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孔子パウエル

『論語読みの論語知らず』

教育勅語と並び、日本の道徳教育の根幹を担っておりました『論語』でございます。

その一つ一つが、紀元前は春秋時代の中国の哲学者『孔子』の言葉を、没後、400年もの歳月を費やして弟子たちが編集したものでございます。

本人に確認すれば『言った?』ってものも含まれているかもしれませんね?

戦後、中華人民共和国が建国され、毛沢東による文化大革命にあって、政治的意図によって孔子は『中国史の悪人』とされた。とても残念です。

その影響でしょうか、『論語』や『教育勅語』を、『軍国主義の思想』と忌み嫌う親中派のシニアも多いですが、GHQ統治下の6年余りの間に強制されてきた『※WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)』の影響も大いにあるでしょうね?

ホント白人はろくなことしよらんのですけど、日本人も日本人でちゃんとテメェの頭で考えろやって話ですけどね?

なのでWGIPにとっぷり肩まで浸かって学んだシニア以降の『新人類』から『Z世代』には全く目新しい画期的な教えかも知れないですね。

子曰く、吾れ十有五にして学に志ざす
(子供の頃からよく学び)
三十にして立つ
(三十で決心し)
四十にして惑わず
(四十でようやく迷いもなくなり)
五十にして天命を知る
(五十になってはじめて天命と感じ)
六十にして耳従う
(六十になってようやく素直に聞けるようになる)
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず
(そして七十になってようやく自然体で過ごせるようになった)

弟子たちが『孔子はこのように言っていました』という前ふりで始まりますストーリーは、聞きかじりなれど偉大な師に対する大いなるリスペクトを現してございます。

戦国の世にあって、織田信長は『人生50年』と言ったそんな時代から考えると日本人の寿命も大幅に伸びてますし、論語にあるように、日本のWGIPどっぷりシニアがみんな自然体で道を外れる事がなくなったか?と言われるとそうでもないなと思う今日この頃ではございますが、まぁ、そう考えると人生の終着地点は意外と遠いのか、はたまた果てなど最初から無いのか、ともかく、孔子をしてもやっとこさ迷わなくなった『四十』をいかに過ごすかが人生のキーだということがわかります。

しまった…迷子だ。

※ WGIPとは
主に、連合国側の見地に立った解釈によって、戦争の経過を振り返る新聞記事を10日間掲載し、また週1回のラジオ放送を約2か月間放送した。

目的としては、日本と連合国との戦いであった戦争の事実を、日本国民と軍国主義との戦いであったかの如くすり替える為、寡占し、日本国民の対立を呼び、日本の苦難と窮乏もすべて軍国主義の責任であって、米国には何ら責任はない。大都市への無差別爆撃も、原爆投下も軍国主義から起った災厄であると刷り込むことを目的とした。

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