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郵政記念日(逓信記念日)

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
4月20日は、「郵政記念日」です。

以前は、「逓信記念日」でしたが、中央省庁再編に伴い2001年からは「郵政記念日」となりました。

1871年(明治4年)のこの日、江戸時代から続く飛脚制度から新しく郵便制度がスタートしました。

日本の郵便制度は、「郵便の父」と呼ばれる前島密によって、イギリスの郵便制度を参考に東海道線の各駅で、郵便物の取り扱いと郵便切手の発行、さらに飛脚制度も取り入れてスタートしたそうです。
 
郵便制度は、誰でも平等に廉価な料金で使える通信インフラ制度として日本の近代化に貢献してきましたが、社会の変化、特にインターネットなどの発展により、郵便を使う需要が大きく減ってしまった事により、いまは存続の危機を迎えています。

今年の10月には、郵便料金の値上げが予定されているそうです。
例えば、25g以下の定形封書の郵便料金は84円から110円に26円引き上げられるそうです。
報道等によれば、消費税増税に伴う措置を除くと1994年以来、30年ぶりの改定となりそうです。
30年間、料金が改定されていない。
また、バブルの亡霊のような噺ですね。
 
ここのところワタシが気になったのが、公立学校教員の残業代の代わりに一律支給されている「教職調整額」を基本給の4%から、10%以上に引き上げる案を文部科学省の中央教育審議会が取りまとめたとのニュースです。

そもそも、公立学校教員には「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」(給特法)によって、残業代が支給されないということ、その分を一律4%給与に上乗せ支給していたこと、更に、今回の審議で、4%を10%にとの案が提示されたが、その改定が50年ぶりということ。
もう、バブル以前の噺ですね。
もちろん、給与は一定の上昇はありましたが、少なくとも「働き方改革」を掲げる政府でありながら、どうなっているの?という感じです。
ちなみに、東京都の昨年の公立学校教員試験の採用倍率は、小学校が1.1倍、中高共通1.8倍とも言われています。
そりゃ、志をもっていても、飛び込むことを躊躇しますよね。
 
ちなみに郵便関連で、「郵便貯金の日(郵便貯金創業記念日)」となっています。
これは、1875年のこの日に郵便貯金の業務が開始されたことにちなんでいるそうです。

本日の1曲は、ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)で「Just The Way You Are」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。
 

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