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デリバリープロバイダーって?

どうも!じゅんぺーです!


私の仕事は配送業ですが、ちょっと違う呼び方をされています。

「デリバリープロバイダー」

こういう風に呼ばれている仕事です。

超端的に言うと『AMAZONの大量の配送を請け負う、ヤマトや佐川、日本郵便以外の配送業者の集合体』みたいな感じです。

でも最近はとにかくデリバリープロバイダという言葉に対してネガティブなコメントやイメージが多いと思います。

ここで色々な記事のURLをアップしたいところではありますが、それは控えておきます。


デリバリープロバイダのイメージ

私もAMAZONを利用したりしますが、率直に言うと、配送される側として不愉快な思いをしたことがあります。

Twitterで話題になるような、ドアを壊す勢いで叩きまくって恐怖を与えたりとかは流石にないですが、あまりにも無愛想な態度だったのを覚えています。


チャイムを押されて出てみると何も名乗らず、AMAZONのダンボールを突き出し、その上に置かれた伝票。

記名してもらう所を指でトントンする仕草。


なんだそれは。

モールス信号か。

モールス信号でも送ってんのかと。


ペンを貸して欲しいと言うと、眉間に皺を寄せつつそのまま段ボールの上に置く配送業者。

その表情から、実際はしていないのにも関わらず「チッ」と舌打ちが幻聴として聞こえそうな感じがしました。

結局最後に「では、失礼します」という言葉が配送業者の口から出て終わったのですが、その言い方。


「でしゃす」


間違いなく「でしゃす」と発音しているわけで。と発音しているわけで。


なんだそれは、ドラクエの呪文かと。


人間っていうのは面白いもので、お決まりのパターン化した言葉というのは「頭文字と最後の文字を発音していれば脳内変換される」わけです。

普通は気付かないのですが、明らかに「でしゃす」という、声になるのかならないのかわからない言葉を発されると、当たり前ですが気持ちよくありません。


どのデリバリープロバイダが送ってきたのかというのは簡単に分かるのがこのご時世。

本来だったら「感じの悪い配送業者だな」で終わるんですが、同じデリバリープロバイダとしてちょっと気になったのでスマホで調べてみると、出るわ出るわ、そのデリバリープロバイダに対して同じように思っている人がわんさかと。

中にはもっと酷い目にあった人もいるようです、が、実際にはどうだったかは定かではありません。

ただ、私が体験してしまった以上、そういうデリバリープロバイダで働く人がいるというのは紛れもない事実なわけです。


同じデリバリープロバイダとして

こうなると困るのが、

『デリバリープロバイダ=あまり頼みたくない』

と一括りにされる状態になってしまうのが、心苦しくもあり、憤りを感じるところです。

後者の憤りというのは決して一括りにしている人に対してではなく、「そのようなイメージを植え付けるデリバリープロバイダの人」のことです。

ブログなんかでも「デリバリープロバイダをなるべく使われないようにする注文方法とは!?」とか、そんな記事も目にします。

※ちなみにそういうブログ見た所、悲しいというよりも「なるほど、こういう風にすればこうなるのか」と逆に感心してしまったのは秘密。

中にはデリバリープロバイダについて暴露のような方法で裏でこんなことがあったなんて愚痴をひけらかしている人も見受けられます。

会社の体制が~ブラック企業が~なんて話も。

指定時間に荷物なんて配送できるか!なんて書いてる人もいたり。

うちはそういう環境ではないので特に考えたこともないですし、気の毒な会社だったのねと思いつつも、それはさて置き、「お客様に関係ないよねそれ」っていうのが本音です。

※ちなみに指定時間に荷物が届けられそうにないのであれば、それは荷下ろしをしている段階でヘルプやバックアップができる環境にするのが仕事として当然じゃあないかと…


私個人としては、会社でもっと出世したい、会社を大きくしたい、そういう夢もありますが、それよりも「映画関係の仕事をするという野望を達成するため」にこの会社に入っています。

大手の配送業社のように「真心を届ける」「笑顔を届ける」などの概念や思想は素晴らしいと思いますが、それ以前に「安心安全に配送」した上で「お客様が気持ち良く荷物を受け取って貰える」ようにするのが当たり前だと思います。

お客様も気持ち良ければ「ありがとう」と言ってもらえるし、そうなるとこちらもモチベーションも上がりますし。

中には「こんな暑い中ありがとうね」とこちらを気遣ってくれる方までいらっしゃいます。

それ言われるとこちらも気分が晴れて、よっしゃ、次もそう言われるようにしよう!となります。

これは配送業とか関係なく、BtoCの企業であればどこも同じことだと思います。

確かに仕事は楽な仕事ではありませんが、でもやるならば、気持ちよく、楽しくやりたい、それが率直な意見です。


デリバリープロバイダとして

こんな事を書きましたが「デリバリープロバイダの地位向上を!」「俺がデリバリープロバイダのイメージを払拭するぜ!」とかいう、大袖をふるうつもりはありません。

ですが、こういうイメージの中でできる事っていうのはシンプルで、

「安心安全に荷物を届ける」

「やられたら嫌な事はしないのが当たり前、お客様も自分も気持ち良く仕事ができるようにする」

という事を愚直に行っていくというのが一番なのかと思いました。

あとはそれを社員が理解して行える環境を整える(&上に言って整えてもらう)というのも大切ですね。


ということで、デリバリープロバイダのSevenRichExpress(SRE)をよろしくお願いします!!


以上、じゅんぺーでした!

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