
それでも振り切ることができたのはやっぱりりりぴ軍団の皆様のおかげ。
コソギフからのラッシュはもちろんイベント期間中みんなの応援が全部効いたのは間違いない。本当によかった。

配信者のりりぴさん、とんでもない額つかってくれたびみょうさん
池袋で会えたうっぺさん、最後までギフトとギフターにまで応援コメントくれた皆さん感動をありがとう!

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