「本野式筋膜連鎖タイプ別ポージング」

先日行われました


日本選手権大会にて


私の選手クライアント様4名が

優勝

準優勝

4位入賞

7位入賞


全員好成績を修めて下さいましたので

それを記念して

ポージングが安定している


澤田めぐみ選手と


清水恵理子選手にご協力頂き


「本野式筋膜連鎖タイプ別ポージング」の


比較説明をさせて頂きたいと思います。



向かって右側が


澤田めぐみ選手=本野式筋膜連鎖タイプX



同左側が


清水恵理子選手=本野式筋膜連鎖タイプⅡ


です。



本野式筋膜連鎖タイプXと


同タイプⅡについて


それぞれが持つ特徴的な


「筋膜」の流れについて書いてしまうと


非常に長くなってしまいますので


そちらは


月刊ボディビルディング誌や


「noteブログ」のバックナンバーをご参考頂き


ここでは割愛させて頂きます。



では


お二人による


「ポーズの違い」について


いくつか述べさせて頂きます。



前提としてもう一度


「澤田選手がタイプX」


「清水選手がタイプⅡ」


です。



①身体全体の重心位置。


澤田めぐみ選手は身体後方に軸を取る、後ろ重心。


清水恵理子選手は身体前方に軸を取る、前重心。

②右足の着地方法。


澤田めぐみ選手は、足親指にて着地。


清水恵理子選手は、薬指下の「丘」で着地。




③右足指の動き。


澤田めぐみ選手は、底屈(下方へ丸める)


清水恵理子選手は、背屈(上方へ反らす)



④左足(軸足)の着地


写真では分かりにくいかと思いますが、


澤田めぐみ選手=踵外側で着地


清水恵理子選手=薬指下丘で着地


しています。




⑤ポーズ中に力を入れて「圧」をかける場所


澤田めぐみ選手=背中中央


清水恵理子選手=腸腰筋(特に大腰筋)



⑥右腕(上腕)を流す方向


澤田めぐみ選手=後方へ内旋


清水恵理子選手=後方へ内旋した後、手首だけやや外旋


※清水恵理子選手は指一本一本の動きにも注目



⑦身体の回旋方法


澤田めぐみ選手=膝、みぞおち後部、首の位置から、「左肩」を前に押し出す様に右回転。


清水恵理子選手=足首、腰、肩の位置から、「右肩」を後方へ引き戻す様に右回転。


その他にも


細かなポイントはまだまだありますが


とりあえず


上記七つのポイントを押さえれば


「本野式筋膜連鎖タイプX」と


「本野式筋膜連鎖タイプⅡ」の


筋膜連鎖ポージングは出来る様になるかと思います



あまり偉そうなことを書くと


いい加減にしろと怒られてしまいそうですが


国内最高峰の大会にて


選手を入賞させるためには


「偶然」や「ラッキー」は無いのです



以前


ビキニフィットネスの


尾川みどり選手が書かれていた様に


「全てのポージングには根拠がある」


のです。



そして


そこにはきちんとした


「科学」が存在するのです。



私の選手クライアント様の中では


ポーズを上手にとることが出来る選手は


まだ現時点では少なく


出来ない選手の方が


まだまだ多くおりますので


偉そうなことは言えませんが



ポージングは


「科学」と「個人が持つセンス」の融合


と私は考えておりますので



選手の皆様へは


ご自身の身体的特徴をしっかりと把握し


「誰々選手の真似」ではなく


自身の身体に合ったポージングを学び


そして


練習して頂きたいと思います



長くなりましたが


お読み頂きありがとうございました










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