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アメーラトマト

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか。
 
ここ数日のニュースで気になったのは、「トマト猛暑で品薄高」というものです。実はこの続きがあって「ピーマンも」となるのですが、ここはひとまずトマト中心で続けさせて頂きます。
そのトマトですが、猛暑が長引いていることで卸売価格は平年より3割程度高くなっているそうです。トマトは東北などでは夏秋作の終盤において、暑さによる花落ちや小玉傾向により収穫の減少ペースが早くなっているそうです。また、この状況は後に続く産地でも、同様に暑さの影響により生育が鈍いとのことです。よって引き続き高値圏での取引が続きそうとのことです。
ちなみに卸売価格が高くなっているからといって、生産者さんが儲かるかというと、なかなか難しいかも知れません。
例えば、平年100円の卸値で、収穫量が200個で単純化してみました。
平年:100×200=20,000の収入になります。
今年の夏は、一部報道によれば収穫量が3分の2まで落ち込んでいるとも言われています。
先ほどの平年収穫量200の2/3とする133となります。また卸値を平年の3割高の130としましょう。
今年:130×133=17,290となり、減収となってしまいました。
昨今のインフレーションにより肥料、ビニールハウスなどの施設費用なども値上がりしている事が想像できますので、生産者さんは、たいへん苦しい状況なのではないかと思います。
食は、国の根幹に関わることなので、そのあたりも政府の補助などが必要なのかもしれませんし、そもそも減少する農業従事者をどう増やすかと言う事、さらにそのための制度設計などは、待ったなしの状態だと、先日、農家を辞めた知人からお聞きしました。その方は、身体を壊され、お子様たちはサラリーマンをされているので、3代続いた農家を辞めましたが。
 
さて、そのトマトですが、アメーラトマトってご存知でしょうか?
先日、テレビでとても糖度の高いトマトが紹介されていました。
それがアメーラトマトでした。
このトマト、新しい品種だと思っていましたが、ちょっと調べてみるとサイトには<アメーラは、トマトの品種ではなく、独自の栽培方法で、厳しい基準をクリアしたトマトのブランド名。 名前の由来は、静岡の言葉で「甘いでしょ」という意味です。>とあります。
また別のサイトでは<静岡の小さな農業者集団であるサンファーマーズが開発した高糖度トマト「アメーラ」は、2019年からトマトの本場、スペイン・アンダルシア地方で現地生産を開始した。>とあります。
まずは“品種”ではなく、さらに本場<スペイン・アンダルシア>でも生産されている事に、ちょっとビックリですね。
さらに美味しくいただけれるお店を探すと、軽井沢のイタリアンレストランが紹介されていますので、タイミング合えば伺いたいと思います。
 
本日の1曲は、エリック・クラプトン(Eric Clapton)の「Wonderful Tonight」です。

本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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