端午の節句

いま、あなたの心の中には、どの様な音楽が流れていますか?
(おはようござい、こんにちは、こんばんは。)
 
今日は5月5日、端午の節句です。端午の節句とは、男の子のお祝いの日ですね。端午の節句では、五月人形や鯉のぼりを飾り、ちまきや柏餅を食べる風習があります。さらに、菖蒲湯に入るというのもありますね。
さて、その端午の節句の<端午>の意味ですが、端は「はじめ」という意味だそうです。午は、「午(うま)」で十二支のひとつですね。ということで「端午」とは、5月最初の「午の日」ということのようです。それが奈良時代以降は、午(ご)の音が五に通ずるとのことから、5月5日を端午の節句として定着していったそうです。さらに江戸時代になって、徳川幕府が、幕府の式日と定め、将軍を祝うようになったのが始まりとされ、将軍家では、男の子が誕生すると、玄関に「馬印」や「のぼり」で祝う風習があり、それが現在の男の子のお祝いの日として五月人形や鯉のぼりを飾る風習に繋がっているようです。
 
5月5日で思い出されるのは、『屋根より高い鯉のぼり~♪』ではじまる童謡「こいのぼり」です。歌詞の中には「おおきい まごいは おとうさん」、「ちいさい ひごいは こどもたち」とありますが、「おかあさん」は出てこないようです。ただ、最近では2番の歌詞のなかに「おおきい ひごいは おかあさん」とあるようです。
ちなみにもう一つの<こいのぼり>という名の歌があります。それが『甍の波と 雲の波~♪』で始まる唱歌「鯉のぼり」です。漢字の<鯉>で始まる曲です。こちらは、大正時代から子供たちが唄う端午の節句の歌だったようですね。
 
本日は、ここまで。お付き合いいただき、有難うございました。

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