WS〜アンティーカ軸シャニマス
月刊イワ○ンが早くも作者都合による休載となった為、繋ぎでアンティーカ軸のシャニマス解説記事を上げておきます。
1.はじめに
アンティーカ軸の構築のメインとなるのは[シフト]・[アラーム]の2種類の能力。
勿論積みすぎるとデッキパワーは従来のシャニに対してかなり落ちるし、積まなさすぎるとLv3の魔美々のバーンが乗らずに0点→3点スタートと言った事も有り得るので扱い辛く時計アイコン持ちのキャラが基本的にアンティーカにしかおらず赤・青のカードしか存在しないので他色が積み辛く構築の幅が制限されたように感じました。
↓それではレシピ↓
CX構成は門・扉
デッキコンセプトとして思い出による圧縮で魔美々のバーンをきちんと決める。前述した通り積みすぎず、積まなさすぎずを意識した枚数調整を行いました。50枚の内16枚と約3分の1の枚数が積まれていますが魔美々を3面展開する事を考えると実質13枚です。また思い出に飛ぶカードが10枚+飛ばせるカードはシフト・アラーム持ちを除いて13枚とほとんど飛ばせます。これはシャニマスプール最大の強みと捉えて良いと思っています。
2.採用されている[アラーム][シフト]持ち
アラーム持ちのユニットは上記3種類に絞り8枚採用。山作り、ストブ、電源に対しての解答等それぞれが役割を持っている。
Lv3 ボーダーライン白瀬
シャニプールに許されたバグカードその①。クロックに叩いて置くだけで暁テキストが打てます。迷わず4投すべきカードでありアンティーカ以外でも積極的に採用しなければならない1枚です。遊戯で例えるならGやうららレベルの必須パーツとなりつつあります。また登場時テキストの4.5kパンプ、助太刀不可も魅力的でプリシラ等のケアが出来るのでリゼロ・サマポケなどのデッキに強く出ていけるのも◎。
Lv2 霧子
リンディ互換はストックマネジメントを手助けしてくれるので容赦なくストックを支払い続けられる強気プレイが可能となります。Lv3の時にクロックに叩いて置くだけで魔美々テキストも発動に必要なストックを確保してくれるので序盤〜終盤まで活躍してくれる良カードです。後ろに置けば2000点加算ですが基本アラーム能力メインで使用する為場に出る事はあまりないです。
Lv1 リフレッシュサマー 月岡
主にコキュートスや早出しで出てきたLv3を蹴る役割で採用。雛菜でも釣ってこれる1-0で単騎10500はかなりのパワーカードだと思います。またアラームで2000点付与もありラインの底上げまで出来るので腐る事はないと思います。1or2で永遠に悩める1枚。
シフト能力持ちは2種類の計8枚を採用。
シンフォニックスチーム 月岡恋鐘
<私らしさリゼ>の互換。シフト持ちで3の魔美々以外で唯一採用されたカードです。非常に使い勝手が良く0帯で必ず出しておきたい1枚です。またシフト持ちなので後1でクロックにあった場合や5点止めみたいな状況下での活躍が期待出来ます。また手札に溢れてるCXを切れるのも魅力的です。
Lv3 トリッキーナイト田中魔美々
6捲りで時計アイコンの数×1のダメージを与える能力とクロックの下から1点回復を持つこのデッキのテーマとなる1枚です。このテーマを核に前述したデッキコンセプトが決まりました。
3.採用されている思い出関連のカード
前述したデッキコンセプトの思い出を貯める部分に触れていきます。
自身のテキストで思い出に飛べる3種類。それぞれ①コストを使いますが問題ありません。湯水の如くコストを払い続け可能な限り思い出に送りましょう。またこの3種類以外にLv1の雛菜を加えて1ゲーム7〜12枚ぐらいが思い出に送られます。送りすぎも送らなさすぎもダメなので手札・クロック・盤面等と相談しながら思い出を貯めましょう。
また市川雛菜でコスト0以下を控え室から釣ってくるテキストで釣ってくるキャラは基本思い出に送れるようフロント、サイドアタックを使い分けて殴って下さい。またわざとリバースさせる事で思い出に送らない選択肢等も取れます。
この3種類の中で最も重要なカードはクリアマリンカーム市川雛菜(オルソラ)です。
先1で出した場合はほぼ確定でLv3の白瀬を持ってきます。①コストで思い出に飛ばして5枚山が減るみたいな考えで大丈夫です。序盤の主なサーチ先はLv3の白瀬、アラームの霧子、中盤〜終盤にかけてはアラームの霧子、HAPPY-!NG市川雛菜を持ってくる事になります。
※1.上記画像は大体の指標みたいな感じで考えてください。
さて上記画像を見る通り霧子がほぼ出ずっぱりですね。リンディテキストによるストック+1は正直このデッキにおいて価値のある+1です。また上記画像はオルソラ以外に1対応、集中、扉などでも当てはまるので状況にもよりますが基本的な回収、サーチ先は画像通りと思って下さい。
4.Lv1対応
1対応はぶっちゃけどちらでも大丈夫ですが個人的には扉を推します。
扉対応のメリット
トリガーで扉が出た場合でも次のリソースが稼げる。
CXシナジーで2枚落下が付いているので山を作りやすい。
※門対応にする場合は山の回りが少し遅くなり1-6リフを目指すのがしんどくなる点に注意して下さい。
5.デッキのリソース
このデッキの最大のリソース源であり要のLv1 HAPPY-!NG市川雛菜になります。釣ってきたキャラはリバースしていなければ思い出に飛ぶ強制効果を持っています。基本的に毎ターン切らさず出したいカードですが4だと積みすぎなので3枚が安定です。
また自身が単騎6kでちびノクチル+CX分加算されますが相手が電源を使っている場合は逆立ちしても勝てないのでデッキ残数とCXの枚数を見つつフロント・サイドの選択をする必要があります。
1対応を釣ってこれたりするので対応も打ちやすくなりこのデッキのエンジンと言ってもいいでしょう。
第2形態アーマードタイプ 小宮果穂
このデッキでは控え集中を採用しています。デッキの性質上ゲームが進むにつれて山の絶対数が減っていく為、集中が貴重なリソース源の1つとなるぐらい強くなっていきます。きちんと山を作っておけば2〜3hitも望めるので中盤〜終盤にかけて詰めの回収、Lv2霧子等を回収していきましょう。
6.構築段階で採用候補に上がったカード
恐らく「これの採用はなかったんですね〜」の枠が必ず出てくるのもTCGの醍醐味です。折角なのでそこら辺の部分にも少し触れておこうと思います。
まずはこの辺りの[シフト]・[アラーム]関連のところ。この中で1番疑問に思われそうなのがフィレス互換だと思います。よく世の中のヴァイスプレイヤー達は口を揃えて「フィレスやから〜」で採用している人が多くいるイメージです。フィレスやから何?が正直な意見です。フィレスを2〜3枚積んでフィレスにストック割かなきゃいけないゲームしなきゃならないの最早構築の欠陥としか思えないなんて叩かれまくる未来が見えるので口が裂けても言えません…ここは大人しくフィレスに使うストックはないからと言う事にしておきます。一応積みたいなら1枚が限度だと思います。
・秘めやかなファンサービス 白瀬
・あまのじゃく 田中魔美々
・お試し/みつゴコロ 三船
この3種類に関しては正直使い辛いだろうと言うのが1番の理由です。クロックに叩きたいのは基本的にアラーム持ちユニットでシフトはダメージで入るぐらいしか期待が出来ないですし、無理矢理起動させたとしてメリットが①コストの支払いで+1(不確定)なら使う必要性がないと思い今回は採用しませんでした。後は単純にLv0の枠がカツカツだったのもあります。
Lv1 夢に向かって恋鐘&(以下略
アラーム持ちユニットでアラーム霧子やリフレッシュサマー恋鐘と入れ替えられるカードです。正直な所かなり悩みましたが1500拳で蹴れる可能性が極限まで低いので採用を見送りました。単純に強いか弱いかで言うと強い部類である事は間違いないです。
山集中です。パワーラインの底上げはかなり魅力的でした。デッキの性質上後半にかけて山集中はかなり弱くなりやすいので控え集中に落ち着きました。また控え集中に付いてるオマケテキストの②支払いでCXサーチも可能な点から控え集中に軍杯が上がりました。
個人的には対応は扉より枝の方を採用したかったのが本音です。黄色のシフト・アラームがあれば確実に採用圏内だったと思っています。Lv1小宮果穂も同様でこの2種に関しては雛菜と抜群に相性が良いです。それだけに採用候補から外れてしまう結果になってしまったのは非常に残念でした。
7.構築後に採用候補に上がってきたカード
うまぴょい風に言えばオッズが上がってきたみたいなやつです。
採用圏内っちゃ採用圏内だし圏外と言われれば圏外だしで扱いに困る物を紹介します。
Lv3の話題の早出しですね。Lv2帯はほぼ蹴られる事が多いのですが山が完全に出来上がってる事が多く全キャンの可能性すら秘めています。Lv2の継続率85%を謳っても良いぐらいです。
恋鐘の早出しはストック1消費で出せるのが強みですが継続したターンからはノクチルの早出しの方が強いです。1〜2枚枠を作りたい1枚です。また4枚投げなくても早出ししたい状況下も少なからず出てきたので採用候補に上がってきてます。
CIPで相手のキャラをバウンス出来るカードです。バウンスが上手く刺さるタイトルも少なくない現環境下で1枚積んでおいて損はないかなと思います。
詰めのサブプラン。魔美々+CX+透で痒いところに手が届く詰め方も出来るのでこちらも採用候補の一つに上がってきています。基本的にコスト0のユニットは思い出に飛ぶのでドラが乗る確率が非常に高くフロント→サイドによる詰めが充分に期待出来ます。
レベル2専用のガッツンダー。パワー6kはかなり魅力的でラインの低いこのデッキに関しては凄く採用したい1枚になってきました。対電源想定をするなら1枚積みたいそんなカードです。
Lv1の島風改。パワーラインの底上げをするだけなら島風改の方が小糸より適正です。色も赤で単騎5k〜の雛菜で釣ってこれるのが非常に高評価です。基本的に雛菜で使い捨てにされる未来が見えますがそれだけの価値はあると考えて採用候補に上がりました。
2枚目のアラーム恋鐘はありです。デッキ的にも充分に合っていますし条件はあるもののノーコストで10500〜と性能は破格で早出しまで手が届く事を考えると2枚目の採用候補が上がってきました。
8.最後に
如何に堅実な仕事をし続けられるかが勝敗に大きく影響すると思っています。相手のタイトルの動きを阻害するようなパワーラインもないので100%↑を目指して回していきましょう。
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