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総理大魔神

『総理大臣になることが夢です。』

先ずは国会議員に立候補するところからですね。25歳以上の日本国籍がある人ならここは何の障害も無いハズです。

ここは平等に選挙制度なんで、沢山の人たちの支援を取り付ける必要があります。中には最早『立候補すること』が目的になってる人もいますけど、投票してくれる人はもちろん、応援・宣伝してくれる人がいないと当選まで果てしなく時間が掛かります。

なので政治方針が合う既存政党があるなら入党するのが近道かも知れませんが、基本的に野党はやめた方がいいです。

当選したら何らかの委員会に所属し、幾つもの法案を作成し、実績を積み、党内での地位を獲得し、所属議員と党員の支持を取りつけ党首になりましょう。

政党の基盤を広げ、選挙の度に少なくとも衆議院での議席数を増やしましょう。安定した政権運営に過半数は必須です。他党との連立で政権を獲れるところまで来れば『総理大臣』まであと一歩です。

『総理大臣になることが夢です。』

失敗するパターンとしては『目標の位置』の問題ですね。もちろん何か強い思いがあって総理大臣になりたいんでしょうけど、『総理大臣になることで何を成し遂げたいのか?』ってところが支持者にとっても支援者にとっても党員にとっても最も大事な部分であります。それによって話がだいぶ違ってきます。

『総理大臣になって世界の有名人になりたい。』

やめてください。頼みます。

『総理大臣になってお金持ちになりたい。』

別の仕事を紹介します。

『総理大臣になって世界で唯一の被爆国としてメッセージを出したい。』

それよりも先ずはUSAの反省を取り付けてください。

日本では『言うは易し行うは難し』の最たるものが『総理大臣になる』ってことかと思いますが、テクテク歩いて天竺へ行くくらいの本当に遠い道のりかと思います。

到達したらしたで各地の親善大使のお姉ちゃんと並んでPR用の写真を撮られるだけの仕事じゃないですから、日本の全てに張り巡らせて、世界とのバランスを取って、国民の命と財産を最優先に護らねばなりませんから、おそらく『やりたかったこと』も出来ずじまいになるんじゃないですか?

全体の半数に直接的な利益誘導をするか、行動の真意を納得させないと、国の『豊かさ』とか『安寧』には繋がらないので、支持者だけに目を向けていては難しいですし、しかもこれからアイデンティティも宗教も何もかもまるで違う『移民』も爆発的に増えますから、日本人を納得させた上で外国人をも納得させないといけないとか、いや、もうむしろなんでそんなものになりたいのかがわかんない。

そらもうよっぽどなんでしょうね?

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