レスポワール
『近年、レスポールが売れなくなった。』
想像しますに『前時代的』であるからじゃないでしょうかね?レスポールのイメージが。あとは『ご予算的な理由』もあるかも知れません。
つーか、そもそもそんなにバンバン売れてたか?ってところもありますし、何をもって『売れなくなった。』となってんのかもよくわかんないので何とも言いようがないんですけども、『ある程度は行き渡った状態』ってこともあるかも知れないですね?
世の中には『マニア』がいて、楽器としてと言うよりも『コレクション』として購入される方もいらっしゃる。当然、希少性の高い普通では入手しづらい個体をこれからも探されるでしょう。
一方で、毎年一本、新しく製造されたものを必ず購入されるって方もいらっしゃるかも知れません。
いづれにせよ購買層としては極めて特殊な『マニア』を除く、一般的な購入者が選ぶギターとして『以前のようにレスポールが選ばれなくなってきている。』という認識であるとして、一つには『レスポールを弾くギタリスト』の不在もあるかも知れないですね?
レスポールと言えば、レス・ポールご本人よりもむしろジミー・ペイジ御大のイメージがあまりにも強い。
あとはざっと思いつくところで、ピート・タウンゼント、ゲイリー・ムーア、ジョン・サイクス、ザック・ワイルド、スラッシュ、松本孝弘…といったところでしょうか?
つまりそれ以降、『レスポールを弾いている』というイメージを持ったギタリストがしばらく出てきていないってことじゃないんですかね?
つまり若いミュージシャンは『憧れのミュージシャンと同じ機材』を選ぶよりも、例えば『性能』や『新機軸』などの付加価値を判断基準に据えているということなのかも知れません。
ギブソン社からも幾つかの新製品が継続的に発売されますし、フェンダー社、世界各国のギターメーカーから新進気鋭のギターデザイナーが製造するものまで、むしろギタリストが選ぶ幅は圧倒的に広がっているんじゃないでしょうか?
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