「軸の糸」タイプX 編 〜本野式重心移動理論のスピンオフとして

皆様こんばんは。

今回は「本野式筋膜連鎖トレーニングXYIIZ」に於ける奥伝=奥義第二弾「重心移動の理論」から、そのスピンオフとして発生した「軸の糸」について、タイプXをモデルとしてここにご紹介させて頂くために筆を取らせて頂きました。

これは元々「重心移動の理論」が先に立ち、それをnoteブログに上梓させて頂いたり、セミナーなどにてお伝えさせて頂き、その際に、例えばタイプXのトレーニーであれば「X-BOX内の前後移動」を意識することで「タメ」と「アクション」を効率よく効果的に活用できると前提し、各エクササイズ(どこの部位を鍛えるのか)によって、「X-BOX」内の重心移動を「前に大きく、後ろに小さく」もしくは「前に小く、後ろに大きく」を、そえぞれ使い分けてトレーニングを行う様推奨させて頂いてきたのですが、

やはり、常に私と一緒にセッションを行なっておりませんと、そのアクション及びリアクションがいつの間にか大きくなりすぎてしまい、必要な重心移動の範疇を越え、重心位置がブレブレとなり、逆に非効率的&効果薄、しまいにはそのままそのフォームを続けて行っていると、必ず近い将来にどこかを傷めてしまうのではないかと言った懸念まで出てきてしまうという状態が多く見受けられる様になってきましたので、

これを何とか改善したいと頭を捻ってたところ、「前後の重心移動を行う際に、上半身と下半身を縦軸で紐付け」してしまえば重心移動によって軸がブレブレになってしまうことを回避出来るのではないかと考え、これらの軸の糸を発見するに至りました。

そして更に面白いことに、この「軸の糸」は、各筋膜連鎖タイプにとって「動点上にある筋肉をトレーニング」するのか、もしくは「軸点上に位置する筋肉をトレーニング」するのかによって、同じ個人であったとしても「起始(軸の糸が始まるところ)」に違いがあるということにも気づくことができました。

この事実を「本野式筋膜連鎖」を信じ、それを実践してくださっている多くのトレーニーの方々のために、今回は現時点にて解明できている範疇全てをお伝えさせて頂こうとしのですが、そうするととんでもない文字数となってしまい、ご購読下さる皆様に取りましてもスマホやパソコン上で大量の文章を読むなどご負担をお掛けし過ぎてしまうと判断致しましたので、タイプ別にてお読み頂こうかと思い、敢えて4タイプに分けてご紹介させて頂くことと致しました。

と言う訳で今回は「本野式筋膜連鎖タイプX」の「軸の糸」にフォーカスさせて頂き、それについて徹底的に解説をさえて頂きます。

尚、先ほど、「動点筋群トレーニングと軸点筋群トレーニングでは『軸の糸』の起始に違いがある」と述べさて頂きましたが、それ以前の問題として、同じ筋肉でもトレーニング種目やトレーニングを行う姿勢(体勢)によって「軸の糸」の起始が変わったり、「自然長・伸長位・短縮位」を意識したトレーニングにより、やはり「軸の糸」の起始に変化が出ることも付き止めました。

それで今回もワクワクの冒険へと旅立ちましょう!!

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