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「Lost in Oblivion」歌詞一覧


Shape of the Rebellion

instrumental

Lost in Oblivion

一人佇む 透明なまま
誰の目にすら 映りはしない

声を荒げてみた 避けて歩かれた
俯いた地面だけ やけに近かった

壊れた声 届かない
あの場所は 夢じゃない
現実(リアル)は 厳しく
歪な力で広がる
還らぬ者にされたここで
一人でまた気づいた
僕だけが忘れ去られた

二本の腕だけで 抱えていたものは
容易く失われ 何も残らない

闇の中を 覗いた
落とし物 探してた
あれもない これじゃない
何を探すのかわからない
何を手にすればまた
気づかれるのかなんて笑えた
僕だけが忘れ去られた
忘れ去られた

いつも見る 寒い夢 誰にも言わないで
夜明けの静謐に 溶けゆく 夢現

失うのは 怖くない
嫌なのは 消えること
誰かの 記憶に
残せないのが悔しくて
斜に構えることだけ
上手くなった僕から見えてる
君だけは忘れないから
忘れないから

ここにいるから

半分の月のもとで

藍色の雲の隙間を抜けたら
悲しみの声 喜びの鐘を鳴らす
振り向かないよ
変われないこの気持ち繰り返した
回る日常振り回し 何を望む
小さな声で

誰も知らない場所で いつか夜明けの前に
秘密の言葉一つ 伝えられたら

また会いましょう 宵に光る
半分の月のもとで
曖昧な言葉の裏側 想い一つ添え
忘れられない もう眠らない
新月の闇を払い
ただ意味のないオブジェのように
そっと寄り添いたくて

この夜を全部私にください
時計の針を反対に回したなら
どこへ行けるの

宇宙の謎をすべて 解いて終わらせたなら
最後の魔法だけは 隠しておこう

また会いましょう 約束だよ
半分の月のもとで
消える予感を感じ取った 儚げな星のように
怯えないで ここにいるよ
満月に満ちる日まで
ただ私の苦しみだけは
海に流されていて

もう会えないと 言わないでよ
半分の闇に消そう
藍色の雲間を越えたら
きっと見えるから

また会いましょう 宵に光る
半分の月の向こう
胸を張れることひとつだけ
そこにあるのなら
怯えないで ここにいるよ
満月の光る場所で
いつか出会う時の狭間で
今も待っているから

ディスライク

新しい言葉
初めて見るその姿
触れてみたいけれど
とても遠くて届かない

ここに君はいらない
そんなふうに聞こえた

きらり光るあの音色
"あなた"と"わたし"の歌(ものがたり)だと言う
けれど優しく綺麗な
言葉(ひびき)の中には僕はいないのだろう
その場所を眺め
背中を向けて呟く
「嫌だ。」

僕が思うより
やさしくない時代だね
まっすぐにぶつかる
勇気もなくて嘆いてた

妬み嫉み絶えない
いつか壊してみたい

響く栄誉あの人が
素敵な飾りを胸に掲げていた
僕のこの手のひらには
何も残らないとわかっているけど
虚空を見上げて
涙を堪え呟く 
そして…

ときどき かんじる いつまで めをそむける
こころが こたえるの  つよがり よわむしだと
まけない かちたい ゆるして やさしくして
ふるえる てのひらを  にぎって まためのまえをみる

増える言葉の羅列に
意味を探し当てることばかり夢中で
いつもそこにあるはずの
真っ直ぐな答えに辿り着けなくて
アイさえ失い
憐れな僕が呟く
「嫌だ。」

ひとひら

かすかに君は 白い息を吐いて
誰かに向けて 微笑んだ

ああその目に映る 世界の端々に
何を求めているの そこから教えて

日差しの間を抜ける 君の背中を見つめていた
いつでも優しい声で 名前を呼ぶその意味が
心を締め付けては 目をそらして泣きたくなる
作り笑いで手をふる いつまで続くのこんな日々は
教えてよ 

前髪揺れる もう隠せないよ
ひとひらの気持ち 触れないで

ああ夢の中では 上手くできたのに
記憶の中溶けた 君への言葉も 

君の指先の先 誰のための言葉を選ぶの
思い出すような目で 微笑みを返さないで 
にこり笑う唇 その形がとても綺麗で
笑いながら手をふる 安らぎにも似た感情を
忘れたい

ああその目に映る 世界のどこかに
私の居場所が あればいいのに

日差しの間を抜ける 君の背中を追いかけ続け
いつかは並ぶ夢見た 儚い期待を捨てられずに

君の視線の先に 微笑む誰かの姿を見た
きつくぎゅっと握った 掌の熱は消えない
どうして私はなんで 涙をこらえ笑えるの
どうして笑顔くれるの 明日はどんな顔で会うの 
教えてよ

砂嵐

吹き荒れよ砂嵐
全て覆いつくして

机に俯いたまま
持て囃される夢を見た
僕を揺り起こした
うるさいくらいの夜風

誰に届くことも無い声 
どうせなら全部隠してほしいと思うよ

流れゆく夢の景色 理想は遠く
僕だけがここに ひとり立ち止まる
吹き荒れる声 叫び尽くせ空へ
泣き出しそうな 気持ち吐き出した
吹き荒れよ砂嵐 全て覆いつくして

願いは大地に沈み 
夕焼けの色が目に染みた
鈍感な耳に残った
希望が聞こえたノイズ

優しい声だけじゃ足りない
立ち向かうために動き出した心は

消えてゆく夢の景色 色あせた世界
僕だけを置いて 知らん顔の街
悩みもがく声 吐き出して彼方
誰かに届け 魂の理由
巻き上がれ砂嵐 全てを飲み込んで

明日にはもう全て変われることでしょう
終わりのない道を心に刻み込んでよ

振り返る あの春の じっと耐えた日
怯えた心で 拵えたメッセージ
荒れ果てた心 潤す間もないよ
誰かに届け 魂の行方

まぶたを開けろ 終わりなき葛藤
見据えたその先 誰のためでもない
歩き続けるだろう 作り続けるだろう
逆風に向かい 目を凝らすだろう
吹き荒れよ砂嵐 全てを巻き込み

吹き荒れろ砂嵐 僕の心のままに

黎明

小さな嘘(こい)  揺れる 揺れる
朝露を凪ぐ風の中で
視界は 滲む 滲む
黎明の空に溶けてゆく

つないでいた 小指だけ
火傷のよう 熱を帯び
痛み 庇うように
手のひらで 包み込んだ

あの日見せた笑顔も 街の灯の幻想も
時間(すな)のようにさらさら 流れ消えてく

瞳の縁 落ちる 落ちる
頬を弾いて街と交じる
世界 混ざる 混ざる
「せめてこの夜はそばにいて」
「そばにいるよ」 いつまでもそう信じていた
ねがい 遠く 遠く
届かない声を繰り返す   
届かない声を繰り返す

名前のない 天の川
きらきらの 思い出は
朝焼けの あの朱に
燃やされて 消えていった

最後の路地を曲がり 消えた背中に投げかける
ひそやかな欲望は 愛と似ていた

綺麗な声 響く 響く
思い出ばかり美しく
記憶 巡る 巡る
過ちばかりを繰り返す
振りかえれば 花咲く日の風が吹いた
こころ 変わる 変わる
新しい悲しみを探す

留まれない時間に 身体寄せてまどろむから
もう一度と願って 瞳 開けたら

はるか彼方 遠く 遠く
届くことない思い出も
輪廻は まわる まわる
形を変えて繰り返して
私を縛る 小指の痕の小さな
恋(うそ)は 終わり そして
黎明の空に溶けてゆく

何の始まりも告げないで

wish

安らぎの声ひとつ
私を救う道となる
そんな小さな願い
叶えられたら

忘れられた おもい ここに
誰かが気づくこともなく
もう一度 瞳 ひらき
眩い居場所を探してる
私を縛る 忘却への恐怖だけ
いつか 越えて そして
黎明の空を見上げたら

優しい何かに出会えたら

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