ライブの話②

それでもまだバンドに未練があったので
とにかく何でもいいからバンドを組んで
弾き語りはやめようと思い
あるメンバー募集に応募しました。
が、結果的にこのバンドは消滅し、
ボーカルとのアコースティックユニットとして
活動を続けることになりました。
弾き語りとそんなに変わらない活動ではありましたが、1人では無いのでそれなりに刺激のある活動ではありました。
さらに転職で堺市での勤務となり
大阪市内に出やすくなったのもあって
気持ちとは裏腹にライブ活動は充実していきました。

あれから10年近く経って、ユニットはほぼ解散状態、さらに転職で勤務も地元になり
コロナ禍ということもあって
ライブから足が遠のきました。
たまにライブのお誘いがあっても
仕事が終わってからでは間に合わないので
ライブは日曜日にしか出来なくなりました。
現在の仕事は体力はそんなに使わないですが
精神的な疲弊が半端ないので
正直、休みの日に家から出るのが苦痛になりました。
重いギターを担いで駅まで歩き、長時間電車に乗ってライブをする。
これは集客できない自分にも責任があるのですが、お客さんがほとんどいない演者ばかりの状況で歌うことにも嫌気がさしていました。
③に続く

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