セルフライナーノーツ其の玖

そして天使は唄う

今回ボーナストラックとして収録しました、ネットラジオとは関係ない私のオリジナルです。
作ったのは24〜5年前で、色んな人と色んなバンドをやり、当時もバンドはやってましたし、その後もなんだかんだで10年くらいはバンドを続けることになります。
アマチュアと言っても、演奏力だけで言えばプロと遜色ない人もたくさんいますし、私も上手い人ともバンドやセッションをやりました。
ただ、どんなに上手い人達と演っても自分が作ったデモテープを超えない、とある時思ってしまったんです。
今にして思えば若さ故の勘違いもあっただろうし、メンバーの熱量の差もあっただろうし、色んな誤解やすれ違いもあっただろうけど、そこで独りでやろうと思い立つことになります。

その頃に作ったのがこの曲で、当時スガシカオのコピーをよくしていて、コードの使い方などかなり影響を受けています😄
そして30才くらいからこの曲を引っ提げて、ミナミのバーやあびこのライブバーで歌い始めました。そんな私の弾き語りの原点の曲です。

元々はネットラジオに提供した曲を集めたCDと自分のオリジナルをアコースティックで演ったCDの2枚組で販売するつもりでした。
ネットラジオの曲を皆さんが欲しいと思ってるのはわかっていましたが、せっかくの機会なので出来るなら他のオリジナルも聞いてもらいたいと考えていました。
実際、録音も少しずつ進めてはいたのですが、なかなか納得のいくものが出来ませんでした。
それがCDを発売するのに何年も掛かった大きな理由の一つです。

結果、ネットラジオの曲だけを単体で出すことになりましたが、ボーナストラックとして、作りかけのオリジナルCDから、一番マシなこの曲を収録することにしました🤣

この曲はユニットの方でも演っていまして、
「唄」という漢字を使うのはおかしい、などの
指摘もいただきました。
私が直接言われたわけではないので反論はしていませんが「天使」という架空を扱うからこそ
あえて「唄う」を使いました。

タイトルはクリント・イーストウッド監督作品の「真夜中のサバナ」という映画の冒頭に出てくる言葉からとりました。ちなみに映画は面白くなかったです🤣
スカパラにも同じタイトルの曲があるので、同じとこからパクったのかなぁ?と思ってます。
ちなみに私の方が先に付けたタイトルですよ😄

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