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10歳になる長女へ

今日は、10歳になる長女の誕生日。

奇跡に奇跡を重ねて、誕生するんだと改めて感じた今年の誕生日。

娘に手紙を書きました。



お誕生日おめでとう。◯◯が生まれた日のことは、とてもよくおぼえています。

21日の朝に、緑色の羊水が出て(〇〇を包んでいたお水)「え、大丈夫なのかな?」というところから、お産が始まりました。

陣痛(赤ちゃん産むためのお腹の痛み)が来るまでに、時間がすごくかかって、スクワットしたり、お散歩したりして過ごしていました。

「明日の朝来なかったら、病院に入院だよ」と助産師さんに言われていた22日の夜22時ごろ、なでしこジャパンのアジア杯、準決勝の延長戦が始まったタイミングで、陣痛が強くなり、雨の中助産院に向かいました。

あの頃から、〇〇は、きっとサッカーが大好きだったんだね笑。

夜中に産まれた〇〇。
雨の日に産まれた〇〇。

〇〇が産まれてきて、陣痛はすごく痛かったけど、こんなに幸せな気持ちになるんだと思って、痛いのはすぐに忘れてしまいました。

なんてかわいいんだろう、ってずっと見ていることができました。

グランマも「こんなに可愛い赤ちゃんは見たことない!」と言ってたよ。

10さいになる〇〇、今年は七奈ちゃんのお姉ちゃんにもなりましたね。

悲しい思いもさせちゃったけど、それだけじゃない七奈ちゃんとの幸せな思い出もできたと思います。

〇〇は、元気に毎日生活できているので、その命を大切に、自分を大切に、これからも「楽しむ」気持ちを忘れずに、毎日過ごしてほしいと思っています。

〇〇が産まれてきてくれて、ママは嬉しかったよ。
ママとパパを選んできてくれて、ありがとう。これからもよろしくね。
大好き

ママより

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