見出し画像

私の悲しみ、葛藤を他人に掌握されてたまるか

自分でもそんなに気にしていないし、

私は美とは葛藤のことだと考える。自分の醜さにいじけて、不幸ごっこをしている私はたしかに、いじらしくて愛らしく、かわいいこだった。それなのに、それは簡単に私の顔の出来を認められてしまったら、自分の唯一の美点さえも失ってしまう。葛藤こそがいじらしいかわいさなのに。汚いオヤジの吐くその「かわいいね」に私は非道く汚されていた。

私がかわいいのも、私がブサイクなのもお前に評価されるためじゃないし、私が不幸なのもお前に可哀想って言ってもらうためじゃないです。私のかわいさ醜さ不幸全部私だけのものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?